Googleに対して、「なりすまし」による口コミの削除と損害賠償を請求した事例(削除認容)
ポイント 今回は、Googleの口コミ上のなりすまし投稿について、コンテンツプロバイダであるGoogleに対して削除請求(及び損害賠償)が行われた事案(大阪地判令和2年9月18日(令和元年(ワ)第5554号))をご紹介します。本件は、何者かが他人の名前でネガティブな投稿(なりすまし投稿)をしたのに関し、なりすまされた原告が被告(Google)に対してまず発信者情報開示を求めて開示命令まで得たものの、被告側から発信者情報が確認できないとして開示されなかったため、別途、投稿記