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SOUND OF WHISKY VOL.20 TENDREお勧めの楽曲とウイスキー

【第84夜 ロイヤルサルート21年 シグネチャーブレンド】

本日もはじまりました、サウンドオブウイスキー。
この番組は、私、TENDREがKiss FM KOBEのスタジオからお送り致します。

ということで11月まできましたか。この収録してるのが10月後半くらいですかね。東京は寒いんですよほんとに。朝新幹線で向かってきたんですけども、10℃か10℃下回るかくらいの気温で『だいぶ寒くなってきたな!秋ってあったっけかな。』っていうような、ほんと急に気温が変わってくるので、神戸着いたら、最初急な雨があったりはしたんですが、ちょっと気温差がすごいですから、皆さん体調の管理をしっかりして頂いて、夜中は聴いてる時間なんか寒いでしょうから、暖かくして、まぁそこで飲むウイスキーってのもまた美味いんじゃないかなというところで、11月頭始めていこうかなと思います。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】です。
今夜の1曲目にまいりましょう。お寄せ頂いたリクエストがいくつかありますので、さっそくその中から今日はご紹介しようかなと思います。
Kissネームぽんかんさん『太朗さんこんばんは。すっかり涼しくなって、音楽も絵画も映像もより染みるようになってしまいました。ツアーが始まってるかもしれませんが、誰とどんなシチュエーションでどんなウイスキーを楽しみたいですか。よろしければお聞かせください。』
でも寒くなってきたところで、できる範囲で例えば寒いながらテラス席とかで温かい飲み物、お酒とかも色々あるでしょうけど、ウイスキーももちろんそうですけど、ちびちび飲みながら、ちょっと思い出話をするとかいいですよね。そういうのが染みてくる季節かなというような気がしております。そんなぽんかんさんのリクエストの曲で始めたいと思います。
ウイスキーと過ごす時間にこんな1曲はいかがでしょうか。
KissネームぽんかんさんのリクエストでAnthony strong「I can’t give you anything」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲するというコーナーです。

11月に入りましたので、このコーナーのテーマも新たにウイスキーをご紹介していきたいと思います。

元町ウイスキーさんから頂いた今月のテーマは【英国王室にゆかりのあるウイスキー】です。
そうですね、イギリス僕行けてなくて、ずっと昔から行きたい行きたいと思ってたんですけど、この数年はなかなか行きづらい状況もあったんですが、今最も行きたい場所ではありますよね。ほんとロンドンもそうですけど、あっちの音楽すごく面白いので、そういったところのウイスキーがどういうものなのか探っていけるの非常に楽しみです。

ということで、本日ご紹介するウイスキーはこちら。
【ロイヤルサルート21年 シグネチャーブレンド】

いかにも、王室と関連がありそうな響きになっておりますね。

「ロイヤル(royal)」は「国王の」、「王室の」という意味ですね。
そして、「サルート(salute)」は「敬礼」や「敬意を表するあいさつ」という意味です。

まさに、今回のウイスキーの名前【ロイヤルサルート】はイギリス海軍が、王室の行事で打ち鳴らす「祝砲」が名前の由来だそうです。

スコットランド、ハイランド地方が産地の【ロイヤルサルート】。
シーバスリーガルで有名なシーバスブラザーズ社のブレンデッドウイスキーで、1843年に王室御用達をさずかることになります。

1953年、女王エリザベス2世の戴冠式を記念して発売されたウイスキーが、ロイヤルサルート21年。戴冠式というのは「王冠をさずかり王位につく」という儀式のこと。
熟成年数の21年というのは、この戴冠式での祝砲が21発だった事によるそうです。

