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自問自答ファッション教室のその後

2023年8月に自問自答ファッション教室に参加してから約4ヶ月、新しい年の始まりということで、改めてこの間の変化について振り返ってみました。
ファッション教室で作ったコンセプトは、「強くて愛情深くて努力家な、人を楽しませるおしゃれ学びクリエイター」です🌷

詳しくはこちらの記事に書きました👇

不思議な変化

1番の変化は、ファッションとは関係ないと思っていた仕事に対する意識や感覚が、大きく変わったことでした。思わぬ副産物…と思ったのですが、副産物というよりこれが主産物なのかもしれない。

自分のままで働く方法がわからない

長い間ずっと、仕事や社会的なものごとに強いコンプレックスがあり…。
プライベートの世界と公の世界の間には自分にとって大きな溝があって、仕事は公の世界に属するものでした。
公の世界は自分の世界とは全く感じられなくて、常にアウェーな感覚があり、そこでは失敗しないように、ボロが出ないように頑張らないといけない。そのままの自分ではいられない世界、という位置付けでした。

仕事で自分なりに頑張っても、自信がつかない。
つねに今日も首の皮一枚繋がった、みたいな、セーフ、みたいな気持ち。綱渡りしているような緊張状態が積み重なって疲れきってしまい、向いてないんだ、もうやめようか、と何度も考えたけれども、結局やめられなかった。
他にやりたい仕事があるのかと考えても特に無く、というかなにをやっても同じように苦しくなりそう、そう考えるとあくまで私の場合は、仕事の環境自体が問題なのではなくて、自分の考え方や感じ方が原因なんだろうなと思いました。かといってそう感じてしまう自動回路みたいなものがあるので、わかったところでなかなか変えられず…。

こういう感覚、もし自分が男性に生まれていたら違っていたのかなとたまに想像もしました。わからないけれど、アウェーには感じなかったかもしれない。男性だったら、日頃の職場でのふるまいもちょっと違っていたかも。でも違わないところもある。それが自分の本質なのかな、とか。
仕事で生き生き活躍している女性がたくさんいるのはわかっているのに、どうしても仕事=男性社会というイメージがあって、その男性社会に対する怯えみたいなものがあったのかも。
男性と同じにはなれないし、なりたいわけでもない、しっかり働けて仕事が好きでいる女性はすごい、きっと自分には欠けているものがあって根本的に働くことに向いてない。ここ数年間ずっとそんなふうに感じていたと思います。

それぞれの性別の人をひとくくりにはできないし、どちらでもない人も、両方を行き来する人も、いろんな人がいるのに、こんなふうに男女で分けて考えるのはナンセンスだとも思うのですが……自分の性自認が女性なので、働きづらさの原因をジェンダーに求めたりもした、ということでした。
でも結局タイトルにしたように、「自分のままで働く方法がわからない」ということ、これに尽きるのだと思います。

仕事とファッション👗

職場は服装の規定がすごく厳しいわけではなく、でも休日にするようなすごく好きな格好は、なんとなく相応しくないかもと思ってできず…。まあ妥協ラインかな、と思う服を着るので、毎日ふんわりと心が窮屈でした。

そんな中で自問自答ファッション教室に参加して、コンセプトの職業を決めるとき、あきやさんが「クリエイター」はどうでしょうと言ってくださいました。
実際の職業とかけ離れているけどいいのかな、と聞いたときに、仕事中に「私はおしゃれ学びクリエイターだから」、と思うと、そっちが本質だから、と思うとどうでしょう、みたいな問いかけをしてもらったんです。すごくそれがしっくりくるというか、かなり元気が湧いてきました。そっちが本質なんだ。その本質を持ったまま、職場にいることができるんだ、という発見でした。

教室に参加して以来、コンセプトを胸に、ちょっと勇気を出して、職場にも好きな服やアイテムをなるべく身につけて行くようになりました。
必要な範囲内で、TPOに相応しいかどうかの気は使うけれど、一方で自分の「好き」を諦めないで必ず持ち続けたいと思いました。アクセサリー1つでも、「好き」を身につけられるだけで、息のしやすさが全然違ったからです。

