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揺れた思い

私がパート勤務する保育園でのお話です。

前回の記事でクラス担任が1人休職したことを書きました。
クラス運営の大変さが負担となり,心身のバランスを崩してしまったのは間違いありません。
そしてその先生にも「拒絶の傷」があるのかもしれないと私は推測しています。

先生の復帰を待つ間,私にもできることはないかと考え、少しですが早く出勤することを申し出ました。
人手の少ない曜日に出れば微力ながら役に立てると思ったのです。
またこの物価高で少しでも収入を増やせれば、自分にとっても悪くないと思いました。

この申し出は承認され、週に4時間勤務時間を増やして頑張った1ヶ月半後のお給料日のこと。
給料明細を見ると
あれ?予想より金額が少ない⁉️

私は時給制で働いています。
最低時給に加え処遇改善手当が1時間につき一定額ついているので、時給+処遇改善手当=「私の時給」です。
単純に「私の時給」×増やして働いた時間分増えると予想していたのですが…

本部に問い合わせると
時給自体は変わりませんが,処遇改善手当が減額されているとのこと。
規定の労働時間を超えると
1時間あたりでついていた手当の額が変わるのだとか。
その結果,増やした時間分だけでなくその月全体としての「私の時給」が下がっていたというわけです。

そんなこととはつゆ知らず週4時間多く働いて,差し引き増えた額を月16時間で割ると、なんと1時間あたりで500円にも満たないのです…

何だかなぁ…
割り切れない気持ちで 
ため息しか出ません。
当初のモヤモヤは
時間が経つにつれ怒りに変わってきました。

私の労働の価値はこんなに低いのか⁉️
少しでも役に立ちたいなんて思った自分に腹が立ち、拒絶の傷が疼きました。
どうしようもなく下がっていくモチベーションを,何とか掴んで引き上げる力が
全身から抜けていくようでした。

でもよく考えてみると
予想をはるかに下回っただけで,働いた分報酬がなかったわけではないのです。

私の価値が時給500円以下だと言われているわけでもない。
ただ単に規定に沿って処理されただけ。
むしろ急な申し出を受け入れ、人件費の枠の中で報酬を捻出してもらったではないか。

私はやりたくて自分から申し出てやった。
早く行くことで、いつもはできないことも経験できた。
私は暑い中よくやったんだ!
もうそれでいいではないか。

そんな風に自分を受け入れ気持ちが落ち着いてきた時でした。

倒れて休職していた先生の復帰の嬉しい知らせが舞い込みました!
それに伴い私の勤務時間も元に戻していいと。
正直なところ、この猛暑の昼下がりに上り坂を徒歩で20分通勤するだけでも,今年は体にこたえると感じていましたので…

もう無理するのはやめておこう。
きっとこれでいい。
いい方向に進んでいるんだ。

そう思ったら力が湧いてきて
モチベーションの尻尾を掴んで引っ張り上げることができました!
園児も先生も私にとってはみんな次世代。 
次世代を助け、peacefulな世界を広げるために、私は自分のできることをやっていこう!
その思いを新たにすることができたのです。
だからこれでよかった‼️

今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。




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