当時は、限定商品として発売されましたが、あまりの出来映えの素晴らしさに、その後、定番商品となりました。現在は世界100ヵ国以上で販売されています。

ストラスアイラのモルト原酒を中心に、厳選された上質なオーク樽で最低でも21年間熟成されたモルトとグレーン原酒のみをブレンド。

重厚かつなめらかな口当たりと、豊かなフルーティーアロマ、甘いフローラルの香りが特徴で、まさにプレミアムスコッチの最高峰と呼ぶにふさわしいウイスキーです。

そんな【ロイヤルサルート21年】のおススメの飲み方は、ストレートもしくは、大きめの氷を使ったロックです。

今回試飲があるかなというところなんですけど、事情により今回残念ながら試飲がないんですが、ボトルが目の前にあるということで、作りもすごくゴージャスな感じがしますね。
品がある佇まいというんですか、ボトル自体はネイビーがかったところに金色の文字だったりとか金色が様々なところにあしらわれてるんですが、この距離感はなかなか貴重なあれですね。味は確かめられないんですが、ボトルからするに、すごく品のあるような雰囲気を受けましたね。

さて今回の【ロイヤルサルート21年】にどんな曲を充てがっていくかというところですが、今月がイギリスがテーマになってくるかなというところで、今回はロンドンだったりイギリスのアーティストをメインに色々選んでみようかなと。この重厚かつなめらかな口当たり、だけれども豊かなフルーティーアロマ、甘いフローラル、この2つが噛み合わさったアーティストがパッと思い付きましたので、まずはお聴き頂ければなというふうに思います。
私が選んだのはこの曲です。Samphaで「Plastic100℃」

お聴き頂きましたのはSampha「Plastic100℃」ということでSamphaの歌声がすごく好きで、このSamphaというアーティストなんですけども、今回ご紹介している英国御用達というところで、このSamphaもイギリスのアーティストで、僕やっぱ重厚かつなめらかなっていうところで、この歌声といったらSamphaなんじゃないかなとすぐパッと思い付いたんですけど、まさにそういった重厚さ、なめらかさの中にフルーティーだったり華やかさっていうものがこのSamphaの中に溢れてるような印象があったので、そこをもし皆さんがロイヤルサルート21年飲むことがあったら、そこを比較して楽しんでみるのもひとつまたウイスキーの楽しみ方かもしれないので、もしよかったらサンファのこの曲を頭の隅に置いて、ロイヤルサルートを飲む時にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

今夜もキスナーの皆さんからのメッセージご紹介していきましょう。
Kissネーム フェンダーローズ29号さん『テンダーさんこんばんは。いつも選曲とウイスキー楽しみにしています。ウイスキーに合う一曲をリクエストします。私はストリングスが好きなので、ウイスキーのお供にもこんな曲がお気に入りです。』
ありがとうございます!ストリングスってバイオリンとかチェロとかそういったものが入って、ちょっとオーケストラに近かったりとかそういったものを言いますけど、このフェンダーローズ29号さんがリクエストしてくれた曲を来週の頭に改めてご紹介させて頂きますのでぜひそちらも楽しみにしておいてください。

キスナーのみなさんの思う「ウイスキーに合う1曲」を引き続きメッセージで教えてください。リクエスト曲が採用された方、またはメッセージを読まれた方には、私TENDRE の直筆サイン入り番組ステッカーをプレゼントします。KISSFMKOBEホームページの「リクエスト&メッセージ」にあります Sound of Whisky の「プレゼント応募フォーム」からあなたのフルネーム、住所など必要事項を必ず書いて応募してください。

私TENDREの話ですと、ツアーが始まってるということで「PRISMATICS」というアルバムを9月にリリースして10月からスタートしております「PRISMATICS」Release One-Man Tour 2022。
大阪の日程も段々近づいてきましたね。11月18日大阪BIGCATにて開催しますので、ぜひそちらもお待ちしております。
それではTENDREでした。

