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【SOZOWスクール高等部オープンキャンパスレポート】理想の学校空間をデザインする体験!

みなさま、はじめまして、SOZOWのnoteライターのしなこふです。
二人の子どもの育児真っ最中!自分が体験してきた暗記とテスト中心の教育と、これからの時代に求められる新しい教育のギャップに私自身も日々悩んでいます。

今回は1月21日に開催された、SOZOWスクール高等部*のオープンキャンパスをご紹介します。オープンキャンパスといえば、先生が校舎の案内をしたり、授業を静かに覗いてみたりが定番ですが...SOZOWのオープンキャンパスはちょっと違います!
さっそく、イベントの様子をレポートしていきますね。

*SOZOWスクール高等部とは:2024年4月開校予定の「学ぶ・遊ぶ・働く」を融合する、新時代の学校。創設に向けたクラウドファンディング「#好奇心解放社会へ」を実施中!(2/1(木)現在)

イベント概要

テーマは「SOZOWスクール高等部バーチャルキャンパス*創設プロジェクト」。

4月に開校するSOZOWスクール高等部のバーチャルキャンパスは現在建設準備中。そこで、オープンキャンパスの参加者みんなで「理想の学校空間とは?」を考えることに取り組みます!SOZOWスクールならではのオンラインライブの雰囲気を知っていただき、また「課題を解決するための思考方法」を体感してもらうのが本企画の目的です。

*バーチャルキャンパスとは:オンライン上にある仮想の学校空間。生徒は好きなアバターになって入ることができる。アバター同士が近づくと会話ができたり、ミーティングルームに集まって会議をしたりすることができ、現実と近いコミュニケーションが楽しめる。

出し合ったアイデアは、 SOZOWのデザイナーの手で練り上げられ、最終的には4月に入学する学生たちが通うキャンパスのデザインに採用されます。

出典:photoAC

イベントへの参加には年齢性別、学生や社会人といった制約はなく、特別な知識も不要。オンライン開催なので全国から参加可能。そしてSOZOWが大切にしていることは、「自由な発想と表現」です。どんなアイデアが形になっていくのでしょうか?ワクワクしますね。

今回のオープンキャンパスのミッション発表!

SOZOWスクールの活動の特徴の一つは、自分の心地よいスタイルで参加できること。カメラのオンオフや、チャットでのコメントも自由です。

イベントの司会を務めるSOZOWスクールスタッフの「だいき」が登場すると、チャット欄には「頑張ってアイデアを出します!」とやる気に満ちたコメントが続々と寄せられました。カメラをオンに変えてリアクションを見せてくれる参加者も。

実際のオンラインライブの画面。司会進行の「だいき」(左側)とZoom画面が合成されている。

誰かのコメントに対して、拍手やいいねといったリアクションが自然発生する雰囲気も、SOZOWの魅力の一つなのですね。

そしていよいよ発表された本日のミッション!

ライブ画面に表示された本日のミッション。

「ところで...バーチャルキャンパスとは、そもそもどんなものなのでしょうか?」と思った人もいたのではないでしょうか。

バーチャルキャンパスを探検してみよう

だいき:
バーチャルキャンパスは、仮想空間上の学校の校舎や教室のことです。アバターで参加できますので、ゲームと感覚が似ているかもしれません。
すでに開校しているSOZOWスクール小中等部でもバーチャルキャンパスを使っています。ちょっとのぞいていただけると、カラフルで、楽しそうな雰囲気が伝わってくると思います。(画像)

だいき:
これから実際にSOZOWスクール小中等部のバーチャルキャンパスの中を見学してみた後に、リアルにある学校の校舎とバーチャルキャンパスの違いをみんなに聞いてみたいと思います。何が違うのかに注目しながら、見ていきましょう。

だいきに案内されながら、バーチャルキャンパスを覗いてみると、そこには「テスト勉強を頑張るテーブル」や「雑談しながら勉強したいエリア」など、さまざまなスペースが登場します。学習していて分からないことがあった時にスタッフに質問したりできるスペースもあるそう。
オンラインで一人で勉強することに不安がある人も、これなら一緒に学ぶ仲間を見つけやすそうですね。

だいき:
それではここでSOZOWタイム!(=SOZOWのライブで行う、自分の意見やアイデアを考える時間)リアルの学校とバーチャルキャンパスの違いについて、気がついたことをチャット欄に書き込んでみてください。

のっきーのっきー(参加者のニックネーム。以下同じ):
ちょっと違う自分として話せる。

だいき:
すごくいい意見ですね!バーチャルキャンパスにはアバターで参加するので、自分の見た目も好きなように変えることができます。

リトル:
登校時間0分。

だいき:
オンラインならではだね!

