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【4分で解説:異所性骨化】PTOT国家試験 脊髄損傷領域 第48回 AM-問題35 #せきそん国試

今回は第48回PT国家試験午前:問題35を解説します。

PT国家試験問題(解答なし).001

今回は脊髄損傷患者で好発する異所性骨化の部位を問う問題です。

まずは2枚写真を見てください👇(橋本健,他:脊髄損傷後に生じた両股関節異所性骨化の 1 症例 日本職業・災害医学会会誌 JJOMT Vol. 58, No. 3より)

1枚目:異所性骨化なし

阪奈 10:14-2 OPLL、合併症、Zancolii、改良Francel.001

2枚目:異所性骨化あり

阪奈 10:14-2 OPLL、合併症、Zancolii、改良Francel.002

矢印▶︎で示されている部分は全て骨化しています。これくらい骨化が進むと何が問題かと言うと関節可動域制限が必発し、ADL動作を大きく制限してしまうのです。

写真を見ていただくとお分かりのように、脊髄損傷者で異所性骨化の好発部位は”股関節”が多いです。

なぜ骨化してしまうのか?  なぜ股関節に多いのか?

については諸説あるようで、よく分からないので割愛させていただきます。


答えは 4.股関節 となります

YouTubeはこちら👇

https://youtu.be/zJi-P39wRnA


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