【第85夜 ペンダーリン リッチオーク】

ということで11月12日。皆さんの身の回りの気温と言うんですかね、季節的にはもうどんな感じになってるんでしょうかね?先週も収録した時の話をしたんですけど、もう10月後半時点でだいぶ寒いというところで、11月12日なんてのはもう秋の文字から冬に変わってるんじゃないかなというところで、ちょっと皆さんの体調が心配なところもありますけど、そんな中私は今日福岡でライブですね。ツアーがありまして、「PRISMATICS」というアルバムをリリースしたツアーが、もう何本目だろ?1,2,3,4本目か!早いですね。この4本目を終えて、この放送というところで、楽しくこのツアーもやってるんですけども、折り返しですからね。あっという間に終わっちゃうってところで、そういった色んなものを噛み締めながらやるツアーでもあったり、やっぱ冬ですからね、色んなものが染みてくる季節になってきたなってところ、色んな思いを感じながら過ごしているそんな夜でございます。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】です。
今夜の1曲目にまいりましょう。先週実は番組の最後の方にご紹介したKissネーム フェンダーローズ29号さんのリクエスト曲があったというところで、改めてご紹介をします。
『ウイスキーに合う一曲をリクエストします。私はストリングスが好きなので、ウイスキーのお供にもこんな曲がお気に入りです。』ということで、ストリングスはバイオリンとかチェロとかクラシックだったりとかもちろんR&Bとか色んなシーンで入ってるんですけど、そんなフェンダーローズ29号さんの選曲またすごく素晴らしい曲なので、ぜひそちらの曲から今夜はスタートしていきたいと思います。
ウイスキーと過ごす時間にこんな曲はいかがでしょうか。
Kissネーム フェンダーローズ29号さんのリクエストで4heroで「Star Chasers」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲するというコーナーです。

11月のテーマは【英国王室にゆかりのあるウイスキー】です。

本日ご紹介するウイスキーはこちら。
【ペンダーリン リッチオーク】

さて、イギリスの王室とどういった関係があるウイスキーなんでしょうか?
さっそく詳しく見ていきましょう。

【ペンダーリン】はウェールズの「ロンザ・カノン・タフ」が産地のシングルモルトウイスキー。

約100年もの間ストップしていた「ウェールズ産ウイスキー」の復活のシンボルとなったのが、ペンダーリン蒸留所。

2004年、ペンダーリンの商品リリースを記念したセレモニーに、現イギリス国王のチャールズ4世(当時のチャールズ皇太子ですね)が同席し、ウェールズのウイスキーが復活をとげました。
確かに王室の方が出席するというのはなかなか日本ではあんまり考えられないですね。
それくらいゆかりのあるものということで素晴らしいことですね。

生産がストップしていた100年という月日は長く、プリンス・オブ・ウェールズと呼ばれる「英国の皇太子」が同席するほどの待望の瞬間でした。
もうみんなが待ちわびてたんですね。

【ペンダーリン リッチオーク】はバーボン樽で熟成したあと、ワイン樽でフィニッシュ。

香りは、シナモン、胡椒入りダークチョコレートのファッジ、そして、青りんご、マンゴー、バナナ。
味わいは豊かで、バニラ、オーク、シナモンやナッツ風味のタフィーのニュアンスが楽しめます。

そんな【ペンダーリン リッチオーク】のおススメの飲み方は、ウイスキー本来の味を楽しむためにもストレートがおススメです。

さぁ待望のこちら試飲がご用意されておりますので、準備させて頂きます。失礼します。
【香り嗅ぎ中】わっ!たしかに。なんでしょうね、最後に青りんご、マンゴー、バナナって言ったんですけど、色んなフルーツのまろやかな香りがブワッと広がりますね。わぁ~おもしろい。だけどその中に胡椒入りのダークチョコレートなのかわかんないですけど、ちゃんと締まりがあるというのか、これは香りだけですごいおもしろいですね。
【試飲中】うんうんうんうん、少し甘いニュアンスがやっぱ強いかなというところでバニラの自然な優しい甘さもそうですけども、何でしょうね。香りですごくフルーツに浸りながらも、その後の一口で甘さを感じつつ、後に抜けていくタフィーのニュアンスって先程言っていたんですけど、それがすごく飲んでいて気持ちいい。これほんとアイスクリームとかにかけても美味しそうな、そんな印象がありますね。