むぎたろ:
未成年でも車に乗れる。

だいき:
そうなんだよ!SOZOWのバーチャルキャンパスには「車に乗る」といったさまざまな機能があって、ゲーム感覚で楽しめます。

だいき:
たくさんの意見をありがとう!バーチャルキャンパスのイメージが掴めたでしょうか。

だいき:
バーチャルキャンパスでは、文字看板を設置してそこが何をするスペースなのかをわかりやすくしたり、画像を埋め込んだり。みんなが学びやすい環境を作るさまざまな工夫がされています。

様々なバーチャル空間の活用事例を見ていった後、そこに込められている工夫についてみんなで考えるSOZOWタイム。意見が次々に上がります。

だいき:
たくさんの工夫に気がついたね!実は、アイデアの考え方にはポイントがあるのです。アイデアを出しやすい方法を紹介します。

だいき:
とってもシンプルにいうと、アイデアは「課題(もやもや)」から生まれるのです。「こうだったらいいのに」とか、「なんでダメなんだろう」というようなことですね。みなさんも、バーチャルキャンパスのアイデアを考えるときは、まずは課題から考えてみると良いと思います。

未来のバーチャルキャンパスを考えてみよう!

アイデアの考え方のヒントをもらったところで、いよいよ「未来のバーチャルキャンパスを考える」時間が始まりました。

だいき:
まずは普段通っている学校に対する課題(もやもや)について考えてみて欲しいと思います。SOZOWタイム、スタート!

一人でじっくり考えるSOZOWタイム中、だいきはチャット画面を覗き見ながら「いいね!」「そうそう、わかる」「おおお、なるほど」と大きく頷いています。参加者の皆さんはどんなもやもやを抱えているのでしょうか!?

だいき:
それではコメントをみてみましょう。

リトル:
殺風景。

だいき:
間違いない!(笑)

ノッキーノッキー:
フリースペースがない。

だいき:
これはいい気づきだね。学校の空間って目的が全部決まっていて、自由に好きなことができる場所って少ないですね。

えすぱー:
時間割が決まっていること。

だいき:
確かに、どうして自由にやっちゃいけないんだろう?

だいき:
みなさん、もやもやをたくさん持っていますね。では次に、今出していただいた課題を解決するアイデアを考えてもらいたいと思います。

だいき:
こちらが建設中の高等部キャンパスの全体構造です。土台になる一階部分は自由にいろいろなことができるスペースにしようと考えているので、みなさんのアイデアが採用されやすいです。
まずは一階に何があったらいいか、考えてみましょう。バーチャル空間は自由です!アイデアも自由で大丈夫です。SOZOWスクール高等部に、どんなスペースや設備があったらいいなって思いますか?

だいきが質問を投げかけると....

だいき:
チャットがすごいことになっている...!読みきれない!

仲間を募集できる場所、1人で集中できる場所、植物や動物に癒される場所。

鉄道に乗って教室の移動が楽しくできたり、アバターが小人に見えるような大きいインテリアを置いたりなど、ユニークな案も。

おもしろいアイデアが出ると、スタンプでリアクションが続々と返ってきます。リアルな教室での授業だと人の意見に対してリアクションをとることにはちょっとした勇気が必要かもしれません。しかし、SOZOWのイベントでは驚くほど活発に意見やリアクションが飛び出てきます

だいき:
たくさんのアイデア、ありがとう!この場で紹介できなかったアイデアも全部保存して、実現に向けてデザイナーと検討させてもらいます。本当に、ありがとう!

今日のまとめ

だいき:
最後に、今日のまとめをしたいと思います。

だいき:
今日体験したように、新しいアイデアやデザインを考えるときに「課題(もやもや)から考える」ということはとても大事なプロセスなんです。ぜひ、これからも実践してみてくださいね。

もやもやを抱えていることは良くないことだと思っていましたが、新しいアイデアを生み出すきっかけにもなるということを発見しました!

だいき:
今日生まれたアイデアが、どんな形でキャンパスに盛り込まれるのか、ぜひ楽しみにしていてください!

おわりに

大きな校舎があって、小さく区切られたスペースにはあらかじめ利用目的が決められている。かつてはそれが当たり前の学び場で、違和感を感じる子どもがいても他に行き先がありませんでした。

生徒のアイデア次第で新しい学びのスタイルができていくのがSOZOWスクール。今回はバーチャルキャンパスのデザインでしたが、学びたいこと、やりたいことに応じて例えば時間割も自分自身でつくっていけるのです。

出典:photoAC

今日このオープンキャンパスで体験したように、正解のない問いが繰り返され、誰も否定することなく自由に意見を出せる。そしてその中には実社会でも使えるスキルが散りばめられている。それがSOZOWの学びであり、学校生活なのです。

今後もSOZOWスクール高等部のコンテンツを体験いただけるオープンキャンパスを実施予定です。

そしてなんと、完成したバーチャルキャンパスを一般の方向けにお披露目するイベントが4月頭頃に開催されるそう!
詳細は、SOZOWスクール高等部設立に向けたクラウドファンディングの中で間も無く発表予定とのこと!ぜひチェックしてみてくださいね!




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