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【勇翔】ドラマ「おいしい給食 season2」 SPインタビュー

BOYS AND MENのメンバー・勇翔が、ドラマ「おいしい給食 season2」で体育教師・真野浩太役に挑戦中! 今年出演した舞台『弱虫ペダル』SPARE BIKE篇~Heroes!!~ で得たものや、演技について聞いた。

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今作には「season2」からの参加です。前作「おいしい給食」の感想は?

勇翔:「給食おいしそうだな~」という気持ちが先に来ました(笑)。市原(隼人)さんのお芝居で、更に給食の魅力に気が付けましたね。大人になった今、また給食が食べたくなりました!

前作のドラマや映画『劇場版 おいしい給食 Final Battle』では、BOYS AND MENのメンバー・辻本(達規)さん&水野(勝)さんも出演されていました。

勇翔:つーじー(辻本)はつーじーのままでしたね(笑)。つーじーが演じた鷲頭先生のキャラが、本人としっかり合致していて、演じている役を観ているのか、つーじーを観ているのか……。その感覚が新鮮でしたね。

勇翔さんも辻本さんと同じ体育教師役ですね。

勇翔:合間で筋トレしたり、鷲頭先生と似たようなところもあるけど、真野浩太は〝愛されキャラ〟で憎めないバカさ加減がいいところ。感情の振り幅が大きくて忙しいです! リアクションは大きくするように意識はしていたけど、監督から「もっともっと振り切っていいよ!」と言われて、役を練り直して挑みました。

辻本さんから何か言葉はありましたか?

勇翔:「順当だな」って(笑)。僕と辻本は、よく似ていると言われるんです。性格は全然違うけど、身長も全く同じで体型も似ているし、髪形も短い時は似てるかな……?(笑)

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今の髪形が一番似ているのでは?

勇翔:そうですね(笑)。今、似てるかもしれない。だから同じ作品の次のシリーズで体育教師……となると、「オレの次に勇翔は順当だ」って言ってましたよ。ふっふっふ。

アドバイスはあった?

勇翔:「朝早く集合した方がいい」とは教えてもらいました。子どもたちもいるので、たくさんのキャストがバスに乗って、ロケ場所へ移動するんです。長時間乗ることになるし、「遅く行くと補助席に座ることになるから、朝は早めに行っておけ」と(笑)。でも、僕はつーじーとは逆にギリギリに行くようにしてました。「補助席の方が楽かも」って思っちゃったから(笑)。

でも身長が高いから窮屈では……?

勇翔:普通の席に座ると足が伸ばせないんですよ。座って寝る時も、腕組みして頭を前に倒して寝るので背もたれも要らないし……。しかもその体勢でも首は痛くならない(笑)。だから、補助席の方が逆に楽なんです!

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ちなみに、勇翔さんが楽しみだった給食は?

勇翔:緑色の揚げパンです。

緑!?

勇翔:ははは! やっぱりそこ気になりますよね。カビだって思っちゃいました? うちの村は、揚げパンが緑だったんです。東京に出て来るまで僕の中では、きな粉=緑でした。うちのメンバーと揚げパンの話になった時も、「みどりのきな粉って何!?」ってびっくりされましたね(笑)。

市原さん演じる主人公の甘利田先生にとって、学校へ行く一番の楽しみは給食を食べることでした。勇翔さんにとって学校へ行く楽しみは何でしたか?

勇翔:僕も給食ですね。あんまり勉強は得意じゃなかったので、唯一勉強から解放されるのが給食の時間だったから(笑)。思う存分、お腹いっぱいになるまで食べていましたね。

お母さんの思い出の味は?

