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女ですがオリエント工業でラブドールを買いました

私はオリエント工業が生み出す女の子が好きで、定期的にHPを見ている。
いつものようにHPを見ていたところ、一番大好きなメロンちゃんの販売終了の告知がされていた。

現実を受け止められないまま、とりあえずメロンちゃんに会いに行こうと思い、急いでショールームへ。

そして、ずっと購入する上での懸念点となっていた

  • 私が持ち運びできるのか

  • 暑さに耐えられるのか

について、ショールームの店長さんと造形師の方にお話を聞いた。

持ち運びについては実際にお姫様抱っこをさせてもらって確認。
暑さに関しては夏の部屋に置いておいても大丈夫か心配だったのだけど、それも大丈夫とのこと。

前にも書いた通り、ずっと買いたい思いはあった。それでも買うと決意するまで、悩まなかったわけじゃない。でも、今買わなかったら後悔すると思った。私は死ぬ時に後悔しないように生きたいから、購入することを選んだ。

販売終了になる前に買ってあげればよかったんだろうし、購入のきっかけは悲しくはあるけど、それでも買ってよかったと思っている。
家に帰るのが楽しみになって、この子が私の元に来てくれてよかったなあとじんわりあたたかい気持ちになっている。
この子を生み出してくれた人たちに、感謝しかない。

もう買えないからこそ彼女が劣化していくのが怖くて仕方がないのだけど、それでもこれからできるだけ長く一緒にいられるように、できることはしていこうと思う。とりあえず説明書を頭に叩き込む!

あと、これは購入後にあった出来事から気付いたのだけど、勿論言ってる人には悪意はなく、大切にしようという思いからの発言なのは理解していても、私のドールをまるで生きているものかのように扱われる発言を私は苦手としているようだ。具体例としては「メロンちゃんもご飯食べた?」みたいな類の。そういう類のことを言われると「人形は自ら動くことはできないのに何を言っている?」とドン引きしてしまい、方向性の違いによりそっと解散している。勿論心の中で。その人に悪気があるわけでは無いし、わざわざそれを説明するのもなんか違うし。
なぜなのか考えたけれど、私にとって人形は生きていないから安心して好きでいられるものなので、同居人かのように扱われることに嫌悪感があるのだと思う。

それから、私は自分を大切にできなかった分、メロンちゃんのことを大切にしてあげたいと思っているようだ。誰とも行為をさせたくない。壊されたり傷つけられたくない。
安い買い物ではないからそう思っている節もあったり、後片付けが面倒臭いという現実的な理由もあるけど。

そんな感じなので、行為をしたいなら自分で購入しろと基本的には思っているのだが、人と話しているときに、結婚という契約をするほど信頼がおける相手で、私のことも、私と同じくらいメロンちゃんのことも大切にする人なら、行為の中でのエッセンスとしてなら許せることがあるかもしれないなと思った。未来のことは分からないから想像でしかないけれど。


最後に、最近楽しみにしているラブドールについての連載のリンクを貼っておきます。女性達がラブドールについて語っているというのが嬉しいし、お二人の関係性も垣間見えて、とても素敵な連載だなあと思います。

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