寒くなってきた時に聴きたくなる曲とは?CRJA-FUKUOKA BEST HITS Vol.4
すっかり寒さが浸透してきている今日この頃ですが、私は先日山梨県の山中湖で外ロケで撮影し、次の週には沖縄で撮影など、気温差が激しすぎて体調管理をきちんとしないと倒れてしまうのではないかと冷や冷やしていました。
山中湖では夜には気温が5度くらい、前もって天気予報の情報があったので完全防備で臨んだおかげで寒さに怯むことなくロケを無事に終えました。
そんな中、今回は「寒くなってきた時に聴きたくなる曲」「寒さを感じる曲」ということでCRJA-FUKUOKAの3人から選曲してもらいましたのでそちらをご紹介したいと思います。
まずはCRJA-FUKUOKAの代表”やなたつ”さんに選曲してもらいました。
やなたつ
私が、寒さを感じる曲として紹介したいのはSaToAの「ためいき」という曲です。
SaToAは東京の3ピースガールズバンドです。
この「ためいき」という曲は"冬の風を頬に感じながら"という歌詞から始まりまして、そもそも冬でのことを歌っているんです。描写的にも街に出てココアを飲んでいるという、冬の描写がとても綺麗で素敵なんです。
ギターの音色も、歌声もすごく透明感に溢れているので、この曲を聞くと冬がきたなと感じてしまいます。
自分はよく一人旅をするんですが、
数年前に広島の尾道に行きたくなって、電車を乗り継ぎながら目的に向かって行ったんですが、その時もこの曲をよくリピートして聞いていました。
事前にプレイリストを作って好きな曲を何回も聞くような聴き方をするんですが、この曲はまさにその時、すごく聞いていたんです。
SaToAを知ったのは大学に入ってからで、スリーショット(2018)というアルバムで知りました。そこから気に入って聞いています。
「ためいき」はScrambled eggs(2019)というEPに収録されていまして、
メンバーは映像学科に行っていたようで、映像の作りもすごくいいです。懐かしい感じがありつつ、ちょっと不思議な感じです。
ライブは東京を中心に活動をしているようなので、まだ見れてないのですが、みてみたいですね。
東京発のガールズ・バンド。メンバーはSachiko(g,vo)とTomoko(b,vo)の実の姉妹に、Tomokoの同級生のAmi(ds,vo)を加えた3名で構成。バンド名はメンバーそれぞれの名前のイニシャルを取ったものに由来。2014年にライヴ・デビュー。自主制作CD『SaToA』や7インチ・シングル「Trees / 手紙」などを制作し、東京のインディ・シーンで着実にファンを獲得。2018年に自主レーベル〈kesakuuta market〉を設立し、1stミニ・アルバム『スリーショット』を発表。2019年に2ndミニ・アルバム『scrambled eggs』をリリース
続いては、”Takkun”さんの「寒さを感じる曲」をご紹介したいと思います。
Takkun
僕が選んだのはユニコーンの「すばらしい日々」です。
この曲は歌詞というよりも、メロディーと演奏が冬というか寒さを感じさせるなぁと思ったんです。
奥田民生さんの哀愁漂う声と歌い方が、この季節に聴きたくなるんです。
ギターのアルペジオとかドラムの音の感じも含めて、外で聴きたくなる曲としてあるんですが、寒くなってきたこのタイミングに丁度いい感じにハマっています。
僕は元々あまり邦楽を聞いてきていなかったのですが、去年THEE MICHELLE GUN ELEPHANTをきっかけに日本の音楽を色々調べたり、聞いたりする中、ユニコーンのまさにこの「すばらしい日々」の曲に出会ってしまったんです。
その出逢ったタイミングが丁度去年の今頃だったということもあって、この曲を聞くとこの時期を思い出すということもあり、選曲しました。
僕もプレイリストを作ったりするんですが、冬の曲のプレイリストの中にこの曲や、他にはThe SmithsとかThe Cureとかが好きで入れていて良く聞いています。
The Cure(ザ・キュアー )は、1978年に結成されたイングランドのロックバンド。初期はパンクを色濃く残すニュー・ウェイヴ・バンドであったが、メンバーの入れ替わりと共に音楽性も変遷し、2011年現在はゴシックやオルタナティヴに分類される。その活動歴は40年を越えており、音楽シーンの中でもその影響を受けたと公言するバンドは多い。