この香りも楽しい、そして味わいも甘さがあってステキな、何が合うんだろうなって色々考えていたんですけども、色々複合的な要素がありつつも、その中で感じるひとつの芯、このウイスキーにおいては甘さという芯がすごくあるような印象があったので色んな要素がありながらもちゃんとひとつのまとまりがあるという。そこを音楽に紐づけて選んでみた曲をさっそくご紹介しようと思います。
私が選んだのはこの曲です。Dan Kyeで「Moving」

お聴き頂きましたのはDan Kye「Moving」という曲でした。このDan Kyeというアーティスト文字面を見たら、もしかしたら皆さんどっかで見たことあるかもしれない。そんな音楽好きな方もいらっしゃるかもしれませんが、Jordan Rakeiというイギリスのアーティストなんですけど、Jordan Rakeiというシンガーがいわゆるフロアを意識したちょっとダンス系の別名義としてやっているのがこのDan Kyeというソロ名義のユニットでして、その曲をご紹介させてもらいました。Jordan Rakeiもそうなんですけど、この聴こえてくる歌声の甘さの中に色んな複合的な音楽の要素というのがすごい絡まっていて、それが複雑な感じではなくて、ちゃんとJordan Rakeiという歌声の甘さ、今回ご紹介したウイスキーの甘さっていったらそうですけど、その中に色んな要素あるんだけど、ちゃんと甘さを引き立たせるための要素としてあるというところが僕的にすごくリンクしたかなというところでご紹介させて頂きました。いかがだったでしょうか。

キスナーの皆さんからのメッセージご紹介しようと思います。
Kissネームはるさん『太朗さんこんばんは。PRISMATICSリリースツアー始まりましたね。私はBIGCAT大阪に伺う予定です。質問ですが、太朗さんがライブをされる時、何かこだわりはありますか?お聞かせ頂けると嬉しいです。』
こだわり?う~ん…なんかこれをやらないといけないとか、これが自分のライブ始まる儀式じゃないですけど、そういったものは僕はあんまりそこまでなくって、なるべく楽屋でみんなで話しているテンションのまま行くというか、自然体な状態でステージに上がるってことはなんとなく意識というんですかね、なるべく意識しすぎないってところが僕の中でのもしかしたらこだわりになるのかもしれないですね。ステージに立った時に切り替わるものもあるんですけど、そこに気負い過ぎてしまうよりは、そのままの状態で行ったところでその場の空気だったりお客さんの顔だったりを見て、そこで自分で判断して、その場でしか出来ないものをやっていくというか、まぁこだわりと言ったらちょっとおこがましいものなのかもわかんないですけど、そういった意識でいつもライブに臨んでおります。

そんなツアーがありますからね。はるさんがBIGCAT大阪伺ってくださるということで『TENDRE「PRISMATICS」Release One-Man Tour』BIGCAT 11月18日ありますので、ぜひそちらもお待ちしております。

そして、キスナーのみなさんからのメッセージまだまだお待ちしてます。
キスナーのみなさんの思う「ウイスキーに合う1曲」を引き続きメッセージで教えてください。リクエスト曲が採用された方、またはメッセージを読まれた方には、私TENDRE の直筆サイン入り番組ステッカーをプレゼントします。KISSFMKOBEホームページの「リクエスト&メッセージ」にあります Sound of Whisky の「プレゼント応募フォーム」からあなたのフルネーム、住所など必要事項を必ず書いて応募してください。
それではTENDREでした。

