スペースクリエーター

妹がきっかけで始めたリフォーム作業。 これが意外とハマってしまった。 備忘録を兼て、自分の身体を使って、好きな空間を作るDIY、リフォーム、空き家再生の面白さを書いていきます。

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妹がきっかけで始めたリフォーム作業。 これが意外とハマってしまった。 備忘録を兼て、自分の身体を使って、好きな空間を作るDIY、リフォーム、空き家再生の面白さを書いていきます。

最近の記事

空き家と会話する:4軒目の家との会話⑦

さて、今回のリフォームの家で、妹が一番ありえない!と思ったのが、この洗面台。 「なんで、これだけこだわった家なのに、この洗面台だけ、こうなの?! 見てるのも嫌!」と、私が二人の夕飯の買い物に行っている隙に、一人であっという間に外したのが、この洗面台。 「ヒャ~、これから毎日、鏡なしの生活~~~!!!」と叫んだのは、私ですが、外したものは元に戻すことはできない。 ということで、この洗面台は、こんな風に、作り変えようかと構想中。 この洗面台のしつらえは、ベッセル式と呼ばれる

    • 空き家と会話する:4軒目の家との会話⑥

      さて、この10月、11月は、妹のスケジュールもあって、最後の仕上げのプランニングのための時間となりました。 ということで、こちらが、現在、構想中の部屋の最終形のイメージ。 この部屋は、今回の家の中で、最もジメッとして、光の当たらなかった部屋。その部屋に、光と空気を入れましょう…というのがテーマ。 また、家の躯体全体のことも考えて、中央部が、若干下がってしまっている鴨居の補強として、引き戸を外して、その中央辺りに、補強用柱を入れることにしました。(もちろん、大工さんとも相談

      • 【空き家と会話する:4軒目の家との会話⑤:書院障子の裏にあった戸棚の撤去】

        明るくて気持ちのいい部屋を。 これが妹と私の共通項。 ということで、今回、妹が2つの戸棚解体にトライ! 1つ目は、1階の元押し入れだった戸棚の中板を外す。 これは、難なくクリア。 ということで、本チャンの2階の書院障子の裏に作られていた戸棚の解体へ。 書院障子とは、床の間と縁側との間に設けてある障子のことで、古民家の象徴的な内装の1つで、空間の遊びの1つ。 ところが、その縁側の部分に戸棚が設置されてしまっていたため、この障子に光が入らず、とてももったいないことに。

        • 空き家と会話する:4軒目の家との会話④

          さて、9月の作業で最も大きな結果を出したのが、妹が担当した2階の天井と柱周りへの蜜ろうワックス塗り。 蜜ろうワックスとは、「ミツバチの巣を溶かし、不純物を取り除いた蝋成分=「蜜ロウ」と、植物油を混ぜてつくられた天然のワックス」のことです。 岡山のリフォーム屋さんに、妹が教えてもらった天然素材のワックスで、人にも動物にも優しい。 もちろん、木に優しい😊 で、今回の空き家は、以前、2階にかなりの雨漏りがあり(もちろん、前の持ち主の方が全て修繕して、今は雨漏りはないのですが)、

          空き家と会話する:4軒目の家との会話③

          今年最後の残暑の中、行ってきました空き家再生。 前回から約2か月半ぶりの現地。 今回の作業内容は、 ① 1階戸棚の中棚の解体、 ② 前回塗ったパテをサンダーで平らにすること、 ③ 2階和室の戸棚の解体、 ④ 2階の天井、柱など、木材への蜜ろうワックスを塗る、 ⑤ 前回、塗り切れなかったキッチンの廊下の壁へのシーラー塗り、 ⑥ トイレ前室の壁への漆喰の下塗りなど。 今回、このような作業内容になったのは、大工さんにお願いしている木工作業が、まだ残っていて、漆喰を塗ってしまうと

          空き家と会話する:4軒目の家との会話③

          空き家と会話する:4軒目の家との会話②

          さて、出だしは順調に(?)始まった4軒目のリフォーム作業。 そして、今回の話のメインテーマは、壁の解体。 まず、奥の洋間と和室が暗いということで、光を遮っている2か所の壁を取り壊すことは、妹も私もアグリー。 ただ、ここで議論になったのは、誰が、その解体をするのか。 妹としては、自分たちでやりたかったのだが、今回の家は、今までの空き家と違い、下手なことをするとダウングレードになりかねない。 しかも、解体に関しては、私たちは未経験者。 しかも、実際に見たこともない。 私が、

          空き家と会話する:4軒目の家との会話②

          空き家と会話する:4軒目の家との会話①

          8月はお休み月間となったものの、実は、4軒目のプロジェクトが6月から始まっている。 今回の家は、今まで妹が購入してきた空き家とは違って、グレードが数段上のもの。 正直、リフォームしなくても、普通に住める。 ところが、妹と出会ったお陰で、この家の表情、つまり、間取りが大きく変わるとは、誰も思わなかったと思う。 とは言うものの、当初、妹も、この家に対しては、全然、前向きじゃなかった。というよりは、後ろ向き。 なぜなら、初めて見に行った時、妹はその家に足を踏み入れるなり、気持

          空き家と会話する:4軒目の家との会話①

          空き家と会話する:3軒目の家との会話⑤

          さて、8月は、私が高熱を出して、約2週間、ほとんど動けなかったこともあり、身体を休める月間になったわけですが、その間、思い出されるのは3軒目の「あそこをこうやっておけばよかった」話。 こう書くと言い訳に聞こえてしまうかもしれないけれど、3軒目、なぜだか、妹の「パッとやって、パッと貸す!」モードがトップギアに! 結果、下作業で必要なパテで、壁の凹凸を無くす作業を飛ばした…💦 (まぁ、これをやると、工程にして、2日ぐらいはプラスになる) う~ん、確かに遠目から見れば、その凸