The Smiths (ザ・スミス) は82年にモリッシー(vo)とジョニー・マー(g)によって結成。84年にUKインディーの名門<ラフ・トレード>より1stアルバム『ザ・スミス』を発表する。時代を反映した“絶望感”を美しいメロディとサウンドでリスナーの胸に突き刺した。86年にはUKロック史上に輝く問題作『クイーン・イズ・デッド』をリリース。今日では1980年代イギリスの最も重要なロックバンドのひとつとして認知されている。
僕の"冬のプレイリスト"の中では唯一ユニコーンだけが邦楽ですが、
去年の今頃は学校の授業を受けるのも難しい状況でもあったので、周辺を散歩しながら音楽を聞いて過ごしていました。学校は少し高台にあるので、そこで景色を眺めながら「すばらしい日々」を聞いてたりしましたね。モッズコートにニット帽被って手袋して、プレイリストを聴き終えるくらいの長さを散歩してました。
そして最後は”もっち”さんに「寒くなってきた時に聴きたくなる曲」を選んでもらいました。
もっち
私が選んだのは、DEEPの「白いマフラー」です。
“冬”とか“寒い”というワードを聞くとバラードをすごく聴きたくなるのでこの曲を選びました。
この曲の作詞家のMasato Odakeさんが作る曲を全般的に私は好きなんです。
物語のような世界観が広がっていて、DEEPのコーラスの重なりもすごく綺麗なので、特にこの曲は今の時期にぴったりかなと思って選ばせて頂きました。
この曲を知ったのは確か、中学生の頃だったと思いますが、よく聞いていました。
最近はあまりバラードを聴いていなかったのですが、冬になるとバラードを聴きたくなりますね。
EXILEとか三代目J SOUL BROTHERSとかはバラードが多くて、有名な曲としては「花火」とか「冬物語」がありますが、その中でも私がおすすめなのは「白いマフラー」です。
移動中に電車の中で音楽を聴くことが多いですが、そのタイミングでこの曲を聴いたりしています。
寒いのは苦手なので、外はなるべく歩かず、歩いても博多駅の地下街を移動しています。天神の地下街も充実していますからショップなどもそこを利用します。
ちなみに白いマフラーは持っているので、冬はコートに白いマフラーです。
2006年12月リーダーTAKAに加え、「EXILE VOCAL BATTLE AUDTION 2006〜ASIAN DREAM〜」ファイナリストYUICHIRO、3次審査まで進んだKEISEIとRYOをメンバーに“COLOR”として本格的な活動をスタート。
『BLUE〜Tears from sky〜』『BLACK〜A night for you〜』『WHITE〜Lovers on canvas〜』の3枚のアルバムをリリース。2009年夏、グループ名を“DEEP”として、“深み”ある活動をテーマに掲げ、改たなスタートを切る。
白いマフラーはDEEPの5枚目のシングル(2011)MVには、長澤まさみと南圭介が出演している。
ということで、今回は「寒くなってきた時に聴きたくなる曲」「寒さを感じる曲」を選曲してもらいましたが、その中でも一番この季節にあっているのは何かを3人に改めて尋ねてみました。
その結果、”やなたつ”さんが紹介してくれたSaToAの「ためいき」が選出されました。
たっくん
AメロBメロのギターの刻んでいる感じに冬の冷さを感じたのとヴォーカルも透明感があってすごくいいなと思いました。
もっち
私は聴いていて、冬の朝を感じました。冬だけど重すぎず、軽すぎず、丁度良い感覚がよかったです。
寒い時に聴きたくなる曲を選んでもらって、確かにバラードは冬がハマるなということも思ったり、以前”もっち”さんのお母さんがもっちさんにオフコースを薦めたりしていたことなども思い出したので(VOL.2参照)、オフコースを久しぶりに聴きながらこの記事をまとめてみました。
みなさんの心に浮かぶ寒さを感じる曲は何でしょうか。
それではまた次回よろしくお願い致します!
CRJ(College Radio Japan)とは1987年に発足したCRJ-Tokyoをきっかけとしてできた学生団体。現在は札幌、東京、関西、福岡の4拠点で活動中。
"洋/邦、メジャーやインディーを問わず自分達の耳で選んだ良質な音楽を紹介する"をコンセプトに活動しています。
活動としては、音楽好きの現役学生たちがリアルにお薦めする音楽を毎週発表する『カレッジチャート』を軸に
・毎週日曜日LOVE FM76.1『#てぃんぴー』でのラジオ出演
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