見出し画像

dancing with the rain-sound produce

今回は『雨の踊りて』サウンドプロデュースと制作過程についても書きたいと思います。あまり触れる機会もないのかなと思うので、これを機に知ってもらえればと思います。一緒につくってもらったのは『huneica』のおふたりです。

サウンドプロデュースとは言いつつも、ディレクション的なところから手伝ってもらい、歌詞・コード・構成を見直してブラッシュアップさせていきました。歌詞の2番Aメロは最後まで悩み、一度つくったものを壊して再構築する苦労をあらためて味わいました。

歌詞が出来上がる前からアレンジ作業は進んでいきます。コンセプトとしていたのは「古くて新しい」と「フォークトロニカ」の2つです。エレクトロ的サウンドを取り入れるのは今回やりたかったこと。自分にとって挑戦でしたが、最初のラフアレンジを聴いた時めちゃテンション上がりました。

何度もやりとりを重ねて、アレンジを完成させたら次はレコーディング。僕の性格上なんですが、現場で歌詞を考えたり歌入れするのではなく、事前にできるだけ仕上げた状態で録音に臨むのが合っているようで、いつもそのように進めています。1時間30分くらい?で録り終え、OKテイクを揃えるところでこの日は終えました。その後エディット・ミックス・マスタについても、やりとりを重ねて完パケという流れでした。

期間は2月から4月末、途中予期せぬ出来事やコロナの影響もあり約3カ月かかっています。

huneiaのふたり(+ボス)には粘り強く付き合ってもらい、こちらの要望も的確に捉えてもらって、自分では想像のつかないポイントからアレンジを膨らませていたりと、歌が大きく広がっていきました。とてもひとりでは完成しなかった楽曲です。
huenicaと仕事をするのは今回が初めてで、最初は互いに探り探りでした。制作過程で時間を共有していく中で、相手のことをより知り、こうしたいな。あーしたいな。と自然にどんどん話せるようになっていきました。
思うのはやっぱり人と人だということ。ちゃんと相手のことをリスペクトして寄り添わないと良いものはできない。そしてそれには時間がかかるとということ。不純なものがないほどに歌は愛おしい。たぶんずっとこうやって歌をつくっていくんだと思います。

『雨の踊りて』
【Music Video】
https://youtu.be/FpQMqi0kl7A
【配信・サブスク】
https://linkco.re/ZAa4e3GV

最後まで読んでくれてありがとうございます。次はMusicVideoとジャケット制作について書こうと思います。しばしお待ちを。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?