ゴールデンなウィークにひとり

毎年、GWにはほとんど予定を入れていない。
ここ数年はコロナで外出自粛もあるけれど、混む時期で値段も高い時期で、そんな時期にわざわざ出かける気が起きなかったからだ。
だけどGWが始まった途端に、「予定を入れておけばよかった」と毎年のように後悔し、終わった後には「何もしなかった」感だけが残っていた。

しかしこの春、私は免許を取得した。
実を言うと、人生2回目の普通免許獲得だったのだけど、（詳しくはまた別のnoteで…(笑)）どこかに出かけたくてソワソワしていた。
自分の計画の中ではすでに５０CCの原付をゲットしていてGWには乗り回しているはずだったのだけど、「バイク買うなら焦るな」という家族の圧に負けていまだに購入できていない。

そんなわけで私のGWはまたもや予定なしでスタートしてしまった。

家の中にいてもだらだらと動画を見てしまう。
なんだか時間がもったいない気がしているから、取り合えず出かけよう。
そして何をしたか書き出してみよう。

1日目　メガネの調整　無印に1時間滞在　コメダ満喫　
　　　　夜は宇宙兄弟コミュニティで映画のウォッチパーティー
2日目　北海道神宮に花見（歩きながら見る）　お参りしてお守りなど買う
3日目　天気が良くないので在宅。リビングのプチ模様替えと断捨離
　　　　半年ぶりぐらいにフライパン出して餃子焼く
　　　　ソロキャンプの動画を見て夢を馳せる
4日目　仕事
5日目　散歩がてらホームセンターに行く。
　　　目的のものはなし、帰路にハンバーグ食べる。
6日目　美容室。帰りに町中のドトールで読書　
　　　（東畑さんの「心はどこに消えた？」）
　　　　大型本屋で読みたい本を探すもいまいちヒットせず収穫無し
　　　　そして今、noteを書いている

書き出してみると、意外と行動している。
行動しようとしたからというのもあるけれど、意外と楽しんでいる。
しかも全て、おひとりさまで。

数年前までは姉や友人が付き合ってくれたものの、それぞれ結婚し、場所も離れてしまい今までのようにはいかなくなった。
そして自分にはパートナーもいないし、何より友人に誘い掛けることがいまいちできない。
普段、心の中でさみしいとつぶやきながら、実は自分は一人を好んでいるのか、それとも孤独に陥っているのか…
最近、東畑さんの本を読みながら、自分の心はどこにあるのかを考えている時間がある。

誰かと出かけたり、話したりするのは楽しい。
でも自分から誘い掛けることをしない。
なのにどこか寂しがっている。
それはなぜか？

考えて考えて、ふと思い浮かんだのは、自分の心が傷つくのを恐れているからかもしれない、ということ。
誰かを誘えば断られる可能性もある。
予定を中断させやしないか気を遣う。

家で動画をだらだら見たり　SNSに時間を割いたり
ひとりで閉じこもったりふけったり。
この時間は誰にも傷つけられず、平和に過ごせるからかもしれない。

昨年、管理職を後退して平社員になった。
管理職時代は色々大変で、心底疲れて体も悪くした。
たくさんたくさん、傷ついたんだなぁと最近気が付いた。
後退して1年たったのに、まだ感覚が抜けきらない。
その疲労が未だに尾を引きずっている。

『心の回復には時間が止まるフェイズがある。時間の方が動くのを待つこと』

東畑さんの本の中にあったこの言葉が、私を説得するように聞こえてくる。

気の合わない後輩にいら立つのも、そんな自分に嫌気がさすのも嫌なのに、
過去に先輩や周りから受けた圧が私を蝕み続けているのかもしれない。

でも私はここから脱却したい。抜け出したい。
それには焦らず、時間が動くのを待てばいいのかもしれない。

ただ、待っているだけもなんだかもったいない気がしてしまうから出かけてみる。

一人で過ごすことに居心地の悪さを感じることもあるけれど、
後から振り返るとそう悪いものでもないのかもしれないね👀

原付買ったら行きたいところがある。
ソロキャンもしてみたい。
自分がやりたいと思うことをしてみたい。
東京にもそろそろ行きたい。

残る明日の7日目は未定。
翌日は宇宙兄弟のコミュニティのイベント主催
その次の土日はまた未定。

残りの断捨離と、来週の遠征の準備でもしようかな✨

今まで仕事にささげてきた分の時間をゆっくり取り戻して、
自分が何をどうしたいのか、ゆっくり向き合ってあげたい。

そしてたまには、誰かと笑い合いたい😊