【第86夜 ロイヤルブラックラ 12 年】


ということで、11月19日。そう、11月18日大阪はBIGCATでライブやってきました。
『「PRISMATICS」Release One-Man Tour』ということで、1年ぶりのワンマンですかね、大阪では。これを聴いてくださってる方で大阪来てくださった方も多いのかな?と思いつつ、いかがだったでしょうか。感想なんかもまたメッセージでもらえたらすごく嬉しいかなというふうに思います。大阪それでこそ少しずつ状況も緩和されてきて、来る回数も段々増えてきてありがたいなと思うんですけど、大阪でよく行く場所とかあるんですか?と先程スタッフの皆さんと喋っていて、それこそ家具屋、古着屋とかそういうのはすごく行くんですけど、最近なかなか行けてないなというのが、レコードショップだったりとか、大阪っていったらご存知の方も多いと思うんですが、DAWAさんという方がいて、FLAKE RECORDSという場所があって、DAWAさん色んな会場でお会いするんですけど、なかなかレコードを最近見て回れないなという感じがあったので、これを機会にDAWAさんのとこだったりとかレコードを色々探したいなという気持ちが高まってきましたね。あと大阪の知り合いの飲み屋さんちょこちょこ行かせてもらったりとか大阪を十分に満喫しながら、やっております。

さて、この番組のテーマは、【ウイスキーと音楽】です。
今夜の1曲目にまいりましょう。今夜は僕が選んでみようかなというところで色々考えてみたんですけど、先程レコードを探すっていう話をしたけど、例えば移動中だったりとかって時に、サブスクで色んな音楽を探してたりするんですけど、最近聴いてめちゃくちゃいいなと思った台湾出身のアーティストで今はアメリカで活動している方なんですけど、すごく聴いていて気持ちいい歌声、気持ちいいトラック、ビート、それがこの季節にすごく合うなと、ぜひ皆さんにご紹介したいなというところでさっそく流していきたいと思います。
ウイスキーと過ごす時間にこんな1曲はいかがでしょうか。Layton Wuで「Miss You」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲するというコーナーです。

11月のテーマは、【英国王室にゆかりのあるウイスキー】です。
今回も元町ウイスキーさんに色んな情報をいただいてまいりました。

本日ご紹介するウイスキーはこちら。
【ロイヤルブラックラ 12 年】

ロイヤルブラックラ、これは実は番組初登場ですね。たしかにブラックラ…ですもんね。
あんまり聞き覚えのない名前となっております。
ちなみに今回の放送で86 回目なんですけども、まだ初登場の銘柄って出てくるんですね。まだまだ未知の世界でございます。

さて、イギリスの王室とどういった関係があるウイスキーなんでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

スコットランド・北ハイランド地方が産地の【ロイヤルブラックラ】。

ロイヤルブラックラ蒸留所は、古くからの高級リゾート地「スコットランド・ネアン」の近くにある1812年創業の蒸留所です。

創業当時は密造酒との競合を避け、もっぱらイングランドやローランド地方で売られていました。

そのためか、当時の国王「ウィリアム 4 世」のお気に入りとなり、1835年に「初の」王室 御用達をさずかった蒸留所となります。

王室御用達、これは英語では「ロイヤルワラント」といいますが、この御用達を与えられてこそ、「ロイヤル」と名乗ることができる、ということですね。

蒸留所でロイヤルとつけられるのは、ロイヤルブラックラ蒸留所を含む3つのみ。
初の王室御用達になったため、「王のためのウイスキー」とも呼ばれています。
なんかすごい!めちゃくちゃ神々しいですね。

【ロイヤルブラックラ 12 年】は、フレッシュで華やか、そしてフルーティな味わい。
リンゴや洋ナシ、スパイスが奏でる複雑でバランスがとれた味わいがあります。
シェリー樽由来の芳醇さと、ナッツが感じられる深い余韻が特徴的です。

【ロイヤルブラックラ 12 年】のおススメの飲み方は、華やかでフルーティな味わいを楽しむためにはストレート。
香りを引き出すには、ストレートに常温のお水を少量加えるのがおススメです。

残念ながら今回は試飲がないんですけれども、いいですね、このロイヤルと名付けられるありがたみというのか、そこでひとつの大きいブランドがきっとあるんでしょうけれども、この味わいというところで、フレッシュで華やか、そしてフルーティ、リンゴや洋ナシ、だけどその中にスパイスっていう絶妙な要素があるっていうところを音楽で表現っていうんですかね。この要素にすごく沿ったシンガーがイギリスになんといましたので、僕が好きなシンガー。今年フジロックにも来てたアーティストなんですけど、ぜひご紹介しようと思います。私が選んだのはこの曲です。Arlo Parksで「Softly」

