「暗黒の道を」第三話
jekto.vatimeliju より状況説明
1 月末には内容がほぼまとまっていたにも関わらず、卒業間際でいろいろ立て込んでおり全然これをできていなかったという事情があり、これ以上遅らせるのもよろしくないので skarsna.meloviliju に書いてもらいました。ご了承ください。
以下本文
この文章は skarsna.meloviliju が執筆したものであり、全ての文責は skarsna.meloviliju に帰属します。
第一話 la .sozysozbot. (黒bot), 2022/12/24
第二話 Fafs F. Sashimi, 2023/01/23に対する返答です。
si's xelal es set lystet mal liardien mag elx
liaoll si jui inelnes sime's desteko.
sinh lut fhasfa io als la lexon destek da.
彼に見える世界はとても狭く、薄暗い。
だからこそ、彼は自分の行いを見直し続ける。
いつかみんながそんな風に振るまってくれたらいいのに。
skarsna.meloviliju「set:2023:2:13 xakant iu」
introduction
お待たせいたしました。不定期放送の2023年冬ドラマ「暗黒の道を」も第三話を迎えました。ある程度同盟の結成とその方向性が決まりつつあるようです。それでは、どうぞ。
返答
以下に、対応する各節に、内容を引用したうえでの返答を記述する。
現状認識について
「造反悠里」は我々のそちらに対しての政治的スタンスを端的に表すための表現であり、敬意・礼儀とは独立である。
我々はこの実態に即した呼び方を変更する予定はないが、敬意を払っていないというわけでは必ずしもないということを改めて宣言する。
「離婚」、「同盟」に関して
こちらとしては、そちらで主に用いられている言語に関して、(幅広い人からの意見を求めていることを明示的に表明しているリパライン語以外については)積極的に意見を出すつもりもないし、そちらの創作の形態に干渉するつもりも一切ない。一方で、
・そちらにはアイル語に強い情熱や興味を持っている人がいないと推察している(これが誤った仮定であればご指摘願いたい)。したがって、バート語が 5 年前に辿った道と同じように、アイル語の最終責任者を jekto.vatimeliju に移譲した方が両者にとって煩雑さが減るのではないかと考える。
・2019 年にされた議論(スクショを掲載した)でも見て取れるように、ヴェフィス語・リナエスト語の影響を東島通商語に盛り込むことに jekto.vatimeliju は賛成であり、これは fafs falira sashimi の意志にも適うものである。そのためにはこれら言語を学ぶための機会が提供されてほしい。
・また、そちらの創作者が具体的にどの言語に強い情熱や興味を持っているかは知りたいし、求められればこちらからも同様に言語を教える機会を提供したいと思っている。
以上の目的を果たすために締結したいと考えているのが、言語同盟である。
箇条書きについて
第一条・第二条
こちら側にそのイメージを持つものがおらず、かつ提示されてなお実感が湧いていないため、明文化してしまっていいのかという疑問が残る。
こちら側での協議の結果、『名称としての「悠里」の継続使用は、こちら・そちら両者においてこれを認める』へと変更することを提案する。
第三条
第一に、言語以外のトピックにおいては、ここ数年の進捗の出方を見て明らかなように、そもそも衝突する部分がPMCFを除いて一切ない。
これは各グループの興味の向くところが違うためで、興味の向かない部分へ指摘や協力を申し出られても邪魔に思うだけであろう。
次に、どうして言語創作で協力をしようとしているのかということであるが、同一名称の言語が異なる発展を遂げてしまうと、お互いにとって面倒である。
情報が採用されているものであるかいちいち確認せねばならない。
さらに言語はその性質上それなりの人数に運用されて発展するものであり、運用のフィードバックはあればあるほど嬉しいことが知られている。
何よりも、我々と隔たりを持つはずの fafs falira sashimi と我々の間には、付き合いの短い者でも 3 年以上にわたってリパライン語創作をともに行い、さらに隔たりが出来てからの 2 年半に置いてもなお円滑にリパライン語に関する議論が行われてきたという実績がある。
これらの実績と事実を踏まえると、同盟が言語のみを協力の対象とすることは至極理にかなっているものであると思われる。
第四条・第五条
改ざんの可能性の有無に関わらず、バックアップやコピーは常に多様な手段で取られるべきである。あらゆるインターネット上のサービスはいつサ終するか分からないということを互いに肝に銘じよう。
第六条
悠里ブログはこれまでの記事執筆者の割合や運用の傾向から考えてもこちら側に来るのが自然ではないかという意見があった。
第七条
そのような理由は存在しない。2 日のほうが望ましいとそちらが考えるなら、2 日にすることに異論はない。
第八条
よって、『12 音節 4 行のフォーマット』というかなり縛りのゆるい形式を採用することによりハードルを下げている。
こちらからも『スキュラーレでも書きたい』という要望が出てきたので、さらに緩めて『12 音節 4 行のフォーマット』または『12 音節 3 行のフォーマット』で決定としたい。
もちろん 3 行もしくは 4 行を複数連ねて 1 つの詩とするのも認める。その場合、同じ詩の中では 1 連の行数は統一すること。
『こちらにもそちらにも、それなりの練度で読み書きができる人材が少なくとも一人存在し、かつ現時点で既に多様な文学的表現を現実的に擁することができる』という条件を満たす唯一の悠里の言語だから。
『非常に練度のある者が、そうでない者をサポートする』ことを想定していた。
そもそも共同創作の利点とは、個人では補えないものが他者のカバーにより満たされることにこそある。今こそ共同創作のこのありがたさを享受すべき時である。
現にこちら側では「こういうの書けそう」をアイデア置き場に投げて置き、後からたまたま意欲的になった人間によって詩や文章が作られることが少なくない。
人間の衝動から生まれたものというものは芸術の原点といえる。
リパライン語によってその芸術の根源とも言えるような成果物が生まれることはむしろ創作言語としてのこの上ない本懐ではないだろうか?
また、そのようなものを創作のエビデンスや引用に使いたくないのであれば、似た用例を作ってそれを引用すればよいだろう。
まとめ
第三条への返答で述べた通り、そちらも認識しているように創作などに関する意識の違いから無用な不和を生むだけであるという考えのもと、言語以外での協力を行わないことを強く望む意見がある。
conclusion
他のトピックに関してはそれほど言うべきことがなかったこともあり、言語同盟および詩作に関する返答がメインになった。このことだけでも我々の意識が言語に強く向けられていることは明白であろう。
同時にこれは自分たちに関わりのない創作にはほとんど干渉をする気がないということの表れでもあるため、無用な不安におびえている造反悠里の方々は安心されたい。
zi'd xorlnem likka leus si laozia melo,
gelx jol mi es nestil'it lex unses vijuil,
fulxif wioll pyxi's iso afuzarfrirga.
お前の素晴らしい創作を使って彼は剣を作った、
だから私は過去を断ちきる斧を作ろう。
余計なものが邪魔をしないように。
――skarsna.meloviliju「set.2023.1.26 cecioj loler stachylo」
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