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JTBとわずか5週間の準備で集客+配信を実現!スペースマーケットLounge活用のウェビナー裏側。

2021年9月8日、総務人事部門で働き方改革を推進されている方を対象に、スペースマーケットLoungeにてJTB様とウェビナーを配信。スペースマーケット他2社との初回ミーティングからわずか5週間で本番配信に挑んだ裏側についてお伺いしました。今回はJTBの安達さんに、ウェビナー企画の進め方や配信に向けて拘ったポイントなどをお話頂きました。

JTB記事デザイン (2)

JTB名古屋事業部
営業開発シニアプロデューサー
安達 雅哉

JTB入社後、津支店で法人営業を9年経験の後、2001年に名古屋に着任。観光地、地産品のプロモーションや企業や行政が主催する大型イベントやキャンペーンを取り扱う。2005年から事業開発のプロデューサーとして旅行業以外の事業モデルの開発を担当。特に組織内のコミュニケーション活性化や一体感の醸成に寄与する各種施策の企画・運営を担う。現名古屋事業部においては企業イベント及び事業開発の推進責任者を務める。

ー それでは簡単に自己紹介をお願いします!ご自身のポジションと役割について教えてください。

JTB安達さん: 私はいまJTB名古屋事業部において企業イベントと事業開発の推進責任者をしております。
弊社、ベースは旅行会社なのですが、私はそこにコミュニケーション価値をつける企画だったり、旅行業から少し離れた業務などの事業領域の拡大が役割となっています。

ー オンライン配信自体は普段も実施されているのでしょうか。

JTB安達さん: はい。オンラインイベントもかなり多いです。その中で常にお客様には特に発信と受信の環境の大切さについてお伝えしています。配信内容はもちろんですが、その前に最低でも確かな配信環境が必要でありお金をかけてでも、そこはちゃんとやるべき、という説明をさせていただいてます。また企業イベントであれば可能であれば受信環境も整えて行いたいと提案しています。例えば全国でやるなら各地域で受信される方々のために受信基地も設置して、感染症対策を十分にとった上である程度1箇所に集まった上で行う、リアルとオンラインの中間のハイブリッド開催なども提案しています。もちろんその際は、お客様には配信基地や受信基地の設置に必要な機材や運営費用をいただいて行っています。

普段から、そのような説明を顧客に対して行っている立場上、自分が担当する今回のようなオンラインイベントにおいて環境の不備によっての配信が止まってしまうというような状況はプロとしては絶対に避ける必要がありました。よってちゃんとした場所でやりたいと思い益戸さんに相談をしました。

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ー 今回はどのようなイベントだったのでしょうか。

JTB安達さん: 今回はJTB My Office NAVIが企業に対して新しいワークスペース、ホテルの客室を提供するというサービスのPRをするというのが目的でした。ただ一社で開催して商品説明しても視聴者目線になったとき面白味に欠けるので、弊社と関係性のあるACALLさんとスペースマーケットさんとご一緒させてもらったという経緯があります。

イベントの対象者としては弊社のWEBマガジンのご登録者の総務人事部門でセグメントした6万人としました。働き方改革をはじめとしたニューノーマル全般に関わり、おそらくはワークスペースなどごも検討される部署の方々ですね。今回ご一緒したACALLさんとスペースマーケットさんも対象としては同じでした。

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安達さんは数枚パネルボードを持参しこの様に活用

ー 開催日程及び時間についてはどのように検討を進められたのでしょうか?(開催日:2021年9月8日(水) 16:00~17:30)

JTB安達さん: これはもう少し検討してもよかったかなと反省しておりまして。
今回対象が総務人事の方々で、月末や月明けは労務管理や経費管理などの各種の集約や締めの業務が入るので、もうちょっと月の真ん中にすべきだったかなと思いました。もう一週あとのほうが良かったかもしれないですね。
時間帯については個々に業務が違うでしょうし、それぞれ業務がある程度終わったタイミングかなと思って設定しました。しかしこれに関しては正しかったかは判断が難しいですね。

ー イベント企画準備自体はいつ頃スタートしたのでしょうか?

JTB安達さん: 益戸さんあれいつぐらいでしたっけ?
スペースマーケット益戸: 初回ミーティングは確か・・・今調べたら7月27日(火)でした。なので結構タイトでしたね。(笑)
JTB安達さん: そうですね。そしてお盆前に内容を固めて8月下旬にWEB公開をして、9月6日に申込締め切りでしたね。
メール告知も8月の終わりでしたね。なので集客期間は2週間程度でしょうか。

ー イベント成功のポイントはどう考えられたのでしょうか?