          空き家と会話する:3軒目の家との会話⑤

          空き家と会話する:3軒目の家との会話④

          8月は、妹と相談して、リフォームお休みの月にしてよかった~と、今更ながら思うのは、気が抜けたのか、8月に入った瞬間、高熱を出して、ダウン。 まだ完全復活ならず… でも、9月からのリフォーム再会を目指して、ただ今、療養中(?) いや、でも、今年のこの暑さの中でリフォームやってたら、マジ、倒れていたのでは?と思う、この暑さです。 で、8月は、プランニング月間。 振り返りも大切と、3軒目のリフォームを思い出しながら、書いているのだけれど、そうこうしている間に、ちょっと時間がかか

          空き家と会話する:3軒目の家との会話④

          空き家と会話する:3軒目の家との会話③

          さて、壁紙は決まったが、前回、最後に書いたように、これらの壁紙をどこに、どれくらいのボリュームで貼っていくかが課題。 黄色のエレファントは、キッチン周り。 このイメージは直ぐに決まったものの、これを全面に貼る?! う~ん、なんだか、それは重すぎる。 あと、シンクは、今のままでいい? シンクに2軒目の時のように、REATECでアクセントをつける??? これも、なんだか、妙にごちゃ感が出てよろしくない。 う~ん、やっぱり、この黄色いエレファントくんは、私がキッチンエリアと思

          空き家と会話する:3軒目の家との会話③

          空き家と会話する:3軒目の家との会話②

          今年の夏は、暑いですね~。 私が玉のような汗を流しているという事は、熱がりの人にとっては、耐えがたい暑さになっているのでは?と思いつつ、そんな暑さの中、3軒目の家のことを振り返ると… 実は、この3軒目の家。 私からすると、とっても頑なな家という感じ。 かなりの引っ越し魔の私。 いろんな部屋を見せてもらっているけれど、大抵、この部屋だったら、こんな風にしたらいいんじゃないかなとか、カーテンは、こんな色、ここは、こんな風にしたら、場が生きる…とか見えてくる。 なのに、この家

          空き家と会話する:3軒目の家との会話②

          空き家と会話する:3軒目の家との会話①

          暫く、アップできなかったのは、本業(?)のイベントが忙しかったのと、妹の空き家再生プロジェクト4軒目がスタートして、その初動合宿に入っていたから。 と言いつつ、この4軒目は、3軒目の出会いがなければ始まらなかったもの。 ということで、3軒目のプロジェクトに関するストーリーを書かずに、次の4軒目の話をする訳にはいかない。 で、この3軒目。これは、以前、ちらっと書いた、漆喰でグラフィック模様にトライしてみた家。 まぁ、この家に出会うまでの、妹と私の空き家探しは、言葉に尽くせ

          空き家と会話する:3軒目の家との会話①

          空き家と会話する:2軒目の家との会話:エピローグ

          さて、全6話。 これで、めでたく…と閉めたいところですが、大成功だらけのリフォームに見える今回のリフォーム、ホントのところ、いろいろ反省点があったりするのです💦 まずは、砂壁の上に塗った漆喰。 1軒目の家では、全ての砂壁をはがしてから漆喰を塗ったので、問題なかったものの、妹がこの時の砂壁剥がしで、ゲッソリ… なので、今回は、いろいろな人に聞いて、砂壁でもしっかりシーラーを塗れば大丈夫とリサーチして、砂壁をはがさずにシーラー&漆喰を塗ったところ… なんと、漆喰にアクが出て

          空き家と会話する:2軒目の家との会話:エピローグ

          空き家と会話する:2軒目の家との会話⑥

          さて、私が「これで、終了!」って思ったところで、妹から「はぁ~~~???」の一言…💦 何かというと、玄関前の通路。 「ねぇ、ねぇ、家を借りようと思った人が来たときに、玄関前がキレイじゃなかったら、どんなにいい内装をしても、テンション、ダダ下がりだよね!?」 「もう、いいんじゃないの…」と思っていた私的には「え~っ」って感じだったけど、妹の勢いは収まらない💦 特に、奥の家の廃墟に化そうとしている見栄えが、妹的には許せない。 とは言え、ここに一目で目隠しとわかる壁を作るの

          空き家と会話する:2軒目の家との会話⑥

          空き家と会話する:2軒目の家との会話⑤

          さて、この前の続き。 後は、細かいけれど、トイレ。 昭和初期に建てられた家だったので、まずは、トイレを汲み取り式から、水洗へ。 インフラを触る工事だったため、妹的には出費は大きかったけれど、妹の空き家再生は、10年過ぎても、快適に住める家作り。 なので、トイレも今後のことを考えて、水洗へ。 ただし、昔のトイレ部屋のサイズでは、今の水洗トイレは大きくて入らないので、ここも、ちょっぴり大規模修繕。 そして、私の活躍の場は、そのトイレの壁をどうするか。 で、感じたのが、この

          空き家と会話する:2軒目の家との会話⑤

          空き家と会話する:2軒目の家との会話④

          現場続きで、なかなかアップできなかったのだけれど… ようやく、隙間時間を見つけてアップ! この前の続きで~す😊 **************************** そして、2軒目の中で、一番、大変身をしたのが、キッチン。 最初に、この部屋に入った時、正直、陰気な部屋だった。 窓から見えるお隣の家の庭が、こんなにきれいなのに、なぜ、この部屋、こんな風に暗いのかな…😿 それをどうにかしてあげたかった。 森沢さんから送ってもらったカタログを1ページずつ、丁寧に見ていく。

          空き家と会話する:2軒目の家との会話④