子どもの頃『このレールの先にはゴールがあるのだろう』と思っていた。霧の中進む列車に乗ってたが、大人になり、着いたところは「レールの途切れた場所」だった。まだ霧は晴れておらず、後戻りしようにも、さっきまで走ってきたレールは霧に隠れて見えない。『大人になる』とはこんな感じでした。

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