JTB安達さん: 今回は参加者200名を目標においていたのですが、それに満たない結果でした。ただお問い合わせは事後にポロポロと頂いているている状態で、この中で3件~5件は受注したいと思っています。イベント自体の評価はまだ今後の営業状況によるかなと思ってます。(インタビュー実施時はイベント開催の約1ヶ月後)。

スペースマーケット益戸: スペースマーケットとしてはレンタルスペースをワークスペースやオフサイトミーティングで使う法人ゲストユーザーのご参加が目的でした。その中で我々のゲストは首都圏に寄っているのですが、JTBさんのお客様に認知される事で地方含めて問い合わせを頂いたので、それはよかったなと思っています。
営業部門が全国にあるJTB様とご一緒できてよかったですね。

ー 内容の企画について難しかった点や工夫した点などはありましたでしょうか?

JTB安達さん: JTBのもともとの目的としてはMy Office NAVIの紹介だったのですが、私として一番意識したのはビジネスイベントとしての面白さという視点でした。多くの会社がやるやり方での画面分割や画面投影で行うのではなく、せっかくいい会場でやるので、異なるやり方でトライしたかったです。イメージはニュース番組での対談をしてるような雰囲気を目指しました。色々なイベントの企画や制作をしていると、何か一工夫しないと気が済まないようなところもありまして(笑)

また、今回はあくまで弊社のJTB My Office NAVIのPRであったのですが、今後もしまた今回の3社で同様に行う機会があれば、参加者がリアリティのある現場の実施経験がすごく多いJTBと、スペースマーケットさんやACALLさんのような今をときめくITベンチャーでリモートの世界で伸びている会社が一緒に働き方改革の課題をテーマに行うという企画が面白いと思いました。

一つ面白い研究で「アレン曲線」というものがあって(米国マサチューセッツ工科大学(MIT)トーマス・J・アレンが提唱)、人のコミュニケーションの量は物理的距離とすごく強い関係があると。例えば同じオフィスにいても1.8m離れている人と18m離れている人とでは前者のほうが4倍コミュニケーションの量が多いというものなんですね。
で、リモート環境だと理屈的には距離の差はないのですが、やはり物理距離が近い方がリモート環境下でもコミュニケーションが多いという研究結果もでているんです。

リモートワークはもう進めていかなくてはいけない。そこにどのように対応していくべきか?みたいなことをITを得意とする2社が語り、その結果起こる組織のコミュニケーション課題などへの対応をJTBが語る。要は、両方セットで進めていかないといけない、みたいな感じですと、ビジネスイベントとしてはより面白くなるのでは?と思いました。

あと、今回のイベント内容に関しては身内の座談会みたいにならないように、マクロな客観的なデータと人事コンサリティングの経験と知見のあるファシリテーターとして永瀬さんに依頼してよかったと思います。

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ー イベントを実施してみた所感としてはいかがでしょうか?

JTB安達さん: 今回映像撮影をお願いしていたiNAクリエイティブスタジオさんのカメラワークがよかったですね。話し手のカメラの切り替えをうまく形にしてくれて、あと色々と配慮もして下さって助かりました。音声についてもちゃんとピンマイクを準備下さって非常にクリアに聞こえていたと聞いています。

あとスタジオに関しては天井高があるのが良かったですね。開放感がありますし。よくインセンティブのイベントなどを企画する時は圧迫感がないかどうか天井高を見ますが、スペースマーケットさんのスタジオも個人的には好きな会場でした。

今回ニュースっぽくやりたかったんですよ。やってみて社内の評判もよかったです。My Office NAVIを一緒に推進しているNECソリュ-ションイノベータ様としても新鮮に映ったようで、デジタルとアナログが融合した感じに見えたとコメントをもらいました。

ー オンライン開催で難しかったポイントは何かありますか?

JTB安達さん: 難しかったことはパネリストが2社とも初見だったので、誰にどこまで依頼できるかをリモート環境の中で確認するのが難しかったですね。例えば私が益戸さんに会場についていろいろわがままを言って怒られないかなとか。(笑)

スペースマーケット益戸: (笑)
そうですねー。一つ思うのは、実施したあとイベント結果を会社としてどう落とし込むか、というのは3社それぞれあったと思うので、そのすり合わせが難しかったかもしれないですね。あと次回またやる時はイベントの中でディスカッションなどを増やせると良かったかもしれないと思っています。今回いろいろと発見があったので、次回以降さらに定点的にやれるとより解像度の高い情報を視聴者の皆様にお送りできるのでは、と思いました。

編集部: なるほど。今回のイベントは初めての開催だったのでいろいろと発見があった様に思いました。またぜひスペースマーケットLoungeをご活用頂き、配信まで合わせてプロデュースさせてください!お二人とも、ありがとうございました!


いかがでしたでしょうか。スペースマーケットでは自社オフィスの共有部分をウェビナースタジオとして利用できるように、カメラ機材やオペレーターを含む配信パッケージを組みました。

配信パッケージ、「スペースマーケットオンライン 〜ライト〜 」の詳細を聞いてみたい方は≪こちら≫からどうぞ!

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