スーパームーンの錯覚
こんばんは~!
皆さん、今日は大きな天体ショーがありますね!
2021年5月26日、今日の20時09分ごろから20時28分の間、皆既月食です!!!
少なくとも私の住んでいる東北地方は晴れなので、ゆっくり見ようかな~なんて思っています
次の皆既月食は確か2033年(?)だったはずなので、今日を逃すと12年後だったりするので、時間がある方は是非見てください!!
真っ赤な月が南東の空に浮かぶかなと思います~
さて、本題で今年の皆既月食はよく「24年ぶりのスーパームーンでの皆既月食」と言われております
月食はおいといて、スーパームーンという言葉、よく聞きますが皆さんはどのようなイメージがありますか?
なんとなーく、スーパーなムーンで大きく見えるんでしょ?
なるべく雰囲気をぶち壊したくはないのですが・・・
ほんとは、スーパームーンでもそんなに月は大きくなっていません!!!
そもそも、、、、スーパームーンは月が楕円軌道を描いていることによって、地球と月の位置が近づいたり離れたりすることで、地球に最も近づいたときに月が満月で、大きく見えるという話です。
では、実際どのくらい近くなって、大きく見えるんでしょう
2019年の名古屋天文台によると
地球と月の平均距離は38.4万kmであり、一番近づいた2019年2月20日で35.7万kmとなっていたそうです。これから見える大きさを計算すると
スーパームーンのとき、月はいつもの1.08倍大きく見えているんです(思っていたより全然差がない!)
一番小さく見えるときとの比較をしたとしても1.14倍でだいたい10円玉と500円玉と同じぐらいの大きさ関係だそうです。
この違い、うーん
同時に並べてみればわからなくもないだけど、スーパームーンを見て大きいと思う理由にならなさそうです
じゃあ、なんで月の大きさが変わって見えるような感じがするの?となりそうですが、これは昇ったばかりの月や低空にある月では「月や太陽の地平拡大」といわれています。
実はこの心理現象の理由ってはっきりしていないんですよね~
結構、興味深いですよね!月の近くに建物や山などの景色が見えて、それと比較できるときとそうでないときで、大きさの感じ方が違うのではないかなんて言われていますが、ほんとにはっきりとした答えが出ていないそうですよ
まあ!今日は低空の満月かつ1.08倍大きく見えて、皆既月食ということでかなり好条件ではないのでしょうか!
普段、空を見ないという人も空を見上げてみたらいかがでしょうか
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