【不登校】思わぬ伏兵のおじぃの話
長男も今年の4月から中学生である。
小学生時代から(何なら幼稚園時代から)行きしぶりがあり、母も子も色々大変だった。
今まで、子の嫁である私が遠慮しててくれたのか、登校に関して黙っていたおじぃも、長男が中学校に上がったのを機に色々と口を出すようになった。
「ん?長男は?(学校へいかんのか?)」
とおじぃ。
今までだまっててくれたから感謝していたのに😭
なぜ気が変わっちゃったの?
中学校に上がったから本腰を入れようと思ったのか。
気持ち新たにがんばらせようと決意したのか。
理由は定かではないが。
とりあえず、今まで黙っていて言いたいこともあるだろうから、おじぃと長男の本人同士、話してもらおうと思った。
伝えたいことは、本人(長男)に言ってみて下さい。
と私はおじぃに伝えたところ、
おじぃに促されて、長男は半べそかきながら急いで行く準備をしていた。
長男は相手に強く言えないタイプの人間だ。
私の場合は、わりと本音を話してくれるので、行くにしても行かないにしても自分で決めることを大切にするようにしてきた。
だから、他人に促されて学校へ行くのは正直あまり意味がないようにも思える。
だけど、まれに他人に促されて、初めてやる気スイッチが入るタイプもいるはずだ。
私の場合だと、自分からやる気スイッチを押すのを待つタイプなので、促すタイプには不向きなやり方だ。
このやり方だと、結局、学校の玄関を目前にして帰ることも多かったりする。
おじぃは、うながすやり方でうまくいったので、次の日も来るようになった。
今日は行かんのか?
またおじぃが聞くと長男は
「行くから」と言いつつも
それを聞いて安心したおじぃが居なくなると、長男は愚痴を私に言い始めた。
色々と言われるのがうるさいから嫌なんや。
勉強だけが大事なんか?
など、言いたいことはたくさんあるようだが。
これって私が板ばさみになるやん!
と思い、一気に胃が痛くなった。
まぁどっちの気持ちもわかるんよな。
おじぃも長男も。
おじぃは過去の私の考えだし。
長男は今の私の考えを導き出してくれたし。
ただ、その狭間にいる私の気持ちは誰にもわからぬだろう。何とかせねば。
これでは私が壊れてしまうと思い、次の日は作戦を変えて
長男が、じいちゃん「嫌いになるのは私が心苦しいからこれからは私がちゃんと言います。(だから黙ってて)
と伝えたら。
おじぃはそこにひるまず、
嫌われてもかまへん。学校は行かなあかんところやから。
と言って長男を学校へ行くよう促した。
おじぃぃ、そこで引き下がってくれよ。
この後が大変なんだよ!
息子の機嫌を取るのは私なんだよ(泣)
と言いたかったが今日は言えなかった。
そんなこんなで、長男は今日も泣きながら学校へ行った。
このままで良いのだろうか。と私はモヤモヤする。
ただ、長男も、一度学校へ行ってしまうと最後の時間まで居られるらしい。気持ちがオンになりその流れに乗れば普通に授業を受けることができる。
長男本人も最初のエンジンをかけるのが大変だ。
と話していた。
おじぃの方法と私の方法、今もどちらが良いか正直選べない私がいる。
私のやり方でうまく行けると私も本人も納得できるけど、甘えちゃってても見過ごしてしまうこともあるし。
私的にはモヤモヤするけど、結果的におじぃのやり方が合う日もあるのかも。
正解は日々変わるのかもしれない。
とりあえずひとつの方法に捉われず、色んな方法を試してみよう。
終わりよければ全てよしとしておこう。
読んでくださってありがとうございます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?