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無計画な漂流者
こんばんは
遅刻癖が一向に治らないゴミ人間、すぎゆーです。
6/2にSouvenirの新しい作品、『キャスタウェイ計画』をリリースしました。
聴いてくれた人は良いね〜なんて言ってくれて、嬉しいね。良いよね。
音楽的な解説、歌詞の解説は野暮ですのでやりません。
音楽という形で表現したものが全てであって、そこからは聴いた人の解釈に任せたい。自分なりに表現して、自分なりに鑑賞する。それが芸術のあるべき形なんじゃなかろうか。
最近ロックは芸術ではないということに気付いたんですがね。
何も考えずただカッケェ!叫びたい!拳上がっちゃう!みたいな衝動を掻き立てるのがロックなのかと。バカでもできるしアホでも感じられる。すんません。
ただ、なんでこんなタイトルをつけたのか。
メンバーも聞いてこないから勝手に説明したら「そういうのnoteに書けば」と言われたのを思い出して、確かにねと。
暗いことばかり書いてないで、たまには作品のことでも早口で説明したいと思います。
タイトルをつけるきっかけとなったのは「Swing-by」という曲。
スイングバイ(日 : かすめ飛行[1]・英: swing-by)とは、天体の運動と万有引力(以下重力とする)を利用し、宇宙機の運動ベクトルを変更する技術。
宇宙探査機が星の引力を利用して、加速・減速したり進行方向を変えたりすること。
まずスイングバイって響きがいいよね。
NASAに"ボイジャー計画"というのがあって、探査機ボイジャーがこのスイングバイ航法を繰り返し用いて惑星を探査した後、現在は太陽系を脱出したそう。
ボイジャー(Voyager)は日本語で『航海者』という意味らしいんだけど、そんなかっこいいタイトルは付けられない。
航海というより『漂流』が合っているな。
それでキャスタウェイ(Castaway)にしようと決めた。
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そしてツアータイトルの"Humble Tour program"
ボイジャー計画は元々、"グランドツアー計画"という太陽系外縁部の惑星すべてを探査する計画が縮小されたものだそう。
グランドツアー(英:Grand Tour、伊:Gran Turismo〈グランツーリスモ〉)とは、17世紀初頭から19世紀初頭までイギリスの裕福な貴族の子弟が、その学業の終了時に行った大規模な国外旅行。
そんな大それたものじゃないし、反対の意味にしてやろう。
grandの対義語を調べたらhumbleという単語が出てきた。
謙虚な、粗末な、つつましい
そんな意味だろうと思っていたら
(強敵を)打ち負かす
動詞にするとこうなるらしい。
かっこいいね。決まり。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108596431/picture_pc_fb5fc05fe787aceb5e22e0084f78c306.png?width=800)
ツアーファイナルのタイトルである"Termination Shock"も、ファイナルにふさわしく「終末の衝撃」という名前をつけたが、由来は宇宙に関するものなので気になったら調べてみてください。
最後に、小学三年生のときに推奨に選ばれた図工作品をお見せしてお別れです。
"ンジウュチウ"というタイトルをつけたのに勝手に"宇宙人"に変えて出展されました。
もう少し捻ろうぜ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108637011/picture_pc_c8438a8770bd41fd8f8867242f0a6b01.png?width=800)
では。
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