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教育編入,とりあえずこれやっとけ(ざっくり勉強案・英語編)

こんにちは!まめこ(礼二郎)です.

今回は教育学の編入を目指す皆さんに向けて具体的な勉強スケジュール例や英語の勉強方法などを教えていこうと思います.(専門科目の勉強方法については各大学ごとにかなり対策方法が変わるため,また機会があれば書いていこうと思います)

このNoteは教育編入を目指す皆さんを想定して書いていますが,それ以外の分野で編入を考えている方にも参考になる部分があると思います.

また,今回提示するスケジュールや勉強方法は私自身の経験をもとにしたものであるため,皆さんの苦手分野や日常生活の忙しさ具合によって柔軟に変更させていくことをおすすめします.もし不安なことがあればTwitterの質問箱やDMにきてください.出来る限りの対応をしたいと思っています.

具体的な勉強スケジュール

勉強スケジュールはTOEICの勉強が必要かどうかといった点で大きく変化していくと思います.

これから紹介するスケジュールは実際に私が実践したTOEICの勉強期間も含めたスケジュールになっています.そのため,TOEICが必要ない皆さんはもっと時間に余裕ができるのではないでしょうか.

(前提)高専4年の1年間

・1年間ユルユルとTOEICの勉強をする(1月ごろに800点くらいとっていた)

・1月から3月まで教育学の入門書を1冊読んだ

・卒業研究が教育社会学の分野だったため,編入の勉強目的ではないが,30本程度教育関係の論文を読んでいた.


4月(高専5年生)

1日あたりの勉強時間:約4時間

勉強内容

・教育学の入門書を読む

・英語の勉強をする(Academic中級の単語帳を使用)

その他:受験大学を決定するためにホームページなどをみる


5月

1日あたりの勉強時間:約6時間

勉強内容

・TOEICの点数に不安を感じたため,5月の公開テストを受験することに決める.それに伴い,5月はTOEICの勉強しかしなかった.(ここで880点を取得)

その他:受験大学を大体決定する,過去問探し


6月

1日あたりの勉強時間:約6時間

勉強内容

・教育学の専門分野(思想や社会学,教育史,生涯教育…など)についてそれぞれ最低一冊づつ本を読んでいく.

・英語の対策として東京大学,名古屋大学の赤本を解く

その他:過去問分析


7月

1日あたりの勉強時間:約6時間

勉強内容

・最新の教育ニュースを取り上げている本を2冊程度読む.またそのニュース一つひとつについて自分の意見を300字程度で書く.

・英語は赤本を継続しつつ,基本的な英単語や文法などを固める

その他:過去問を各大学1年分だけ解いて自分の現時点での実力を確認する


8月

1日あたりの勉強時間:約12時間(夏休みに入ったので)

勉強内容

・小論文の対策を本格的に始める.教育系の大学院の問題を使用.(500字,300字,1200字…どの字数にも対応できるように様々な字数で練習する)

・小論を解いていくうえで知識が足りないと思った分野があったときは,その分野の本を読んで理解を深める.

・英語も赤本をやりつくしたため,大学院の問題を解いていく

その他:過去問を解きつつ,志望理由書の作成


9月

1日あたりの勉強時間:約12時間

勉強内容

・8月と同じ.英語も小論文も大学院の問題を継続して解く.

その他:願書提出


10月

1日あたりの勉強時間:約6時間

勉強内容

・受験の月だったため,小論文の練習と並行してこれまで読んできた本の要点をまとめた読書ノートを何度も読み直す.

その他:面接対策開始


11月

1日あたりの勉強時間:約3時間(一次試験が終わり,やる気がなくなった)

勉強内容

・面接練習

その他:特になし,合格発表


こんな感じです.勉強時間は目安として載せましたが,個人のこれまでの学習量などによって変わるため,妄信するのはおすすめしません.自分の理解が深まるまで沢山勉強しましょう!

また,補足ですが,私はこれらの勉強に加えて,卒業研究のために教育系の論文や本を読んでいます.読んだ論文や本の知識が受験に直接役立ったとは感じませんでしたが,(面接のネタとしては超役立った)自分の意見を書く力は卒業研究を通して身についたと思います.そのため,皆さんも手ごろな相手を見つけて議論などをするとよいと思います.


英語の勉強方法

英語の勉強については,各々の好きな方法でやればいいと思っているので上述した勉強方法に補足するような形でざっくり書きます.ただ本当に好きな方法でやればいいと思っています…


赤本について

自分が目指す大学の赤本を解けばいいと思います.私は名古屋大学が気になっていたので最初は名古屋大学のを解きました.それと同時に高専の先生から勧められたので東京大学の問題も解きました.東京大学の問題はやはり質が高くとても良いと思いましたが,その一方で編入で役立ちそうだったのは要約や和訳の問題くらいだったのでコスパ悪めかなと感じています.実際,私は赤本のうちの半分しか解いてません.

赤本では,とりあえずきれいな和訳の作り方や長文の読み方などを学びました.ただ,これは後述する大学院の問題でも代用できるので無理する必要はありません.


大学院の問題について

編入英語の形式に一番近いのが大学院の入試問題です.編入に比べて少し文章の難易度が高いだけで,和訳中心の問題構成などほぼほぼそっくりです.そのため,大学院の入試問題を解くことをおすすめします.

私は教育編入だったので教育学系の入試問題はもちろん,社会学系をはじめたした人文系の入試問題は片っ端から解いていました.その際,どこの大学院の問題を解けばよいのかという疑問が浮かびますが,基本的には自分で過去問分析をして志望する大学と難易度が同じレベル,もしくはそれより少し上の大学院の問題を解けばよいと思います.

旧帝レベルを目指す皆さんには早稲田の問題(https://www.waseda.jp/inst/admission/graduate/past_test/)をおすすめします.

私は大学院の問題が解けるようになれば編入英語の心配はあまりいらないかなと思っています.単語だけちゃんとやっときましょう.

しかし,解答についての問題があります.大学院の問題には解答が無いため,自分でどうにかするしかありません.私はグーグル翻訳に入れ,自分の解答と同じニュアンスかどうかを確かめるだけでどうにか凌いでいました.ただこの方法では「本当にきれいな和訳が作れているのか」という点で疑問が残るため,不安な方はやはり赤本を解いてきれいな和約の作り方を学んでから大学院の問題に移るとよいと思います.

また,実際に解くうえでのアドバイスですが,解いてる途中で分からない単語があれば,それはノートとかにメモしておくといいですよ.編入向けの単語帳は存在しないので自分で地道に作るしかないのです…



おわりです

こんな感じでしょうか.これにて第1回Noteは終了です!疲れたー



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