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2019 Twitterで気になった記事まとめ1
Twitterでは気になったツイートを、反射的にリツートしている。
2019年にリツイートした中で、これは一言いいたい!
と思った記事を抜粋してご紹介。
ローソンの社長の息子が反抗期に入り、父親の前で「ファミチキうめぇぇ!」と絶賛したり、Tカードを見せびらかしてくる、というエピソードを聞いて電車の中で吹いてしまった。 pic.twitter.com/guiR8mVpnc
— ともはる先生@放デイ×小学校教員 (@tomo_haruuu) January 18, 2019
ローソンの社長の息子が反抗期、ってのがもう面白い。エピソードの力に加え、「ファミチキうめ〜」と口語体にし、「〜」を使ったことによるリアリティが想像力を掻き立て、ニヤっとさせられる。どこの雑誌か不明だが、この文章でOKした編集部にリスペクトを捧げたい。
わかってる!わかってるけど起きられないんだ。これで趣味の登山がなかったらヤバいと思う
— 熊山准|KUMAYAMA, Jun. (@kumaya) January 19, 2019
休日に家でじっとしていても疲れはとれない! :日経ビジネス電子版 https://t.co/rXcCsRQtkG
「休みの日に寝ても寝ても疲れが取れない!!」と悩んでいた時に見た記事。内容よりも、タイトルへの共感が強く、「そうなのか!」と頭をコツーンと殴られた。このツイート主である熊山さんは昔R25でご一緒していた先輩ライター。初めてのR25の会議で、トイレで一緒になり、嬉しくて話しかけた記憶が蘇る。
読ませる文章。こういう話は増えそう。人は「意義」を失ったときに死ぬ。/
— Katsuaki Sato (佐藤 航陽)🌎 (@ka2aki86) January 19, 2019
何がしたいのか分からないまま人生が終わった https://t.co/DBQtASB9DW
淡々と続く文章。何事も起きない日常。そのレールの上には、平坦な人生しかない。ある日、それに気づいて焦っても、もう取り返しがつかない。まさに現代のホラーだ。圧倒的な文章力で読者を惹きつけたかと思えば、最後にあるのは空虚と絶望。書かれた場所が個人ブログでなく、はてな匿名ダイアリーというのがまた絶望感を助長する。これの漫画版が「最強伝説黒沢」であることは歴史が証明済(1、2巻はkindle unlimited使ってるひとなら無料で読めるよ)。「絶対こうなりたくない……」と、逆に仕事への活力が湧いてくる平成最後の名文。
◼︎東証一部上場企業社長からの学び
— 秋山祐太朗@元銀行員CEO(Chief Enkai Officer) (@YutaroAkiyama) January 19, 2019
・事業は金から入るな。理想から入れ
・リーダーの仕事は明るいムード作り
・最大のモチベーションは悔しさ
・夢は記せ。記した夢は大抵叶う
・意思決定の基準はかっこいいか否か
・御礼メールはすぐに書け
・現状維持は退化だ
・社会の為に必要な事業をせよ
自己啓発本とか好きなたちなので、こういうのに反応しがち。これを全部完璧にやったら成功者になれる気がするんだけど、できないのが人間の性ってものよ。
やらなきゃいけないなと思ってるけど億劫でなかなか取りかかれないときには、アリストテレスが言った「全体は、始めと中間と終わりから成る。すぐに始めてしまえば、もう半分を過ぎている。」という言葉を思い出すのがオススメです。だいたいのことは早く始めちゃったもん勝ちです。
— 高橋祥子 (@Shokotan_takaha) January 20, 2019
著名なリケジョで、ツイートのセンス抜群。適度な自虐ツイートが毎度目に止まる。かのアリストテレスの名言だそうで、なるほど!と思いつつも、自分の腹に落ちてるかっていうと、まったくそんなことはない。初めてからも大変じゃん、と思ってしまう。名言っぽいものに弱い。
たしかに最高。 https://t.co/AbJaLTPxgR
— 田島貴男 Original Love (@tajima_takao) January 19, 2019
オリジナルラブの田島貴男氏といえば、UK SOULに青春を奪われた私の日本の音楽的兄貴。彼が最高というものはなんでも最高なのだ。音アリで是非。振り切るって、こういうことだ。
その小説が名作か否かは冒頭の一文を読めばわかるという話をどこかで聞いたことがあるが、この『人間・男・50代』っつう書き出しもやっすいホストのやっすいシャンパンコールみたいなキャッチーさとリズムのキレがあっていきなりハートを鷲掴みにされる。名作認定せざるを得ない。 pic.twitter.com/TrXtWbrqSA
— 中川ホメオパシー (@nakagawa_ho) January 20, 2019
先に解説した名文と合わせ、私はこういう絶望したおじさんに強烈に引きつけられる。反面教師ゆえの強烈な拒否反応。こういうの集めて、絶望中年文学とでも名付けたい。
これお酒の広告ってことか、考えて人すごい pic.twitter.com/kipnWZrsVw
— DotBack a.k.a 洋平 (@nekozejapan01) January 24, 2019
内容でなくフォーマットから覆す手法は、誰しもがハッとしてパッとくる飛び道具。宣伝会議っぽくて、ドヤってるクリエイターの顔が透けて見える。本当か、わざとか? どっちだろってギリギリのライン(わざとだろうが)。「こち亀」でもこういった手法は多く、ドラゴンボールの世界に飛んだり、ページをタテに使ったり、コマを回したり。楽しい世界。
ブラジルで制作されたハーゲンダッツの広告。電気椅子の足元には空になったカップ。死刑囚が最後の晩餐としてリクエストするほど美味しいアイスであることを見事に表現しています。
— INSPI(インスピ)|広告デザインとアイデアの教科書 (@inspi_com) January 23, 2019
"The ultimate temptation"(究極の誘惑) pic.twitter.com/YfVTxEvvJr
はたまた広告。いい表現だなぁ。でも日本じゃできなそうだね。ハーゲンダッツはたかが300円なのに、贅の極みのような感覚を世界中が持ち合わせているってのは、ブランディングのなせる技。
日本史上最高のデザイン中心でイノベーティブなマーケターは千利休なんで、「千利休」「へうげもの」は読んでほしい。なぜ欧米人がZEN、ZENうるさいかもわかると思います。物を売るとはとks経営とはも勉強できて頑固なクイが出過ぎるとどうなるかもわかるよ
— ふじはらよしあき。 (@yfujihara) January 25, 2019
このツイートを見て速攻で「へうげもの」を購入した。結局、全巻は読んでないけど、昔の偉人や事象を今のフォーマットに置き換えて提案、説明してくれると俄然、手が伸びやすくなる。その好例。
と、10個やってもまだ1月。しばらく続きます。
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