日記


図書館を出ようとしたところ、出入り口にカラフルに装飾された笹が置いてあるのが目に入った。七夕飾りだ。
もうそんな季節かと思いながら、近くの幼稚園の子供たちが作ったらしいそれをぼんやり見ながら、通り過ぎようとした時、ひとつの短冊に目を吸い込まれた。

「はやくべんきょうができるようになってぷりんせすになる」

青天の霹靂。
プリンセスとは、華やかな衣装や豪奢な生活こそがその条件だとばかり思っていた。あとティアラ。
これが勉強ができるようになる、だけだったらよくある願い事としてすぐ意識の彼方に追いやられていただろうが、彼女は勉学の先にこそプリンセスのドレスが掛けられていると言っているのだ。プリンセスはその立場に相応しい才媛でなくてはならない。
私は自分の不心得を恥じた。
自分のアイコンにカツラを被せてプリンセスとか言ってる場合ではなかったのである。

プリンセスママじ

私もプリンセスに相応しい弛まぬ努力をしていこう。

その後は弁当食べたのを忘れてパン2個食って完全に動けなくるなどした。(*^^)v

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