公式ネタバレ解禁も来たしレジェンズアルセウスの過去の考察をしたい
ポケモンレジェンズアルセウスのさらに過去の考察をしたい。
古いポエムの内容から推察されることを書きます。
有名な言葉"インド象を深追いしない"にならい、根拠が薄い要素は妄想として区別します。
「考えることができる」ことはあくまで考察であり事実だとは解釈しません。主人公が直接見聞きした内容のみを事実とします。
TL;DR
古代シンオウ人は一度シントに移り住んだ。そしてそのうち一人もしくはごく少数)がヒスイに戻る。それと同じかそれより後に別の民族が2匹のシンオウ様を崇めてまたヒスイにやってきた。
ポエムはこの人達へのヒスイの地の説明と、ヒスイに戻った古代シンオウ人の末裔の気持ちを綴ったもの。
事実と前提知識
英雄
レジェンズアルセウスの世界には過去に「英雄」がいたことがわかっています。
主人公の行動が語り継がれてきた英雄に似ていること、かつてシンオウ様と戦ったことなどがわかっています。
英雄は複数人います [アルセウスの発言"彼ら"より]
古いポエム
書き手は一人だとされる。
主人公
ギラティナと戦い、ギラティナは主人公の強さを認めて影の世界に戻った。
コギト・ウォロの寿命に関する発言
コギト「しばらく預けておくか」「そなたとていつまでも生きるわけでもあるまい」
ウォロ「何百年」
なお、ウォロの方はそこまで長寿だと感じる発言でもなく、ディアルガの存在を踏まえればこうした表現もあり得る範囲であり、またシロナとの関係が示唆されているのでそれを踏まえたある種のメタ発言であるともとれる。
考察
深奥とは何か?
ギラティナのこと。
英雄の力を認めて去るところまでが主人公に繰り返されている。
他の何かのこと。
特に誰かは知らないが英雄に倒された。
シンオウ様のこと。
ディアルガパルキアアルセウスのいずれか。深奥なので。
英雄はシンオウ様に挑んだという話が伝わっている。
1が最有力だと思っています。3はシンオウ様=アルセウスをその分身(=ギラティナ)と混同していること(アルセウスをディアルガパルキアと混同している)に起因していると解釈できます。
古代シンオウ人とは何か?
ヒスイにかつて住んでいた人々で、アルセウスがいなくなると同時にほかの地方へ移り住んだ人々。ウォロの祖先。この移動より後にシンオウ様を崇めて別の民族がヒスイに移り住んでいる。
ポエムの書き手は誰?
コギト
使命を持った者が現れるまで悠久の時を過ごす
長生き説
コギトの祖先
コギトの伝承者の役割は祖先から託されたものであり、真偽はよくわからないらしい
関係のない誰か
古代シンオウ人の子孫で、どこかしらから来た人
ウォロ自身はコギトから知識を得ている
古代シンオウ人の血を引く人々全体がヒスイ神話の知識を持っているわけではなさそう。そのため、少なくともコギトの親族ではあると考えるのが有力そうです。
書き手長生き説は、移り住んでいるからとも捉えられるので不明瞭。
コギトの発言から、コギト自身もあまりわかっていないことが多そうなのだが、書き手は移動してきているので該当しうる。ここは考えづらい。
書き手がヒスイに来た時期は不明だが、遅くとも新しくヒスイに来た民族と同時期。
そもそもポエムとは何か?