お聴き頂きましたArlo Parks「Softly」という曲です。Arlo Parksというシンガーを皆さんご存知でしょうか?ビジュアルで見ると髪の短い赤髪が特徴的な女性の方なんですけども、ほんと歌声が可愛らしいながらに、この力強さをどっか感じられたりとか、まさに今回ご紹介したロイヤルブラックラの味わいにすごく近い歌声なんじゃないかなというところで選曲をさせて頂きました。なんでしょうね、このフルーティというのか華やかさはあるんですけど、その中にトラックで感じさせる、例えばそれがスパイスの複雑さだったりとか色んなものが絡み合って音楽ができる、まぁウイスキーができるってところに繋がってくるのかなと毎度紹介しながら思うので、前も言いましたけど、音楽のニュアンスを聴きながらウイスキーのニュアンスと照らし合わせてみるっていうのは、音楽好きな人のウイスキーの楽しみ方としてはまたより深みが出てくるんじゃないかなと思うので、ぜひそこも試して頂けたらいいんじゃないかなというふうに思います。

キスナーのみなさんの思う「ウイスキーに合う1曲」を引き続きメッセージで教えてください。リクエスト曲が採用された方、またはメッセージを読まれた方には、私TENDRE の直筆サイン入り番組ステッカーをプレゼントします。KISSFMKOBEホームページの「リクエスト&メッセージ」にあります Sound of Whisky の「プレゼント応募フォーム」からあなたのフルネーム、住所など必要事項を必ず書いて応募してください。

私の話になりますが、ツアーが大阪も終わって、もう最後か。21日が東京ファイナルというところで11月21日が『TENDRE「PRISMATICS」Release One-Man Tour』Zepp DiverCityという所でライブをやってきますが、大阪もこれで最後かな今年…とか思いながらも、また別の現場で色々伺ったりすることもあるので、ぜひ大阪、そして関西の皆さんと会場で会えるのを引き続き楽しみにしております。そして、なんだったら東京で会っても、それはそれでおもしろいかもしれないですし、また必ず会場で再会できる日を楽しみにしております。それではTENDREでした。

【第87夜 ロイヤルロッホナガー 12年】

11月26日、台本に書いてあるんですけど、イイフロの日ということで(笑)
たしかに、全然気付かんかった。1126だからイイフロ、なるほどね。たしかにイイフロの日『TENDREさんはお風呂へのこだわりはありますか? 急にスミマセン!』ということで、お風呂やっぱ僕は湯船、昔はすぐ上がっちゃうタイプだったんですね。長く入れないっていうのが子供の時はずっとあったんですけど、大人になって、例えば銭湯とかサウナって最近めちゃくちゃ盛り上がってますけど、そういうのを行くようになって、じわじわ長く味わうというんですか、長く浸かってじわじわ温めていくという良さを最近知れた気はするので、結構長風呂するようになってきたかなぁという気はしますね。長風呂っていっても人それぞれの長さあるでしょうけど、僕は30分くらい湯に浸かる、余裕がある時はですね。何かしら映画を見ながら風呂に浸かっていたりとか、そういうふうにちょっと長風呂をして身体をちゃんと温めるみたいなことは意識しておりますね(笑)。面白いですね、なんか別の番組みたいな感じになってきますけど。あとは絶対お風呂全部上がった後は冷たいシャワーで全体ちゃんと冷やすというんですか、なるべく汚したくないという自分の性格もあるので、そんなイイフロを常日頃心掛けているそんな夜でございます。

