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2019 Twitterで気になった記事まとめ1

Twitterでは気になったツイートを、反射的にリツートしている。

2019年にリツイートした中で、これは一言いいたい!

と思った記事を抜粋してご紹介。

ローソンの社長の息子が反抗期、ってのがもう面白い。エピソードの力に加え、「ファミチキうめ〜」と口語体にし、「〜」を使ったことによるリアリティが想像力を掻き立て、ニヤっとさせられる。どこの雑誌か不明だが、この文章でOKした編集部にリスペクトを捧げたい。

「休みの日に寝ても寝ても疲れが取れない!!」と悩んでいた時に見た記事。内容よりも、タイトルへの共感が強く、「そうなのか!」と頭をコツーンと殴られた。このツイート主である熊山さんは昔R25でご一緒していた先輩ライター。初めてのR25の会議で、トイレで一緒になり、嬉しくて話しかけた記憶が蘇る。

淡々と続く文章。何事も起きない日常。そのレールの上には、平坦な人生しかない。ある日、それに気づいて焦っても、もう取り返しがつかない。まさに現代のホラーだ。圧倒的な文章力で読者を惹きつけたかと思えば、最後にあるのは空虚と絶望。書かれた場所が個人ブログでなく、はてな匿名ダイアリーというのがまた絶望感を助長する。これの漫画版が「最強伝説黒沢」であることは歴史が証明済(1、2巻はkindle unlimited使ってるひとなら無料で読めるよ)。「絶対こうなりたくない……」と、逆に仕事への活力が湧いてくる平成最後の名文。

自己啓発本とか好きなたちなので、こういうのに反応しがち。これを全部完璧にやったら成功者になれる気がするんだけど、できないのが人間の性ってものよ。

著名なリケジョで、ツイートのセンス抜群。適度な自虐ツイートが毎度目に止まる。かのアリストテレスの名言だそうで、なるほど!と思いつつも、自分の腹に落ちてるかっていうと、まったくそんなことはない。初めてからも大変じゃん、と思ってしまう。名言っぽいものに弱い。

オリジナルラブの田島貴男氏といえば、UK SOULに青春を奪われた私の日本の音楽的兄貴。彼が最高というものはなんでも最高なのだ。音アリで是非。振り切るって、こういうことだ。

先に解説した名文と合わせ、私はこういう絶望したおじさんに強烈に引きつけられる。反面教師ゆえの強烈な拒否反応。こういうの集めて、絶望中年文学とでも名付けたい。

内容でなくフォーマットから覆す手法は、誰しもがハッとしてパッとくる飛び道具。宣伝会議っぽくて、ドヤってるクリエイターの顔が透けて見える。本当か、わざとか? どっちだろってギリギリのライン(わざとだろうが)。「こち亀」でもこういった手法は多く、ドラゴンボールの世界に飛んだり、ページをタテに使ったり、コマを回したり。楽しい世界。

はたまた広告。いい表現だなぁ。でも日本じゃできなそうだね。ハーゲンダッツはたかが300円なのに、贅の極みのような感覚を世界中が持ち合わせているってのは、ブランディングのなせる技。

このツイートを見て速攻で「へうげもの」を購入した。結局、全巻は読んでないけど、昔の偉人や事象を今のフォーマットに置き換えて提案、説明してくれると俄然、手が伸びやすくなる。その好例。

と、10個やってもまだ1月。しばらく続きます。





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