見出し画像

ドラマ「ハンサムセンキョ」 武子直輝×武藤賢人インタビュー

今話題の選挙コメディドラマ「ハンサムセンキョ」。数多のハンサムたちが市長選を舞台に熾烈な戦いを繰り広げる本作で、「きらめき新党」所属の主人公・天童勇樹役の武子直輝と、「FPP(Free Politics Party)」所属のキース・篠宮を演じる武藤賢人に対談インタビューを実施!
今回が初共演となる2人は、話してみると天童とキースのように真逆な性格で……⁉︎ スーツに身を包んだハンサムな写真と共に、インタビューをお楽しみください♪

画像1

ドラマを通じて、どんな作品だと感じましたか?

武子:ハンサム男たちのコメディドラマです!

武藤:ふふふ(笑)。

武子:スーツってかっこいいですよね。僕、女性ってスーツ姿が好きなのかなって思うことがあるんですけど、このドラマはスーツの男たちが必死になってやっているから面白いんですよね。
基本的にはコメディですが、しっかりとドラマな部分もあります。小ネタみたいなのが散りばめられて毎話楽しいですよね。

武藤:“選挙”というものがすごく分かりやすく、楽しく学べるドラマになっていると思います。出馬するキャラクターがいて、それを支えるメンバーがいて。選挙のやり方とかも学べるドラマだなと感じました。

今まで持っていた“選挙”へのイメージの変化はありましたか?

武子:それこそ、選挙ってすごく硬いイメージがあるじゃないですか。どうしても選挙そのものに対して興味を持たないことには、選挙を知ること自体が難しいわけで。
でもこのドラマを観ていただくと、候補者それぞれが市民の幸せを目指して考えを訴えかけることは変わらないんですけど、みんなやり方が違うというか。例えば武藤くんが演じるキースであれば、SNSを使ってすごく現代っぽい戦略を実施していて。
一方「天晴党」の牧 瑛士(演:稲垣成弥)だとすれば、歌で党の魅力を伝えるということをしていたり。やっていることや言っていることの本質はみんな一緒ですけど、そこにプラスアルファして、若い人たちが食らいつくようなアイデアの元、発信しているんですよね。

まさしく、そのSNS戦略を講じるFPPでキース役を演じるのが武藤さん。

武藤:そうですね。選挙は自分の中でどこか親しみにくいものだったのですが、本当は身近にあるものなんだとドラマを通して感じました。自分たち若い世代がちゃんと考えて投票するってすごく大事なことだなって。

画像2

政見放送のようなイメージの「政策配信」シーンにも挑まれましたが、いかがでしたか?

武子:天童勇樹を演じている時は、政策を説明するというよりも、“自分の意見を1人でも多くの人に伝えられたらいいな”という思いでやってました。政見放送とはちょっと違いますが、めったにできないことなので、いい経験になりました。

討論会のシーンはいかがでしたか?

武藤:キースは「自分が一番正しい」と思っているというか、「自分はみんなが考えていることのもっと先を行っている」と考えているような人物だと思います。なので、“自分は違う次元にいる”というイメージで演じました。討論会で人の意見を聞いて、揚げ足取りするわけじゃないけど隙を突いていくというか。演じていてもすごく楽しかったシーンの一つです。

演じてみて、ご自身とキャラクターに近いと感じる部分はありました?

武子:僕は近いと思いますね。もうほぼ、僕です(笑)。役なので作っている部分もありますが、基本、ベースは僕、みたいな。明るい性格とかね。

画像3

武藤:僕はあんなに頭が良いわけではないので……(笑)。どちらかというと、かけ離れていることの方が多いです。ネットとかSNSに関しても詳しくない。
でも、キースの中にある“人間っぽさ”が垣間見えるシーンでは僕の要素を入れられるなというところがあったので、かけ離れているようでかけ離れてなかったりするかもしれません。近しい部分も、自分とリンクするなと思った瞬間もありました。

お二人は初共演ですが、共演してみていかがでしたか?

武子:別のシーンが多くて、撮影時にはほとんどお話してないですね。でも武藤くんってめちゃくちゃ顔ちっちゃくて、スタイルめっちゃいいですよね。

武藤:(顔をブンブン横に振る武藤さん)。

武子:「ハンサムセンキョ」のエンディングでダンスを踊っているんですけど、そのダンスの振り入れの日が武藤くんと一緒だったんですよ。

武藤:そうでしたね。

武子:鏡の前で並んで踊っていて。周りを見ると、明らかに人間離れしたレベルの頭身がそこに……うわ~ハンサム~!と思いましたね。

武藤:いやいやいや(笑)。

武子:「すんごいずんぐりむっくりいるやん」って思ったら自分か~!みたいな(笑)。武藤くんと並ぶと……危ない! 俳優生命が消えかける!って(笑)。それでいて、顔もかっこいいじゃないですか。ハンサムだなって思いました。

武藤:ありがとうございます(笑)。一緒のシーンは少なかったんですけど、討論会のシーンの撮影で1カット撮り終わった時とかに、一番席離れているのに、ちょいちょい変顔してきましたよね(笑)。

武子:あ~やってましたね?

