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これまでに描いた絵を晒しながら、自分と絵の歴史を振り返ってみる

⚠️ 以下、いわゆる“上手い”絵は出てきません!世の中には、こんな絵を描く人もいるんだなあという目で見て頂けたら幸いです。


絵に関する生い立ちのようなもの

 私は幼少期はかなり絵を描くのが好きな子供でした。
暇さえあれば色鉛筆を握って何か描いていましたし、他の人から絵の依頼をされたり、賞をもらったりするとますます絵を描くことが好きになりました。

 ただ、小5ぐらいの時に絵を描くことに苦手意識が生まれてしまいます。
その頃から絵が上手い人はパースとか陰影の付け方とか、色々テクニックを駆使して「それっぽく見せる」工夫を始めていた中で、自分はいつまで経っても見た通りにしか描けないので、周りとの差を徐々に感じるようになっていきました。
その差は学年が大きくなるにつれてますます大きくなり、中高の頃には美術の授業が苦しい時間になってしまい、家で自主的に絵を描くことも一切なかったように記憶しています。

再び絵に惹かれる

 そんなこんなでもう一生絵に触れることはないだろうと思っていたのですが、高3の5月ごろ転機が訪れます。
受験勉強のストレスゆえか、ある日突然猛烈に絵が描きたくなり、気がつけば数年ぶりに色鉛筆を握っていたのです。
その時、描いた絵は実質模写のようなものだったのですが、自分で描いた絵から1つの世界が立ち上がっていく快感を思い出し、以降、受験勉強の合間に絵を描いてストレスを発散するようになります。

自分の絵に対する悩み

 受験勉強中に絵を描いた時間は夢のように楽しくて、今でも色々懐かしく思い出すのですが、ある2つの悩みが浮上するようになります。
1つ目は、人物と背景を組み合わせられないという悩みです。
人物は、ネットで鉛筆画のサイトを参考にしつつ、比較的納得できる絵が描けていたのですが、いつも背景はまっさらかあっても単調なものでした。背景が描けなかったのは、建物などを描き込むとなるとかなり細かく情報を入れていく必要があるので、クオリティーが下がったり、失敗したりするのが怖かったという要因が大きいように思います。


2つ目は、基本的に何らかの画像を参考にしながら絵を描くことが多く(一応複数の画像の情報を組み合わせて単純な模写にならないようには気をつけていましたが)、自分で考えた世界を表現できないという悩みです。
実際に、自分で考えた世界を描こうとしたことは何度もあったのですが、画像を参考にしながらのものと比べると、かなりロークオリティーになってしまい、モチベーションが保てないので、すぐに辞めてしまいました。

自分なりの対処

 そこで私は、背景に絞って練習すれば、人物と背景を組み合わせられるようになるのでは!?と思い、風景画を描くようになります。
当然、実物を見て描いた方がいいので、色々なところに足を運んでは、スケッチをするようになりました。元々、風景画に一切興味はなかったんですが、描き始めると意外とのめり込んでしまって結構楽しかったです。

池上本門寺
犬吠埼
屏風ヶ浦

私の現在の絵

 さて、そんな経緯を辿りながら描いてきた私の現在の絵は以下のような感じです(いずれも今月描いたもの)。

実は間違い探しが1個あります。
見つけたらぜひコメントで教えてください!

風景画に関しては、だいぶ情報を整頓して描けるようになり、人物画に関してはついに、自分で考えた世界を背景と人物を組み合わせて描くことに成功!
もちろん、改善点は多数あるのですが、自分が描きたい絵にまた1歩近づけたように思います。ただ、ここに至るまでに、ある大きな出来事があり、絵を描くうえで大いに役立ちました。
それを次回記事でお伝えしようと思います。

サポート頂けましたら、語学のスキルアップに使わせて頂きます!