感覚が変わってきた

気づいたら職場や仕事に対するイメージが変わりつつあります。仕事をしている自分を肯定できるようになってきたというか、埋めようがないと思っていた仕事の世界とプライベートの世界の溝が、ほんの少しずつ埋まってきました。
どこかのタイミングではっきり変わった、というのではなく、そういえば、振り返ってみたら、たしかにじわじわとなにかが変わってきている…という感じです。
少しずつ職場でも自分のままでいられるようになってきたし、それは好きなものをどこにいても大切にしたいと思えるようになったからなのかな、と感じます。

職場でも「好き」を身につけること、書いてみると単純なのですが、一度自分について深く掘り下げたからこその効果だなぁというのも思いました。
教室やその後、ファッションを通じて自問自答していく中で、みんなそれぞれにその人ならではの世界観があること、自分にもなにかしらの世界観があったことを知り、そして他の人からどんな風に見えたとしても、自分だけはその世界観を大切にしてあげたい、と思えるようになったからです。自分の向きたい方向に心がやっとついてきたという感じ。

それにつれ、仕事では限界まで頑張ることをしないで、その前に休みを取るようになりました。これは体調を崩した経験も大きかったのですが、必要な休みは取って大丈夫、その方がいいと少しずつ感覚的にわかってきた気がします。
体力も精神力も、何にどう疲れるかも人によって違うのだから、自分のペースをつかんで健康を管理することも自分の責任のうちだし、それは自分にしかわからないんだな、と。

苦しくてなんぼ?

教室で、「仕事が苦しいけれども、仕事は苦しくてなんぼだと思ってるふしがある」というようなことを話したら、あきやさんに「それメモしておきましょう。noteに書きましょう」と言われたのを覚えています。
考えてみると、仕事に限らず、自分は苦労しないといけない、ある程度苦しい経験でも積んで、努力しないといけない、と思っていたみたいです。
いまもその価値観はそんなに変わっていないのですが、自分が好きでそういう環境を選んでいる、と考えるようになりました。だから「努力家」もコンセプトのキーワードに入れたんだろうな、と。
「そうでないといけない」から、「自分がそうありたいと思っている」と考えられるようになったら、自由な中で今の環境を進んで選んでいる、選んだのは私だ、という感じがして、元気が出てきました。やらされているわけではなくて、自分がやりたいことだから、それなら頑張ろう、みたいな気持ちが根付きつつあるのかな。

my favorite things🌷

仕事以外の時間の、自分のさまざまなやりたいこと、たとえば映画を見て、小説を読み、絵を描く、友達と美味しいものを食べ、たくさんおしゃべりをする、こういうことも全部、広い意味で自分のコンセプトの活動の糧になる、と思って前よりも大切に楽しむようになりました。
もともと大好きだったものごとが、自分にとって特に大切なもの、と認識できるようになった気がします。

わやわやの日々でも

9月からアウトプットは滞りがちで、今週を乗り越えることだけを考えて仕事をし、昨日と今日、先週と今週、先月と今月の境目がよくわからなくなり、家は散らかり、いつの間にか寒いけど、冬服どうしたら???となりながらも、こうやって振り返ってみると、コンセプトにとても支えられた数ヶ月間だったのだと思います。
ファッションとコンセプトの力って、本当に大きいんだなぁ…改めて感動しました。

2024年はコンセプトの活動をもっとやっていきたいなと思います🎉
課題は「学びクリエイター」の、とくに「学び」の部分なんですよね……いますぐにはできなくて、たぶん種まきが必要な感じがする。最近アウトプットの環境を自分なりにいくつか整えたので、コンセプト活動の種まきとしてアウトプットをしていきたいです。好きな色の三年日記を手に入れることができたので、まずはそこから🙌

みなさま、2024年もどうぞよろしくお願いいたします🎂

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