武藤:そうやってすごく周りを見てくれるし、主演として引っ張ってくれますし。天童と武子くんって本当にすごくリンクしている部分があって。でもなんかこう……武子くんって天童よりもお茶目な人なので(笑)、一緒にいて落ち着く人だなって感じました。

武子:武藤くんもマジでキース! もう、謎な感じがまんまキースなんですよ。今回ご一緒して微妙に印象が変わったかなって思ったけど、まだ分かんない(笑)。

武藤:はははは! それは結構言われます。

武子:多分、自分について多くを語らないんじゃないんですか?

武藤:人見知りなんですよ……。

武子:なるほど!

武藤:だから仲良くなったらすごく喋るんですけど、そこまでいくのがなかなか……。次また何かで一緒になった時は、もうゴリゴリいけると思うんですけど(笑)。

武子:(笑)。

エンディングテーマ収録時の思い出は?

武子:「政権~!」って歌うところがあるんですけど、そこの声をフラつかせないように歌うのがめっちゃ大変でしたね。高いキーを頑張って伸ばすんですよ。高くなった時に声が揺れないようにまっすぐ伸ばしているんですけど、途中でキツくなる瞬間が結構あって(笑)。
でも最終的には、かなりいい感じに全員の声が合わさって素敵な歌に仕上がったので。聴いているうちにどんどんクセになると思います。僕も大好きな曲です!

武藤:確かに、「政権~!」は一番高いところですからね(笑)。逆に僕はもう「このキーは出ない」と伝えて、1オクターブ下を歌いました。キースもそんなに声を張るようなキャラクターじゃないですし、下パートを担当する人もいないということで、そこを歌わせていただきました。いろんな声が重なって綺麗でしたね。あ、ラップもありましたね!

武子:ラップ調で歌うやつね、あれ難しいんですよ。歌詞の内容がガッツリ“選挙”なんですよ。関係する用語がたくさん出てくるので、よく聴いてると面白いと思います。ここも何回も聴いてほしいですね。

武藤:面白いですよね!

武子:ね。でもメロディがいいから、聴いてるとハマるんですよね。

画像4

ドラマにちなみ、ご自身の好きなもので○○党をつくるなら?

武子:僕、好きなものって言ったら一個しかないからなぁ(笑)。「なっ党」(納豆)ですね。
僕多分、日本で一番納豆が好きなんじゃないかと思うんです(笑)。普通、他にもっと好きなものがあるでしょ?って思われたりするんですけど。とにかく納豆を食べないとおかしくなっちゃうんですよ。小さい頃から冷蔵庫を開けたら納豆があって、おやつとして食べてたんですよ。だから朝納豆食べて、昼給食食べて、学校から帰っておやつに納豆食べて、夜ご飯に納豆食べて(笑)。

武藤:なんか逆に体に悪そう(笑)。

武子:1日3パックくらい食べてて、家族も「偏った食事はするな」って言う割に納豆だけは許してくれるんですよ。健康にいいから、という謎理論で(笑)。

武藤:すごいなぁ(笑)。僕は、好きなものと言ったら野球です。プロ野球ニュースだけは毎日チェックしていて、ジャイアンツが一番好きで。だから僕は「ジャイアンツ党」を作りたい。そこなら上に行ける気がするんですよね……。

武子:(爆笑)。

武藤:ジャイアンツ好きを集めても、自分が一番知識あると思います。
今のプロ野球って解説者とAIがピッチャーの配球を予測するんですよ。「次はこのボールを投げてくる」とか。俺もテレビ観ながら1人でやっていて(笑)。みんなの予想が分かれた時も、俺は当たりましたから。

武子:すごい!

武藤:AIと解説者さんを超えるくらい、マジで野球好きなんで。

俳優さん野球好きの方多いですよね。

武子:めちゃくちゃ多いですよね。

武藤:でも、本当に好きな人に出会ったこと無いです。

武子:あ〜。

武藤:出会いたいですね。

武子:きっと、武藤くんほどの野球好きに並べる人がいないから、そういう相手に出会いたいってことですよね?

