スペースクリエーター

妹がきっかけで始めたリフォーム作業。 これが意外とハマってしまった。 備忘録を兼て、自…

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妹がきっかけで始めたリフォーム作業。 これが意外とハマってしまった。 備忘録を兼て、自分の身体を使って、好きな空間を作るDIY、リフォーム、空き家再生の面白さを書いていきます。

最近の記事

空き家と会話する:2軒目の家との会話:エピローグ

さて、全6話。 これで、めでたく…と閉めたいところですが、大成功だらけのリフォームに見える今回のリフォーム、ホントのところ、いろいろ反省点があったりするのです💦 まずは、砂壁の上に塗った漆喰。 1軒目の家では、全ての砂壁をはがしてから漆喰を塗ったので、問題なかったものの、妹がこの時の砂壁剥がしで、ゲッソリ… なので、今回は、いろいろな人に聞いて、砂壁でもしっかりシーラーを塗れば大丈夫とリサーチして、砂壁をはがさずにシーラー&漆喰を塗ったところ… なんと、漆喰にアクが出て

    • 空き家と会話する:2軒目の家との会話⑥

      さて、私が「これで、終了!」って思ったところで、妹から「はぁ~~~???」の一言…💦 何かというと、玄関前の通路。 「ねぇ、ねぇ、家を借りようと思った人が来たときに、玄関前がキレイじゃなかったら、どんなにいい内装をしても、テンション、ダダ下がりだよね!?」 「もう、いいんじゃないの…」と思っていた私的には「え~っ」って感じだったけど、妹の勢いは収まらない💦 特に、奥の家の廃墟に化そうとしている見栄えが、妹的には許せない。 とは言え、ここに一目で目隠しとわかる壁を作るの

      • 空き家と会話する:2軒目の家との会話⑤

        さて、この前の続き。 後は、細かいけれど、トイレ。 昭和初期に建てられた家だったので、まずは、トイレを汲み取り式から、水洗へ。 インフラを触る工事だったため、妹的には出費は大きかったけれど、妹の空き家再生は、10年過ぎても、快適に住める家作り。 なので、トイレも今後のことを考えて、水洗へ。 ただし、昔のトイレ部屋のサイズでは、今の水洗トイレは大きくて入らないので、ここも、ちょっぴり大規模修繕。 そして、私の活躍の場は、そのトイレの壁をどうするか。 で、感じたのが、この

        • 空き家と会話する:2軒目の家との会話④

          現場続きで、なかなかアップできなかったのだけれど… ようやく、隙間時間を見つけてアップ! この前の続きで~す😊 **************************** そして、2軒目の中で、一番、大変身をしたのが、キッチン。 最初に、この部屋に入った時、正直、陰気な部屋だった。 窓から見えるお隣の家の庭が、こんなにきれいなのに、なぜ、この部屋、こんな風に暗いのかな…😿 それをどうにかしてあげたかった。 森沢さんから送ってもらったカタログを1ページずつ、丁寧に見ていく。

        空き家と会話する:2軒目の家との会話:エピローグ

          空き家と会話する:2軒目の家との会話③

          空き家リフォーム話をする前に、いや~、先週のイベント現場が、地獄の強化合宿かと思うような現場。 お陰で、今日まで、この話がアップできませんでした~😿 で、話を空き家再生の話に戻すと、メインの和室の次に、イメージがスッと決まったは、一番、ボロボロだった部屋。 なぜか、この部屋は、最初からブルー&グリーンを基調にした部屋にしたいと感じていたものの、普通の和室だと、なんだか、洒落ッ気がなくなるな、何かないかなと探していた時に、目に入ったのが、この壁紙。 特に、元押し入れだった

          空き家と会話する:2軒目の家との会話③

          空き家と会話する:2軒目の家との会話②

          前回の続き。 最初に、イメージが決まったのは、道路に面した、この家の顔となるメインの和室。 これは、森沢さんが提案してくれたイメージ写真の色合いがハマった。 うん、この部屋は、温かみのあるピンクブラウン。 そして、華やかな表情に。 とはいえ、華やかと言っても、安土桃山時代の渋みを加えた部屋にしたくなった。 そのイメージに合わせて、漆喰の色はピンクベージュ。 そこまではよかったが、ここで、行き詰った。 部屋のポイントとなる、いぶし銀のようなテイストを加える素材が見つからな

