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【2024年事例】3つの相続対策で6千万円税削減できた話



みなさんこんにちは!東京不動産相続サポートナビです!

今回は、相続対策を行ったことによって、約6千万円もの相続税を抑えることに成功したクライントのお話です。

3つの相続対策

相続税を高額にしている要因は、主に不動産資産であることが多いです。

自宅の他に収益物件を保有しているとか、評価の高い畑や山林などを持っていると、簡単に基礎控除を上回ってしまうのです。

そこで、主に3つの対策を立て、時間をかけて実行していきました。

対策その1 親族間売買

安い価格でしか売れない土地は、相続税を計算するときの評価が売値より高くなることがあります。

このような土地は、親族へ時価売却すると相続税を抑えることができます。

色々と条件はありますし、建物だけを売買したほうが良いケースもあります。

税知識も必要になる不動産取引ですので、必ず相続対策の経験がある相談先に依頼しましょう。


対策その2 山林の売却

売れない山林の悩みは、専門家に相談してもなかなか解決できません。

通常は、不動産業者に売却相談をするとか、寄付できる相手を探すといったことになります。

山林の売却については、造成できる開発業者との繋がりや、特殊なコネクションを持つ専門家に相談することで、解決できる事があります。

この事例の場合も、山を造成して売却することに成功しました。

無料で手放しても良いと言っていた土地に数千万円の値段がつき、相続税対策として大きな成果となったのです。

対策その3 保険対策 

保険対策は、人によっては損になることもありますので、各ご家庭の状況等によって判断が変わるところです。

今回のケースでは、現金で持っているよりも保険商品として保有する方がメリットが高い状況でしたので、いくつかの保険対策に分けて実行していきました。

法改正やガイドラインの変更等によって、保険商品の取り扱いは日々変化しますので、相続対策に長けた保険代理店で契約する事も大切なポイントです。

まとめ

実際には、3つの対策だけではなく、細かい対策の積み重ねもしていただきましたが、

当初8千万円と見積もられていた相続税が、約2千万弱にまで抑えられる結果となりました。

特に、不動産の対策については、相談する専門家のレベルによって大きく結果が変わります。

保険についても、ただ入れば良いというものではなく、加入のベストタイミングを考え、継続した管理が必要になります。

相続対策は、経験と実力を兼ね備えた組織的な相談先に頼ることで、全く違う結果になることもあるという事なのです。

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