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コマリモノ

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2016年5月の記事一覧

爪の終わり、スリッパの始まり。

足の爪の自己主張が強すぎて陥入爪と診察される。ニッパーのような工具で手術したのがトラウマで今でも異常に深爪にしてしまう。小指にいたってはほぼ肉みたいな時さえある。

そんな状態で「タンスに小指」をしでかすとこの世の終わりなのでスリッパは欠かせなくなった。

そんな化膿しかけた指で履いてるから、やっぱりこの世の終わりみたいなニオイがしてるけどね。

相対的運勢。

星占いが2位だった。総人口一億二千万として、国内に自分よりも運気が上位の人が10000000人いる状態は果たして2位と喜んでて良いものか。

「蟹座のアナタは昨日よりも金運が良い」とか「双子座のアナタは恋愛運が今週は下降気味」とか、以前の自身の運勢と相対的に発表すべきである。

そんな抽象的な占いなんて誰も見ないとは思うけど。

映画を趣味に出来ない。

趣味が映画ってカッコイイ。趣味が小説とか趣味が落語だとどうにもクセ者感が拭えない。

嫌いな訳じゃないので、たまに観には行くけど、寂れた単館劇場とかエンターテイメント性の薄いB級作品とか、正直、雰囲気を楽しみに行ってる部分の方が大きい。

感情が鈍感に出来てるので、二時間ちょっとの起承転結に上手くついていけないんだと思う。

モノクロ。

カラー印刷などほとんど使わないのにインクカートリッジばかり買っている。色再現度も分かるけど、ドキュメントや宛名書き位しか印刷しない人は割に合ってなさ過ぎる気がする。

家にモノクロプリンタを置きたいというニーズって意外とあると思うんだけど、どうなんだろう。業務用みたくトナーのヤツで。

とりあえずコンビニのプリンタを、「少し離れたところにあるウチのプリンタ」と思うことにしてみる。

メガネ・フィクション。

休日メガネとか、運転メガネとか、そういう不意に見せるギャップや油断がメガネの醍醐味の一つだと思う。空間が限定されてる稀少性もあるのかな。

最近はやりの、レンズのまんまるなレトロっぽいメガネは、敢えてハズしてる感がありありで逆になんか身構えてしまう。なんていうか「フィクションじゃん」って思ってしまう。

ワンメーター。

ワンメーターでタクシーを降りるのが何か失礼な気がして、かといってたいした稼ぎも無いのに豪勢に利用するのも偉そうな気がして、なかなか乗れないのが悩み。

ワンメーター用のタクシーとか作ってくれないかな。もしくは収入に応じてグレード化して貧乏人用のタクシーとお金持ち用のタクシーを乗り分ける世界。

無人のロボットタクシーの開発を切望している。

ピンサツ。

御祝儀袋にピン札を入れる慣習に、ああああ…ってなる。

発端は知らないが、どっかの富裕層達の始めた変なこだわりに思えて仕方がない。財布の形状次第では絶対に折っちゃうもんでしょうがよ。

造幣局で作られる紙幣の枚数と、結婚式でやり取りされる紙幣の枚数を統計的に集計してみたい。

名前損。

「使い捨て」の商品のメリットは、

「使い終わって捨てられる」ところではなく、「いつでも新品を使える」ところだと思うので、

名前で損してるよねって、いつも思う。

固定客。

行きつけの美容院が、次々に若者向けor主婦層向けにマイナーチェンジを図っていて、フラットに行ける場所が減ってて困る。

あれはきっと、ターゲットに特化して固定客をつければ、収入が安定するという戦略があるんだろうな。

低価格、会話ゼロ、古いコミックの充実度、によって得られる顧客の存在も是非お伝えしたい。

セーフティライン。

美人さんが鼻をかんでいるのを見た時、なんかすごくいけないものを見ている気がして、居た堪れない気分になるので止めて欲しい。

鼻をかみながら平気で話すのも止めて欲しいし、鼻をかんだティッシュがゴミ箱から溢れているのも頂けない。

不思議なもので、鼻毛がコンニチワしてる場合、それは本当に見てはいけないものなので、自然と視界から消える仕様になってるのでそこは安心して欲しい。