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行ってきました★Go! & Back★

ジョージアとトルコ旅から戻って約一週間。行く前と行ってる最中はどうにも覚えられなかった滞在日数も、戻ってきたらわかるようになったし(笑)、ああ、ひとまずは区切りがついたんだなという体感。いろんなことがありすぎてここには記しきれないだろうけど、充実の時間だった。ちょっとしたハプニングはあって当然、警察沙汰になるような事故や病院に行かなければないような事態に陥ることなく、無事に帰ってこれたことがまずはなにより。いろんなことを見聞したこと、感じられたこと、お会いした方、お世話になった方、通り過ぎさせていただいた土地、持ち返ることのできたものetc、すべてに感謝。

ここ数年、毎年のようにいろんなところに行かせていただいているけれど、その度にはっとすることがあって、体験ってえらいものだなあと実感している。今回もしかり。半分バックパックのような感じの旅だったし、仕事は全く関係なかったので、いつも以上に自分の特徴も感じられたかも。

一番行きたかった場所に行けなかったり、イメージほどは動けなかったりしたのでまた行きたいジョージア。私の行きたかった場所のほとんどはやっぱり冬向きじゃなかったけれど、旧暦(1月7日)でお祝いするジョージアのクリスマス気分を味わえたのはよかったし、雪も寒さも美しくて楽しくて、私には過ごしやすい国だった。トルコはイスタンブールとカルスという、国の西と東の端っこ、都会と田舎というある意味、対極な場所に行ったせいで印象が全く違う。イスタンブールは兄弟や従妹に日本人の奥さんのいる人にやたらと出会う街で、歩いているとずっと誰かが話しかけてくれていて、国際結婚してる人って存外、多いのねと思った(笑)けれど、カルスを始めとする東側の壮大な景色や歴史的な背景は興味深くて、トルコの広さは想像を遥かに超えていた。そしてジョージアでもトルコでも、どの街でも、毎日、いろいろな人に親切にしてもらって過ごした。

画像はジョージアの首都トビリシで宿泊したアパートメントの窓からみた朝の風景。屋根にはむき出しの配線がたくさん出てて、これずっとこのままなのかな、というような無造作な感じは、何度見ても面白かった。

年末年始にかかっていたこともあってか、ジョージアの朝はゆっくり。その前にいたカルスをはじめとするトルコの街はまだ暗いうちから動いていたけれど、ジョージア(トビリシもクタイシも)では日の出もゆっくり、な感じだった。トルコはイスラム教圏なので、クリスマスを含む年末年始はあまり重視しないし、ジョージアはメインとなるクリスマスが1月7日なことや、滞在していたのが年越し前後だったこともあるかもしれない。

国が保護していることもあるけれど、たぶん経済的・社会的な事情もあって、趣はあれどもいろんなガタもきていてふと覗き込めば絵本の中にいるみたいなトビリシの街。昔からの人が多く住んでいそうな地域に滞在したせいか、地元のおばちゃんやおじちゃんがやってる小さな商店や露店の様子も面白かった。計算用のそろばんをよく見かけたのも印象的だったし。

トビリシで夕方に撮った写真は、わかっているのにこれは朝日だったかな、と思ってしまう。特に橋から写した写真がそう。でもこの窓からの眺めは、本当に朝の写真。目が覚めてからしばらく、ベットの上でメールの整理をしながら日の出を待っていた。結局、この部屋には4泊もしてしまった。オーナーの女性のセンスがとても良くて、気持ちのいい部屋だった。なにかと人のご縁に繋がれた旅だったな。


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