第2回 演劇無料塾#17 -自分が纏う色に気づく-
台本は来週。先週に興味があるものをやろう、となる。
私が見たかったニュートラルマスクを提案。
じゃあやろうか、となり今回。
初めての場所、空間に慣れるために動く。
危ない。精神が持っていかれそうだった。
心が開きすぎてた。予想以上に普段感じないようにしているし、何かから守ろうとしている。
ニュートラルマスク
お客さんから見ての「ニュートラル」を目指す。
目で見るとお客さんから「見ている」と見られない。
鼻先を向けると「見てる」と思われる。
私たちは普段、性格などでキャラクターのマスクをつけている。
(強そう、おどおど、おとなしそうetc…)
それを全て引く。
普通、になる
①後ろを向いてマスクをつける。
②正面で一人ずつ目を見る
③後ろに戻り、マスクを取る
波止場。見送り。
①下手から入る
②船に乗っている大切な人を見つけ、手を振る
③見えなくなったと思ったら去る
シチュエーションは伝えたいが、ドラマ性や説明の要素は不要。
知見
ニュートラルを目指すプロセスを自分でわかるのが大切。
どの部分が、どの仕草がニュートラルに見えたのか、見えなかったのか。わかることが大事。
結果的に何が、どんな行動がコメント?
ただ見送るのに余計な情報が行動に入っている? に気づく。もうすでに私たちには色がある。0に色を塗るか、すでにある色に塗っていくのか、では違う。原点が違っていたらたどり着けないから、原点を知る。
何がどう伝わっているか?がわかれば役でも使える。
日常=一番の稽古場
こんな印象を持った
→「身体のどこの部分がそうさせてる? 何でそう見えた?」まで説明できるはずだから言語化する。
編集後記
マスクをやったおかげか、1週間ぶりに聞いた影響か、最後のモノローグの台詞は角が取れているように感じられた。
ビデオを見返すと先月と比べてセリフの角が取れているように感じた。
体は覚えているんだね。私も。
そして、急に人生の指標に気づく。
6月がこのまま永遠に続けばいいのに、とも思っている。
また、次。必ず。