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背徳とは。

今関わっている作品のテーマ。自分と同じ境遇を持つキャラクター、経験したことはないのになぜか共感してしまう。キャストと日常生活のように目の前や真横という近すぎる距離で会話が起こるからこそ、かもしれない。

『背徳』がテーマの作品に関わっている影響なのか、ずっと考えている。
真夜中のアイス、隣の人のスマホの中身を覗き見る。
やってはいけないとわかっているのに思わずやりたくなってしまうものども。



私は、あなたは、何を見ているだろう。
何を見ないようにしているだろう。
『それ』に気づいた時、私はどうなってしまうのだろう。
未来はまだまだ不安で、どこに行くのかもわからない。
何も見えない。

けれど、心が「こっちだ」と知っている。
今、選んだ道は本当に満足している。
評価も否定も自責も不要な、根拠のない確信。
そんな確信でいいのか、なんていう論理派な方々も好きです。

期待しなければ楽、でも退屈は毒。

怒りも悲しみも人に期待するから起きてしまうのだけれど、それでもやめられない。
そんなかわいい感情を抱く人たちはもっとかわいい。
傷つくのが嫌だ、怖いといった理由で感情をあまり出さない人もよい。
そんな人もどこかで何かにぶつけていることでしょう。


同じような日々を送っていても、何かが少しずつ違う。気圧にやられる日もある。
欲しかったチケットが当たって、飛び上がりたくなる日もある。
どこへいくのかわからぬ道を、進む不安定さと楽しむ余裕を持っていたい。


ところで、昨夜ふと思った。


言葉や出来事に時々、香りを感じることがある。
だから、もうどの季節も好き。天気も「よい」
「わるい」と言うこともなくなった。
雨=天気が悪い、なんて雨に失礼だ。

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