【IRのまとめ】海外展開編
皆様こんにちは!
スパイダープラスIRチームの石田です
この度、不定期連載として【IRのまとめ】をスタートします!
【IRのまとめ】では、同じカテゴリーの論点を1つのnoteにまとめ、
今後のアップデートも含めてそのカテゴリーに関する情報がストックされていくものを目指していきます。
第一弾は、「海外展開」についてです!
今後も増えていく(?!)導入事例やメディア出演情報などをまとめていきますので、スパイダープラスの海外展開に注目されている皆様は要チェック頂けますと幸いです!
1.海外展開の考え方について
まずは前提として、「そもそも」の話をさせて頂きます。
(1)なぜ、SPIDERPLUSは海外展開できるのか
建設現場は、国内だけでなく海外でもITツールの活用が進んでおらず、それ故にデジタル化による生産性向上の余地が大きい領域となっています。
米ナスダックに上場する建設DX企業、Procore Technologiesも
「(建設業界は)未だデジタイゼーションの初期段階である」と言います。
海外も含めてデジタル化の余地が大きな建設現場ですが、日本の建設会社は海外でも様々な案件を受注しています。
国土交通省が令和4年3月に公表した調査結果によれば、
とのことで、日本の建設会社にはいわゆる「ジャパン・クオリティ」が
評価、期待されていると言えます。
「そんな海外の現場で、いかに日本の施工品質を実現するか」
その手段の一つとして、海外現場でもSPIDERPLUSが利用されています。
海外での活用は2020年から始まり、現在では東南アジアを中心に10カ国で活用されております。
(2)なぜ、東南アジアなのか
東南アジアを中心として活用が進んでいるSPIDERPLUSですが、なぜ東南アジアなのでしょうか?
まず、東南アジアが経済発展、人口増加、都市部への人口流入を主な背景として、ビルやマンションなどSPIDERPLUSが得意とする建物の需要が旺盛であるということです。
東南アジア各国は、日本と同程度の国土面積の国が多い一方で、人口は東南アジア全体で日本の約5倍、経済成長や人口増加によってインフラ施設やビル・マンションが増加していくと予想されています。
加えて、それらの需要を獲得すべく日系大手建設各社が東南アジアへの展開を進めています。
国土交通省が行った国内大手建設会社に対する調査によれば、
「受注高の多い国と地域」と「受注を伸ばしていきたい国と地域」は共に
東南アジアの国々です(下記表参照)。
旺盛な建設需要、お客様が展開を強めようとしている東南アジア、
そんな市場にSPIDERPLUSが進出せずに誰がするのでしょうか!
というのが、当社が海外展開の中でも特に東南アジアに注力する背景です。
海外展開については、下記の記事もご覧頂くと具体的な需要、東南アジアにおける建設DXの未来など、より一層理解が深まるかと思います!
2.海外関連ニュースのご紹介
こちらでは、海外展開に関連するニュースリリースやメディアリリースをご紹介してまいります。
(1)You Tubeチャンネル「1UP投資部屋」にてCEOが海外展開を解説(2023年6月公開)
株式投資専門You Tubeチャンネルに当社CEO伊藤が出演させていただき、
2023年6月に公開した導入事例(ユアテック様、清水建設様)にも触れながら解説しておりますので、ぜひ御覧ください!
(2)ベトナム語によるユーザーサポート提供開始(2023年6月公開)
「サポート体制」はSPIDERPLUSの強みの1つです。
お客様のDXに貢献するためには、海外においても充実したサポート体制、
特に展開地域に根ざした体制構築が重要であると当社は考えます。
その一環として、ベトナム語によるユーザーサポートを提供開始しました。
お客様からも現地語でのサポートが求められており、本取り組みがベトナムでの浸透を加速するものと期待が高まります。
3.導入事例のご紹介
こちらでは、実際の導入事例をご紹介してまいります。
(1)ユアテック株式会社:ベトナムの大規模マンション現場での導入事例(2023年6月公開)
ベトナムに進出して25年以上の歴史を持つユアテック様が、ハノイ近郊で携われている大型集合住宅現場でSPIDERPLUSが導入されています。
SPIDERPLUSの導入によって、国内同様にヒューマンエラー防止や省人化に成功しているとのことです。
インタビューでは、「ベトナムの建設業界の特徴」「文化背景の違う国でSPIDERPLUSを導入する価値」などについてもお答え頂いていております。
(2)清水建設株式会社:建築、設備、BPOまで〜オール・スパイダープラスの台湾現場より(2023年6月公開)
世界的に関心が高まる半導体関連の大型施設の現場で、建築・設備の全てにSPIDERPLUSを活用いただきました。また、品質検査の事前準備では当社の
BPOサービス「SPIDERPLUS ASSISTANT」も利用いただき、
「オール・スパイダープラス」の現場となった導入事例でございます。
自社ツールと比較した上でSPIDERPLUSの導入を決めた背景はもちろん、
日本とは大きく異なる台湾の建設業界の「品質」や「工期」に対する考え方を知って頂ける内容となっております。
おわりに
今後も海外展開に関するアップデート情報をこちらでも発信してまいります。その他、【知財戦略】や【アライアンス】に関するまとめをイメージしておりますので、スパイダープラスのIR noteに引き続きご注目ください!
(2023年7月)
*本記事に関する注意事項
本記事は、情報提供のみを目的として作成しています。本記事は、日本、米国、その他の地域における有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではありませんのでご留意ください。