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CRJA-FUKUOKA BEST HITS Vol.1 by SPACE SHOWER TIMES

今回からスタートした新企画 CRJA-FUKUOKAのメンバーさんの協力のもと
マンスリーで様々な曲を紹介する「CRJA-FUKUOKA BEST HITS」
この企画では九州の大学に通うCRJA-FUKUOKAのメンバーさんにテーマを投げかけ、そのテーマにそった選曲をしてもらい紹介するものです。
日々、色々な音楽を様々なメディアから情報を集め、発信している大学生の彼らからどんな曲が飛び出すのか興味深々です。

1回目となる今回は自己紹介を含めて好きなアーティストをお聞きしつつ、
「泣ける曲」というテーマで選曲してもらいました。

胸にジンと染みる歌詞、メロディー。
その時感じた思い出の曲
まずはCRJA-FUKUOKAの代表の“やなたつ”さんにお話を伺いました。

好きなジャンルは日本のインディーズシーンという“やなたつ”さん
その中でも1番のお気に入りアーティストはミツメ(mitsume)だそうです。

ミツメの音楽に出会い、そこから色々なアーティストの情報や曲と出会っていったそうです。
そしてミツメが特集されていたWebのインタビュー記事を読んでいる中、紹介されていた他のアーティストの中から特に気になったアーティストがスカート(Skirt)だったそうです。

スカートは2006年、澤部渡のソロプロジェクトとして活動を開始。サポートメンバーと共に活動を行なう傍ら、他のアーティストへの楽曲提供や、プロデュースを行ったりコラボ楽曲を発表したりと常に精力的な音楽活動を続けています。

今回のテーマ「泣ける曲」ということで選んだ曲はスカートの「遠い春」
この曲を初めて知ったタイミングが大学進学のタイミングで、地元北海道をはなれ九州に向かった時だったこともあり、故郷、友達、家族などと離れて暮らす寂しさに心に突き刺さったそうです。

環境や季節感も全く違う土地に赴いたとき、この「遠い春」を聴き切なくなるようですが、特に

♪いつかは忘てしまうのでしょう

という歌詞のところに、いずれその感情すらも風化してしまうのではないか、という切なさを感じてしまったそうです。

優しく切ない声と、心地よいリズムにこの歌詞を改めて読むと忘れていた感情が蘇って来ます。

続いてのメンバーは“美月”さん

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好きなジャンルはCITY POP。そして80’sものも大好きな美月さんが最も尊敬するアーティストは山下達郎さん!
言わずと知れた日本を体表するアーティストです。

高校生の頃から音楽活動も行ってきた美月さんは大学ではアカペラも始めたそうで、色々な音楽を聴いて、歌って、学業としては街づくりと音楽をテーマに勤しんでいるようです。
そんな彼女が選んだ「泣ける曲」はcero 「Orphans」

中学3の時、耳にした時はそこまで深くは考えずに聴いていたそうですが、
高校生になった時に古典の授業で「ひねもす」というワードが出てきた時に改めて
あの曲の頭に出てきた「ひねもす」の意味は?というところから歌詞に興味を持って曲を聞き直したそうです。
別世界の小説を見ているかのような歌詞の世界観と、ceroの音楽が様々な感情を呼び起こし美月さんの涙腺を捕らえたようです。
歌詞に出てくる

♪2人は姉弟だったのかもね

♪あぁ神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて

など、想像力を掻き立てられ切なさが込み上げてくる1曲となったそうです。

続いては今回のメンバーの中で洋楽・オルタナティブシーンが特に好きという“Takkun”さん。

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ニルヴァーナやソニック・ユースなどがフェイバリットアーティストという彼が選んだ「泣ける曲」は中島みゆき「時代」

これまた意外な選曲ではありますが、楽曲は超がつくほど有名な曲で、カバーされているアーティストも沢山いるほどの名曲です。
(薬師丸ひろ子 研ナオコ 徳永英明 夏川りみ など)

1988年に生まれた「時代」が時を経て大学生のTakkunさんにもきちんと巡り合っていくことに音楽の素晴らしさが伺えます。

2020年、コロナ禍の中どこにも行けず、遊ぶことさえ儘ならず、ずっと部屋にいたときにラジオから流れてきたこの曲を聴き「今の時代にあっている」と思って改めて聞き直したそうです。

♪そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ

この歌詞の部分に感銘を受け、好きになって何度も聴いたTakkunさん。
楽曲のもつパワーと歌詞、メロディー、全ての人が受け取り方によって意味をもつ素晴らしい楽曲をセレクトして頂きました。

最後に登場するのは“ゆうあ”さん
ザ・ルースターズやBLANKEY JET CITYなどのROCKが好きな彼が選んだ「泣ける曲」はユニコーンの「HELLO」
2009年に発売されたユニコーンのアルバム「シャンブル」のラストに収録されている「HELLO」は作詞・作曲は阿部義晴、ボーカルが奥田民生という作品

中学生のときに初めて聞いたそうで、それまではビートルズなど洋楽を中心に聴いていた中、邦楽を聞こうと思ったときユニコーン・奥田民生に出会ったようです。
そこからユニコーン・奥田民生のファンになり、ライブにも何度かいったそうです。
「HELLO」はシングル曲ではないし、見に行ったライブでの演奏は無かったそうですが、
この曲の壮大な構成、エモーショナルでロマンチックなメロディに感動してお気に入りの楽曲「泣ける曲」として選出したそうです。

今回は4人のCRJA-FUKUOKAのメンバーさんにオンラインでインタビューをして「泣ける曲」をセレクトしてもらいましたが、いかがだったでしょうか。
現役の大学生がセレクトした曲が、時代に関係なく選ばれていることにも驚きましたが、納得のいくそれぞれの1曲であったことも間違いないです。
今後も彼らの活動にも注目して行きつつ、色々な楽曲を紹介できればと思います。
CRJA-FUKUOKA 2021年7月のBEST20は以下のような楽曲です。
こちらもバラエティに飛んでいますので要チェックお願いします!

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CRJ(College Radio Japan)とは1987年に発足したCRJ-Tokyoをきっかけとしてできた学生団体。現在は札幌、東京、関西、福岡の4拠点で活動中。
"洋/邦、メジャーやインディーを問わず自分達の耳で選んだ良質な音楽を紹介する"をコンセプトに活動しています。
活動としては、音楽好きの現役学生たちがリアルにお薦めする音楽を毎週発表する『カレッジチャート』を軸に
・毎週日曜日LOVE FM76.1『#てぃんぴー』でのラジオ出演
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