2.

Galileo Galileiは
結局は仲の良い人や恋人にもどこか近づけなかったり
そのひとに対して近くても淋しさを感じたり
もがいて、でも
何かを言っても届かないこと

汚いとか壊れそうとか、おかしくなりそうとか
そういう感情を
持ってても大丈夫って肯定するんじゃなくて
おかしくないよって否定するんじゃなくて
君はわかってくれるかなって
対象は君で
いつも君がいて、
それでもやっぱりひとりきりで

どうしたら良いかわからなくて、見えなくて
悩んで
恐怖とか暗いもの、そういうのが根底にあるけど
でもどうにかしなきゃって抜け出さなきゃっていう若い故の衝動性みたいなのと
君がいて
一緒に、一緒にっていう…

何にもうまく言えてないけど
いいなあと思います…
多分本来私はGalileo Galileiを聴くような年齢じゃもうないんだけれど
きれいでせつなくて
とても好きです

とか語りながら
私がGalileo Galileiを聴くようになったのは
Galileo Galileiが活動を終わらせてからなので
でももうすでに終わっていて
ひとつの物語として完結しているからこその良さもまたあるのかなと思います
でも、Galileo Galileiはもうないんだ…生で聴いてみたかったと苦しくなることもたまにあります(BBHFとして活動していることは知っている上で)


今回はGalileo Galileiの鳥と鳥について書きます

個人的にはすごくGalileo Galileiぽいなあと思う曲です
爽やかできれいで、せつないメロディー
尾崎さんの声がのびやかで

遠くから、馬鹿らしいなあと思いながらも
羨ましくて
ずっと憧れてしまっていること

何かのタイミングで憧れていた人とわけのわからないくらい打ち解けたとしても
それが嬉しくて、少しでも仲良くなれたかな、これからも話せるかなって思って
自分の中ですごく未来が輝いた気がしても
残酷なくらいあっさりとその気持ちが裏切られてしまうこと
でもその時の嬉しさや期待を忘れられないこと

結局それは、対等になれたのではなく
自分は狭い鳥かごの中にいて
自由に羽ばたく憧れの存在とは最初から最後まで遠い存在なこと

むせ返るくらい花の香るとか
輝きにみちた夏の歌とか
光が射していたとか
きれいな描写が
対比としてより一層苦しさを生み出しているような気がする

どれも私が日常的に抱く感情で
ひとりで抱えていられないような苦しい曲ではあるんだけど
でも聴くたびにいいなあ…と思う好きな曲です

今の大学生活も
今こうやって交わってくれている人とも
これからも、なんて期待を抱いてはいけないんだろうな
結局みんな遠くて、羽ばたいていく
それを私は苦しく思って
そしていつか何もかもどうでも良くなる時が来るかもしれない


昨日お友達がミスドを持って私のお家に来てくれた
それを朝ごはんにします

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