          空き家と会話する:2軒目の家との会話②

          空き家と会話する:2軒目の家との会話①

          ホント、私にとって、家と会話する時間は、とっても楽しい。 妹が購入した2軒目は、初めて足を運んだ日に、「店舗がいい」って直観した。 とは言うものの、これらの写真を見てもらえばわかるように、特に奥の和室は、壁から雨風が入り込んでしまっていて、壁も畳もボロボロだった…。 ヒャ~って感じ。 でも、妹も私も、なぜか、「やめておこうか…」って感じならず、「何とかなるんじゃないの?」って感じだった。 あと、正直、私自身は、妹がこの家を購入した時点では、若干、他人事だった。 「まぁ、

          空き家と会話する:2軒目の家との会話①

          空き家再生のだいご味:空き家探し

          空き家再生のだいご味は、何と言っても、いい家を探し出すこと。 確かに、1つの家が空き家になるという事は、その家なりの理由があるということだけれど、そんな空き家の中にも、築年数に関わらず、「新しいご主人様が来たら、また頑張るぞ~!」って思っている家もある。 古いからダメなわけじゃない。 逆に言えば、新しいからと言って、良いわけでもない。 そういう家を探し出し、リフォームをして息を吹き込み、蘇らせる。 それが空き家のだいご味だ。 (な~んて、これは妹の受け売りだけど…💦)

          空き家再生のだいご味:空き家探し

          漆喰で、何ができる…??? 面白い漆喰塗りを考えて

          漆喰に興味を持って以来、街中で漆喰を見かけると、超ガン見😅 そして、心の中で、「ほ~」とか「へぇ~」とか、つぶやいている。 最初は、いかにまっ平らに漆喰を塗るかっていうことにフォーカスしてたけど、YouTubeを見ていると、漆喰の世界はそれだけじゃない。 敢えて、表面の仕上がりに模様を持たせる、なんてこともやっている。 岡山のロハスウォールさんでは、スポンジを使って模様をつける方法と、マーブルを紹介していた。 マーブルとは、白の漆喰に、チョコレート色の漆喰を部分、部分にお

          漆喰で、何ができる…??? 面白い漆喰塗りを考えて

          マスキング、命

          漆喰の話をしたら、忘れちゃならないのが、マスキングだ。 マスキングは何も漆喰だけじゃない。 塗装やコーキング、その他、いろんなことにおいて、マストアイテムだ。 マスキングなんて、単に何かを塗る時に、周りが汚れないようにテープを貼るだけの話でしょう?!って思っていたら、それは大きな勘違い。 マスキングの良し悪し1つで、仕上がりがプロ並みになるか、ならないかが決まるからだ。 その気分を絵で表現すると、こんな感じ。 で、マスキングのポイントその①は、角。 角がきちっと直角になっ

          漆喰、あれこれ

          明日から、妹の3軒目の家のリフォームの最終仕上げ。 ってことで、ちょっとばかり、またまた、漆喰の話。 まぁ、まだ、漆喰について、あれこれを語れるほどの経験はしていないけれど、でも、なんとなく、わかり始めているのが、漆喰と一言で言っても、製造会社によって、塗り心地とか、塗り広がりとか、出来上がりの風合いとかが異なるということ。 最初に、妹と使ったのは、ベジタウォールという漆喰。 ペットの臭いを防ぐ消臭効果、高い調湿性も備えた製品という妹の「住む人に優しい」に準じたセレクト。

          漆喰塗りは、超楽しい…

          漆喰塗りの何が楽しいって?! 何しろ、自分のこだわりの世界に入れること。 まず、どこから塗り始めるか。 左端から始めるか、右端から始めるか。 下から始めるか、上から始めるか。 そして、塗り始めたら、途中で止めることができない、このテンション。 なぜなら、途中で手を止めて別のことをしてしまうと、塗り上りが1つの形にならない。 つまり、途中で手を止めてしまうと、1つの壁に2つの何かが同居している感じになってしまう。 そうならないように、1つの壁を同じテンションで塗り切る。

          漆喰塗りは、超楽しい…

          リフォーム&空間と話をするのは面白い

          きっかけは妹。 約2年前、妹が突然、空き家再生を始めた。 正直、賛成はしなかった。 と言うのも、基本、幸せな家は空き家にはならない。 空き家になるには、それなりのいろいろな理由がある。 そういうものを、妹が受けやしないかと心配で反対したが、「そんなの関係ない」と、妹は始めた。 仲間とやる…と言っていたはずが、どうも、毎週末、一人で空き家に行って作業をしている。 あの家を一人でやるのか…。 大きな現場で、一人取り残され、粛々と作業をしなければならなかった時のメンタリティ。

          リフォーム&空間と話をするのは面白い