武藤:そうですね(笑)。

武子:「めちゃめちゃ好きだよ」って言ってる「めちゃめちゃ」は、武藤くんからしたらそこまででもないってことなんでしょ? きっとね。

武藤:メジャーどころの話だけじゃない、マニアックな話ができる人がよくて……!

武子:分かった! 例えば「ハンサムセンキョ」で「誰好きー?」って聞かれて、「天童」って言うのはメジャーどころ?(笑) そうじゃなくて「そこなんだ!」っていうキャラクターを挙げてほしい、みたいな? 通な回答がいいってこと?

武藤:そうかもしれないです(笑)。

画像5

武子さんの言葉から思いましたが、この「ハンサムセンキョ」は15人のキャラクターがすごく個性的だから、視聴者の皆さんにそれぞれ推しキャラができそうですね。

武子:そう思う!

武藤:確かに。

王道の“天童推し”でも? 通では無いかもしれないですが(笑)。

武子:全然、天童でいいんですよ!? 誰も否定しないですから!

武藤:ははは(笑)。

武子:でも「新光四銃士」という4つの党があるからこそ、派閥ができるんだと思うんですね。キャラクターのファンになる人もいつつ、それぞれの党が思い描く思想に共感する人が、その党のファンになったりする可能性もあると思うので楽しみです。

武藤:それは嬉しいですね。

武子:そうやって、いろんな方向から推しができていくのはワクワクしますよね。

ドラマも終盤ですがもう一度確認してみてほしい、と思うシーンは?

武子:ドラマ内で何度かご飯を食べているシーンがあるんですけど、本当に美味しいお弁当を作ってもらっていて、マジで美味しい反応をしているので。「美味しい」って本気で思っている俺の顔をよく見ていただけたら(笑)。

武藤:キースってクールですごく頭が切れる役なんですけど、たまに見せる人間らしさとか、可愛らしさに注目していただきたいです。
あと、メガネの触り方を感情によって分けているので、キースが今何を考えているのか、それを見て答え合わせしてほしいですね。

メガネの触り方は何パターンほど?

武藤:2パターンです。

武子:すくなっ!(笑) 10パターンくらい出てくるのかと(笑)。

武藤:自分の中で「100%いけるな」って思った時の触り方と、自分の中でまだ考えているときの触り方っていう……。

武子:その二択!

武藤:2パターンしかないけど! 楽しみながら観てほしいです。

武子:ははは(笑)。でも本当に面白いシーンがいっぱいあるドラマなので何度でも観てほしいですね。

武藤:ですね! 皆さんよろしくお願いします!

画像6

たけし・なおき
1993年3月28日生まれ、東京都出身。主な出演作に、舞台『刀剣乱舞』シリーズ 同田貫正国役、映画『絶狼<ZERO>-BLACK BLOOD-』 カイン役、「仮面ライダードライブ」 茂木拓郎役など多数。
むとう・けんと
1993年9月16日生まれ、佐賀県出身。主な出演作に、ミュージカル『陰陽師』~大江山編~ 源 頼光役、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 木手永四郎役、ドラマ「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」 斉藤洋文役など多数。

お二人のサイン入りチェキを4名様にプレゼント!

応募方法:
①Sparkle公式Twitterをフォロー
このツイートをリツイート

※応募締切:2021年1月3日(日)23:59まで
※当選者にはTwitter DMにてご連絡差し上げます。

ドラマ「ハンサムセンキョ」

【監督】米山和仁(劇団ホチキス)
【脚本】三田理恵子/米山和仁
【出演】武子直輝 深澤大河 横山真史/一ノ瀬 竜 奥谷知弘 八巻貴紀 窪寺 昭/稲垣成弥 谷水 力 宮澤 佑 中島拓人 本川翔太/武藤賢人 橋本汰斗 樫澤優太 ほか
【公式サイト】https://www.tvk-yokohama.com/hansamusenkyo/
【公式Twitter】@hansamusenkyo

テレビ放送

テレビ神奈川にて
2020年12月23日(水)24:00~24:15 12話(最終回)放送!
12月29日(火)21:50~24:00 全話一挙放送が決定!

配信

2020年12月23日(水)24:30~12月30日(水)24:29
GYAO!にて期間限定 全話無料配信が決定!

その他、各映像配信サービスにて配信中!

イベント開催決定!

ドラマ『ハンサムセンキョ』
新光市民 感謝祭 2021~君の一票が歌声に変わる~
【日程】2021年2月6日(土)・2月7日(日)
【会場】関内ホール
https://www.tvk-yokohama.com/hansamusenkyo/event.html

テキスト・写真:田中莉奈

©ハンサムセンキョ管理委員会

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?