見出し画像

2050年宇宙エレベーター実現?

【宇宙エレベーターとは】


こんにちは。宇宙地球館オーナーのウニウニです。

 毎週月曜日はnoteの更新日ですので

今日もテーマに沿ってお話しできればと思います。

今日のテーマは

「2050年宇宙エレベーター実現?」です。

そもそも宇宙エレベーターとは何か・・・・

それは地上と宇宙をエレベーターでつなぐ、

これまでにない輸送機関のことで、

地上から天へと伸びる塔のようなものを想像していただける

わかりやすいかと思います。



宇宙エレベーターの構造

かつては突飛な夢物語として受け止められていましたが、

理論的には十分実現可能なものであり、近年の技術発展によって、

手の届く域に到達しつつあるのです。

現在の宇宙開発の主役であるロケットには墜落や爆発の危険が

伴いますが、

宇宙エレベーターにはその危険はなく、大気汚染の心配もありません。

実現すれば、

ロケットに依存していた宇宙開発は大きく飛躍します。

訓練を受けた宇宙飛行士でない私たちでも、

おそらくは高齢者や体が不自由な人も、

宇宙を訪れる機会が得られるかも知れません。

SF作家アーサー・C・クラークの『楽園の泉』を始め、

これまでさまざまな小説や映像作品に登場しているが、

現在の技術力では造ることは不可能と考えられておりましたが

日本の大企業が2050年の実現に向けて

プロジェクトを組んでいることはご存じでしょうか?

【スカイツリーを実現した大林組の

新たな取り組み】


宇宙エレベーターを実現する上でどうしても最大の障壁と

なるのが、

惑星と宇宙をつなぐ長大なケーブルをどう造るかという問題である


宇宙エレベーターを解決すべきケーブル

たとえば地球に宇宙エレベーターを造ろうした場合、

ケーブルの総延長は約10万kmにもなり、

その素材に求められる破断長(自重で切れてしまう長さ)は

約5000kmにもなるとされる。

しかし、鋼鉄の破断長は50km、

防弾チョッキなどにも用いられる強い強度をもつ

ケブラー繊維でも200kmが限界とされ、とても足らない。

それを実現する素材として期待されているのが、「カーボンナノチューブ」


と呼ばれる、炭素原子だけでできた極細の筒状の素材
である。

破断長は1万km以上とされ、質量は鉄筋の4分の1~3分の1ほどと

きわめて軽く、さらに高弾性力、高電流密度耐性、高熱伝導性といった

特徴ももち、宇宙エレベーターのみならず、さまざまな分野への応用が

期待されている。

現在ではまだ、数cmほどの長さしか造ることができず、

10万kmもの長さは夢のまた夢だが、世界中で研究が進んでいる。

こうした技術開発を背景に

大林組は2012年に「宇宙エレベーター建設構想」を発表。

カーボンナノチューブ以外にも解決すべき問題は多いものの、

それらが解決され、2025年に着工できれば、

2050年には宇宙エレベーターが実現できるとしている。

【宇宙エレベーター旅行の値段は80万?】


イーロン・マスク氏

現在、Twitter社買収で世間を騒がせているイーロン・マスク氏が

経営しているスペースX社が積極的に宇宙旅行を実現しているが

その価格は何千万単位

とても庶民には手が届きにくい価格であるが

宇宙エレベーターが実現すれば約50万~80万

相場になるといわれております。

2050年の実現に向けて生きている間に一度は

肉眼で宇宙エレベーターで美しい地球の姿を

眺めてみたいものです。


宇宙エレベーターから見たらこんな地球の姿が見れるかも



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?