さて、この番組のテーマはお風呂ではなく【ウイスキーと音楽】です。
今夜の1曲目にまいりましょう。キスナーの皆さんからリクエストを頂いておりますのでご紹介しようと思います。
Kissネームいくらちゃん『ラジコのタイムフリーで聴くのをいつも楽しみにしています。ウイスキーの1曲、私はD’Angelo のこの曲です!』
というところで、おっ!たしかにこの番組でD’Angeloって流してなかったですからね。
今からご紹介する曲もそうですけど、やっぱD’Angeloってカッコいいよなぁみたいなことを、常日頃思わされてしまうというところで、僕もそれを思い出しながら聴いてみようかなと思います。
ウイスキーと過ごす時間にこんな1曲はいかがでしょうか。
KissネームいくらちゃんさんからのリクエストでD’Angeloで「Spanish Joint」

ここからは、世界のウイスキーブランドをひとつピックアップして、
そのウイスキーに合う珠玉の一曲を私TENDREが選曲するというコーナーです。

11月は、【英国王室にゆかりのあるウイスキー】というテーマでお送りしております。

本日ご紹介するウイスキーはこちら。
【ロイヤルロッホナガー 12年】

ロイヤルロッホナガーという、これまた聞いたことのない銘柄、そしてすごい名前ですね、ロッホナガー。イギリスの王室とどういった関係があるウイスキーなんでしょうか?
さっそく詳しく見ていきましょう。

スコットランド・東ハイランド地方が産地の【ロイヤルロッホナガー】。
ロッホナガーってやっぱすごい響きですね。
ちなみにこれは山の名前がロッホナガーらしいです。

1823年、「ロッホナガー蒸留所」の前身である「グレン・ファダン蒸留所」が設立されます。

しかし、設立された場所は当時、密造酒の生産が盛んであったためか、度重なる不審火により、撤退、再稼働を繰り返すことになります。

時はたち、1948年。蒸留所のとなりにあった「バルモラル城」を「ヴィクトリア女王」が購入します。
そこで、当時の蒸留所のオーナーは、大胆にも女王一家に蒸留所への招待状を送りつけるという行動にでます。

なんと、驚くべき事に翌日になると不意に女王が蒸留所を訪問。
数日後には王室御用達をさずかることになります。
まさにこんなミラクルってあるんですね!まぁやってみないとわかんないですからね。
素晴らしいことだと思います。

【ロイヤルロッホナガー 12 年】は、ややオイリーでハチミツを混ぜたべっこう飴、バターシュガー、パインの味わい、後半にはオークのスパイシーさがあらわれ、程よい長さの余韻が続きます。
熟成は主にシェリー樽が使われていて、上品な甘みとスパイシーさが堪能できるウイスキーです。

【ロイヤルロッホナガー 12 年】のおススメの飲み方は、「ストレート」。

実際にヴィクトリア女王は好んで「ロッホナガー」を飲んでいたそうで、極上のボルドーワインに「ロッホナガー」を数滴落として、垂らして飲んでいたとか。
随分おしゃれな飲み方をされるわけですね。

今回はお待ちかね、試飲がご用意してありますので、さっそく開けていきましょう。
【ボトル開け中(ポンッ)】ありがとうございます!この音が聞きたかった!
【注ぎ中(トクトクトクトク)】この音が聞きたかった(笑)。さっそく香りから…
【香り嗅ぎ中】ふんふんふん、はいはいはい。たしかにそうですね、なにか濃厚さを感じるような甘みの香りがするというんですかね、はちみつだったりべっこう飴っていうところのちょっとマイルドさがあるような、そんな香りがする気がします。頂きます。
【試飲中】おお~!いいですね、たしかに甘みはあるはあるんですけど、先程お話したはちみつだったりべっこう飴だったりバターシュガーの香ばしさみたいなところが、すごくうまく現れていて、その香ばしさがつんざくわけではなく、口の中にフワ~っといい具合に広がっていくというのか、でこの程よい長さの余韻っていうのがすごくいい説明で、その香ばしさと甘さが入り混じったそんな余韻がスーッといい具合のタイミングで消える、これ何秒とかわかんないんですけど、『わぁ~いいな~』っていうくらいのちょうどいい長さの余韻をたしかに感じられるかもしれません。
わっ!これはたしかにいいですね。ワインに数滴垂らすっていうと香り付けみたいなことになるのかなぁというところで、これちょっと試してみたいなというふうに私も思いました。
そんな【ロイヤルロッホナガー 12 年】非常に香ばしさと甘さを感じられましたが、どんな曲がいいかなというところで色々考えてきましたが、このはちみつだったりバターシュガーってとこの香ばしさってのもそうですけど、濃厚さってことだったりとか、その中にオークのスパイシーさっていうとこの、そのバランス感が特に今月色んなアーティストの中でも結構キーワードになってるかなという、甘さとスパイシーさのバランス、そしてイギリスのアーティストというところで考えたんですけど、この人のバランス感というんですかね、歌声のパワフルさもあるんだけども、その人物が織りなす空気感だったり、そこに圧倒されながらもすごく酔いしれてしまう、そんなアーティストを考えてきました。
さっそくご紹介しようと思います。
私が選んだのはこの曲です。エイミー・ワインハウスで「Tears Dry On Their Own」

