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自己理解・コミュニケーション能力向上・ジョハリの窓

こんにちは!パーソナルケアソーヴィスの須田です。
本日は自分という人間の理解度を上げたり、他者とのコミュニケーションを円滑にする為の一つの方法をご紹介いたします。

今回ご紹介しますのは「ジョハリの窓」と呼ばれる一つの手法です。
まずはこちらの図をご覧ください。

画像1

こちらの画像の上半分の軸は他人が分かっている自分。
下半分の軸は他人が分かっていない自分。

左半分は自分で分かっている自分
右半分は自分にわかっていない自分になります。

そして画像のように4ブロック別れていますが、
1つずつ開放の窓、盲目の窓、秘密の窓、未知の窓と呼びます。

開放の窓は、自分も他人も分かっている窓で、言い換えれば表面的な自分という事になります。
盲目の窓は自分が知らなくて他人が分かっている窓で他人から見えている印象になります。
秘密の窓は自分が知っていて他人が知らない窓になります。人には見せていない自分です。
未知の窓は自分も他人も知らない窓になります。こちらの窓は今後の自分です。


ではここからが本題です。
自分という人間を理解するためにはこの4つの窓のうち、開放の窓と盲目の窓でどれぐらいギャップが開いているのかを知るのが手っ取り早いです。
コミュニケーションにおいて自分からわざわざ関係性を悪くしようと思ってコミュニケーションを取りに行く方は当然いらっしゃらないと思います。
ですがコミュニケーションが円滑にならないのが今も昔もあるかと思います。
それはなぜか?自分が知らないところでコミュニケーションの事故が起きているからなんですね。
何故なら自分を理解していたら事故は回避できるからです。
なので、盲目の窓について知らないことが1つの原因です。
だからこそ、開放の窓と盲目の窓のギャップを埋めることが自己理解につながり、コミュニケーションを円滑にすることが出来るわけですね。

自分が知らないが他人が知っている盲目の窓は自分で見つけることが出来ないから盲目の窓なわけなので、他人からのフィードバックを得て自分が認識している開放の窓とどれぐらい違っているのか試してみてくださいね。
この時のフィードバックを受ける相手は超絶慎重に選んでください。相談相手を間違えるととんでもないことになってしまいますので自分が一番信用している相手で思っていることをしっかりと伝えてくれる相手をお選びください。
一番代表的な相手は親子関係が間違いが少ないです。もちろん日頃の関係性によりますので、関係性が悪い場合は他の相手をお選びください。

ここまで出来たら次のステップです。
ギャップを見つけることが出来たら自己理解はバッチリです!
ですが理解しているだけではまだ不十分です。

今盲目の窓を理解したことによって開放の窓は広くなっています。
ですが、コミュニケーションが円滑になっていなかった要因が開放の窓の中に入っただけなので他人から丸見えの状態です。
これを秘密の窓の中に隠すことが次の作業です。
人間の性格は良い悪いではなく、良い面に働く時もあるし、悪い面に働く時があります。
なので悪い面に働く条件と内容を知り、それを隠蔽すれば自分が望まないコミュニケーションの事故は回避しやすくなるという事です。
ですから無理に性格を変えようとするのではなく、悪い面に働く条件と内容を知って秘密の窓の中に収納してしまいましょう。

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