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藤原新也さん写真展「祈り」

世田谷美術館で開催された写真展
藤原新也さん
「祈り」


最終日の1/29
新也さんの大ファンである夫と一緒に観に行った。

展示された写真から発せられる迫力と繊細さ

旅した先々で

俗世に写し出された真理
あの世とこの世

「死ぬな生きろ」

のメッセージは
この時代において更に強く響きを増して私たちに届く。

写真の数々に感動と驚きでなぜか涙が出て、私の中に眠る何かが動き始めた感覚がした。

”目に見えるうわべ” の奥に
どれだけ見えていないものがあるのだろう。

会場には新也さんが来られていたので、サインをもらった時、”モノクロ写真の後姿の少年が乗った船”
について尋ねてみた。

「私も新也さんと同じ北九州出身ですが、あの船は若戸渡船に似てますね?」

「そうだよ。北九州に住んでたの?門司にはもうあの時代の渡船はない。あの若戸渡船はずっと残して欲しいね。」

そう新也さんは答え、握手をしてくれた。

写真から伝わる気迫とはまた違う、
優しい穏やかな表情の新也さんだった。

忘れられない感謝の一日となった🌈🍀


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