お聴き頂きましたエイミー・ワインハウスということで、改めて歌声を聴くとパワフルさだったりとか、僕も今回久々に聴いてみようと思って、最近あんま聴いてなかったなと思ってたんですけど、彼女が残していったものっていうのは相当デカかったというんですかね、その歌声に酔いしれてる方の多さというんですか、その魅力っていうのが存分にこのウイスキーにもすごくリンクしていたんじゃないかなというところで、ずっと浸っていたいんだけども余韻っていうのはいつか消えてしまうものであって、そういった儚さというものもウイスキーのひとつ醍醐味ってものでもあるかもしれないし、それは音楽も然りですけど、そういったものを僕と一緒に感じて頂けたなら非常に幸いに思います。

今夜もキスナーの皆さんからのメッセージご紹介していきましょう。
Kissネーム ララさん『太朗さん、Major 2nd Album「PRISMATICS」リリースおめでとうございます。太朗さんが放った優しさ、表情、色彩豊かな音は何度聴いてもその時々に感じるものがあり、楽曲解説、曲のモチーフなどを聞くにつれ、太朗さんの才能、そこからそうくるの?と天才具合に今更ながら驚愕しております。そして曖昧な表現ですが、今までよりも更に太朗さんとの距離が縮まった感じです。』
改めてありがとうございます。9月にリリースして、そしてツアーも無事に終わりました。そのツアーが終わってからの放送というわけですけども、非常にありがたいお言葉だなぁというんですか、作品をどんどん作っていくことで自分自身を表現してるというんですかね、心模様を曲に書いていって、そこの中で僕が考えることを音楽を通して一緒に考えられたらいいかなと、そんな思いで書いてるんですね僕は。そこを汲み取ってくださるっていうのは非常にいつになってもありがたいことだなと思いますし、無事に「PRISMATICS」というものをリリースしてのツアーっていうものも終わって、自分の中ではひとつの区切りがついたわけですね。アルバムは作って終わりじゃなくて、作ってツアーとかで届けるってところで完結するものなので、これが無事に完結したからこそ次にどうやっていくかとか次に何を作っていくかとか、そういった未来に向かっていきたいなというふうに個人的には思ってますので、引き続きララさんのお言葉も噛み締めつつ、皆さんと一緒に色んなことを感じ合いながら、色んな音楽を一緒に楽しんでいければいいかなというふうに思っております。メッセージありがとうございます。
キスナーの皆さんからのメッセージまだまだお待ちしております。
キスナーの皆さんの思う「ウイスキーに合う1曲」を引き続きメッセージで教えてください。リクエスト曲が採用された方、またはメッセージを読まれた方には、私TENDRE の直筆サイン入り番組ステッカーをプレゼントします。KISSFMKOBEホームページの「リクエスト&メッセージ」にあります Sound of Whisky の「プレゼント応募フォーム」からあなたのフルネーム、住所など必要事項を必ず書いて応募してください。
それではTENDREでした。

■Kiss FM「Sound of Whisky supported by 元町WHISKY」
OA 毎週土曜 24時~24時15分

■元町WHISKY


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