勇翔:僕のお母さんは料理が苦手だったので、おばあちゃんの味の方が印象に残ってます(笑)。不思議だったのは、玉子焼きがお母さんとおばあちゃんで味つけが違ったこと。お母さんはだしの味で、おばあちゃんは甘い味でした。お母さんが作った玉子焼きを食べて、「えっ、おばあちゃんのと違って甘くない……」ってビックリした(笑)。大人になった今では、卵の味がしっかりするので甘くない方が好きかな。

今年は、舞台『弱虫ペダル』SPARE BIKE篇~Heroes!!~(以下、舞台『弱虫ペダル』)にも出演されて、俳優としても幅が広がったように感じます。2.5次元舞台に初挑戦されてみて考え方に変化も?

勇翔:表現の幅をどうやって広げたらいいのか、すごく苦労しました。でも福富寿一という役を頂いた時、僕と近いものを感じて「なんかしっくりくるな」と思っちゃって(笑)。お話を頂く前から原作マンガは読んでいたし、キャラクターが自分に似ていた分、役としては演じやすかったかもしれません。

では舞台への欲も高まってきた?

勇翔:そうですね。ボイメンも結成当初は、ミュージカルを中心にしていたんですが、ここ数年は映像のお芝居がほとんどだったので、生のお芝居を少し忘れかけていた部分もあって……。久々にその感覚を思い出せたので、いい機会を頂けたと思っています。この経験を通して、あらためて「目の前にいる方との会話が大事だな」と気付けました。稽古もそうですし、舞台の上にいる本番の時もそうですけど、〝目の前にいる方との空気を読み取ってどう返せるか〟が重要。今までは台本を読んで伝わってくる空気でお芝居をしてしまっていたような気がして……。

この経験があったからこそ、今作で「もっと大きな演技をして」と言われてもすぐ返すことができた?

勇翔:それもあると思います。あと、僕が今までコメディ作品に関わってきていなかったので、最初は探りながらやってしまっていたのかもしれません。「やりすぎかな?」と思うくらい大きな芝居をしても、映像として観た時にはすごくそれがなじんでいたし、それが普通なんだなと感じられて演じやすくなりましたね。

コメディは得意ですか?

勇翔:得意……かどうかは分からない(笑)。でもこれまでボイメンは、「ボイボイ無限大」や「ボイメン新喜劇」などコントをたくさんやってきたんです。だから今作で「コメディはここまでやっていいんだ」と気付けた時も、僕たちのコントの空気感を思い出して「なんかいける感じがする!」とすんなり受け入れられましたね。

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ちなみに勇翔さんは小林(豊)さんと一緒に住んでいた時期もありましたが、勇翔さんが選ぶ小林さんのイチオシ料理は?

勇翔:パスタの記憶しか無いんですよね……(笑)。ご飯ものはあんまり覚えてないくらい。よく食べていたのは、ツナと大葉が入ったしょうゆベースの和風パスタですね。

勇翔さんが作ることは?

勇翔:無かったです(笑)。僕は、洗濯と掃除のみですよ。

今作ってあげるとして、自信のある料理は?

勇翔:う~ん、ステーキ?(笑) 最近、こだわっているんですよ。スーパーでお肉を買ってきて、「この厚みでこの大きさなら、どれくらいの火の入れ加減ならちょうどいいレア加減になるのかな」って考えながら焼くのが好き。目を離すとミスしちゃうんですけどね。それなら自信ありますよ!

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最近の勇翔さんの車事情を教えてください!

勇翔:一つずつパーツを変えたりはしてるけど、まだ全部は完成しきれてないです。何か一つ変えたら違いが生まれて、どんどん変わっていくので。車は部品点数がすごく多いので、カスタムの仕方も何通りもあるから、どこで僕が妥協するか……ですよね。きっと車のカスタムに終わりがくることは無いですね(笑)。

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ゆうひ
1993年2月5日生まれ、長野県出身。東海地方を中心に活動するエンターテインメント集団・BOYS AND MENのメンバー。
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ドラマ「おいしい給食 season2」

テレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほか
放送中
【出演】市原隼人、土村 芳、佐藤大志、勇翔(BOYS AND MEN)、山﨑玲奈、いとうまい子、直江喜一、木野 花、酒井敏也
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写真・テキスト:小林 揚

© 2021「おいしい給食」製作委員会

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