2021年アニメ話数単位10選&マンガ単行本単位10選
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アニメ編
・1作品につき上限1話
・思いつき順。順位は付けない
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『ヒーリングっど♥プリキュア』第42話 のどかの選択! 守らなきゃいけないもの
プリキュアっていうシリーズ全体のなかで、「こういう選択もある」もあることを示してみせたことは大変に意義のあることだったと思います。その役目は作品の根幹に「容赦がない/容赦できない」がある『ヒープリ』でなければ難しかった、という点も含めて。
『キラッとプリ☆チャン』第151話 イルミナージュクイーン!マスコットの奇跡ッチュ!
そもそも私はアイドルを取り扱った作品において、失敗すること(できること)というテーマにめちゃくちゃ弱いのです。『アイカツ!』76話の大空あかり入学試験回について延々語れてしますくらい(そこらへんのアイドルのダンスにおける”失敗”の意味に関しては【こちら】に収録のアイドルアニメ論を参照していただければ)好きなのです。
その失敗についてキャラクター自ら、しかも姿形が三様に変化していたキラッチュを中心に語られたらそりゃね、もうね。
『ミュークルドリーミー 』第41話 バレンタイン和菓子配っちゃお!
やあこれはかわいい子だね。
『ミュークル』はギャグで話をドライブさせながら、きちんと「その年代の少年少女が持つ心情」を描いてるのが本当に素晴らしい。
『ミュークルドリーミーみっくす!』第28話 京都でマイラブ♥
からの『ミュークル』2期からはまいらちゃんの誕生日回を。去年の「まいらマイラブ♥」もそうだったけど、この温度でこういう話ができることって、本当にすごいことだと思うのですよ。こういった作劇を物語を絶対に失いたくない。
『Sonny Boy』第4話 偉大なるモンキー・ベースボール
これについては冬コミで出る『アニメクリティークVol.12』で詳しく述べたので、そちらをよろしくおねがいします。
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』第17話 ゴブリンチョコエッグ
なにかを一つでも間違えたら大惨事になってしまう(しかもその危機に気づいていない)状況が、優しさとか親切心とか丁寧さで当然のように回避される。そんな話が私は好きなんですけど、『銭天堂』には結構そういうハッピーエンドが多い。そのなかでも一番「登場人物にとってはごく当たり前の日常を送ってるだけ」なこの17話がすっごい刺さった。
『メガトン級ムサシ』第12話 歩き出す者
今年はロボットアニメがめちゃくちゃ多くて、良い1年だったと思っています。そのなかでも『メガトン級ムサシ』がトータルで一番良かったかなと(『ジーズフレーム』の「やりたいことはわかる」って感じもかなり好きではあるのですが)。6話とかは「レベル5の(ていうか日野の)悪いところ出てんなぁ~~」って部分はありましたが、こうやって悲惨さを畳み込めるあたりは根底に「ゲーム」がある良さが出ていてすごく良いですね。
『トロピカル~ジュ!プリキュア』第29話 甦る伝説! プリキュアおめかしアップ!
この回、凄すぎたでしょ。
『スーパーカブ』第7話 夏空の色、水色の少女
質実剛健でシンプルな「スーパーカブ」という道具だからこそ、そこに人の手が加わることで拡張性を持つ。それが『スーパーカブ』の骨子だと思うんです。だからこの「カブならできる、カブだからできる」が詰まっていて、なおかつ物理的な拡張ではない、具体的には椎との関係という非実体のものをも拡張させる「カブの(あるいはバイクの)精神性」が描かれる7話が本当に好き。
『ゆるキャン△ SEASON2』第9話 冬の終わりと出発の日
りんちゃんママの単車がSR(しかもカフェレーサーカスタム!)だったので……。
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漫画編
・1作者につき上限1巻
・思いつき順。順位は付けない
・今年はタイトルだけです
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『ブランクスペース』2巻 熊倉 献
『ルックバック』 藤本タツキ
『性懲りショートステイ』 位置原光Z
『淫獄団地』2巻 搾性研究所/丈山雄為
『スイカ』1巻 森とんかつ
『さよならキャンドル』1巻 清野とおる
『チェンソーマン』11巻 藤本タツキ
『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』9巻 柴田ヨクサル
『鬱ごはん』4巻 施川ユウキ
『紙一重りんちゃん』1巻 長崎ライチ
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