書き手がその気持ちをつづったもの、また書いた時点から見て過去の内容を書いたものであり、
書き手自身が過去に体験した内容を書いている
書き手は長寿なので
書き手が過去に聞いた内容を書いている
書き手はヒスイ生まれではない
ヒスイの地をあまり知らない人々がいる
2が最有力。書き手はヒスイ生まれではなく後から移り住んだ者なので昔を直接知りようがない。
2であるとすると古代シンオウ人ではない(?)シンオウ様をあがめ移りすんだ人々に過去の話を教える必要性があり、そのために書かれた内容と考えることができる。伝承せよという役割をコギトの一族は持っている。そのため、「見聞きした土地の話」「民族に伝わる寓話」でポエムによって内容が大きく異なることへの説明もできる。
キーワードごとポエムごとの理解・考察と先の説の根拠
英雄
古いポエム1「ふたりのもの」
英雄であると考えることができる。視点の違う二人がシンオウ様と共に行動しているため、シンオウ様は2匹いると考えられる。それぞれが別の土地で布教活動でもしたのだろうか。
ポエム3「弱き人の力になった」ポエム4「古代の英雄に付き従った」ポエム10「英雄と呼ばれるものがいた」
キングやクイーンはシンオウ様ではなく人間である英雄に付き従った。
3の方は一般論として「人」である可能性もある。
ポエム10「深奥に挑んだ」
深奥に挑み倒した
英雄の存在はあまり興味がない(というかメタ的に主人公と重ねるだけの存在に見える)のでどうでも良いと思っている。この人たちが布教活動したならシンオウ人のストーリーに関係あるけど。
ポエムの書き手
古いポエム2「永遠の冬」「遠い昔」
ポエムの書き手は長寿であると「も」考えることができる。移住してきていることが伺えるので、その寂しさかもしれない。確定はできないしそれはインド象。
また、似たような環境にある人がもう一人「地の果て」にいることがわかり、その人物も悲しい気持ちを抱えているようだ。
ポエム9「これからもいくつほねをながすだろうか」
似たような内容だが、こちらの表現の方が普通の中年・老年でも使いそうなものになっている。また、ヒスイに移り住んでいることがうかがえるので、引っ越したので悲しい理論も成り立つ。
ポエム5「昔も昔」
ヒスイの昔のことを知っており古代シンオウ人とのなんらかの関係がわかる。
ポエム8「言葉を刻む」「秘めた思い広まるように」
書き手とプレートを刻んだ主とが同一人物ともとれる。あるいは、伝え聞いたプレートの事実を書き残しているかのどちらかか。「ヒスイに散らばる」とあるので少なくともこのポエムが書かれるより前にプレートに文字が刻まれているのは確定情報。
ポエム12「たしかにシントに似ている」「わたしはここで悠久の時を過ごす」「使命を持ったものが現れるまで」
書き手はもともとヒスイに住んでいたわけではなくシントか別の場所から移り住んだことがわかる。
おそらく古代シンオウ人の血を引くと考えることができる。使命を持ったものを待っており、この状況はコギトと一致している。そのため、コギトかその祖先であると考えることができる。
キング・クイーン
ポエム3「いかづちはポケモンを打った」
ゲーム内で発生した事象と同じようなことが起きてキングやクイーンの先祖がその立場を与えられたことが推察される。効果はゲーム内で発生したものとは異なる模様。これはギラティナ(あるいは暴走したディアルガパルキア)が発生させた[ウォロの発言]かアルセウスが発生させたかの違いだと考えられる。
ポエム4「子々孫々」
これが引き継がれたことがわかる。
深奥
ポエム10「深奥は」「戻られた」
"様"のつかない深奥。しかし一定の尊敬、崇拝を受けていることがわかる。
カミナギ・古代シンオウ人
ポエム5「カミナギという町があった」「海を渡ってくるものがいた」「己の正当性を示すためどちらもカミナギの民と称した」
ポエム20「多くの者が太陽を追い求めこの地を去った」
古代にこの地に住んでいた民族がおり、それがいなくなってから別の民族が移住してきた。それらは異なるシンオウ様をあがめていた。これらが事実として明らかになる。
シンオウ・ヒスイ以外の土地でシンオウ様をあがめていた人物・集団がいたことがうかがえる。
これに該当しそうなものとしては、ヒスイから移り住んだカミナギにいた人々や、英雄がある。
ポエム12「たしかにシントに似ている」「古代シンオウ人」
ヒスイはシントに似ている。
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