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【2024相続】もしものために遺産の分け方を知ろう!遺産分割協議に関する5つのポイント


遺産分割協議をせずに放置していると、思った以上に大きな資産ロスが生じることがあります。

この機会に、遺産分割の基礎知識と重要ポイントを学んでおきましょう。

たった3分の視聴で、遺産分割協議の概要が掴めると思いますよ。

遺産分割の基礎知識

原則として、相続の申告は故人が亡くなってから10カ月以内に行います。

申告期限までに遺産の分け方を決めなければならず、この話し合いのことを遺産分割協議と言います。

そして、相続人同士での話し合いの結果を書面にしたものを遺産分割協議書と言います。

以下、5つの早わかりポイントをご紹介していきますね。

ポイント1 遺言が優先!

法的に有効な遺言書がある場合には、遺産分割協議書は必要ありませんので、相続人との話し合いも基本的には不要です。

この理由は、各相続人の意見よりも故人の意思である遺言書が優先されるからです。

もし、遺言書が存在せず、相続人同士での協議もまとまらないような場合には、裁判所によって調整してもらうことになります。

ポイント2 分け方は自由!

遺産分割は、相続人全員が納得すれば、どんな配分で分け合っても構いません。

しかし、相続資産の中には均等に分割できないような資産もありますので、なかなか平等化するのが難しいのが実情です。

ポイント3 不動産に注意!

不動産は、現金化しない限りは均等分割が困難な資産です。

また、共有で所有するとデメリットも多いので、事前の準備や対策が欠かせません。

不動産の分け方について解決策を持つ事も、大きなポイントとなります。

ポイント4 法定相続は目安!

実際の分割協議では、法定相続に沿って財産を分けることも多いです。

法定相続とは、分割割合に関する法律上のガイドラインのようなものです。

勘違いされている方も多いのですが、法定相続は絶対的なものではなく、必ずしもこれに従わなければならないわけではありません。

ポイント5 協議の方法も自由!

遺産分割協議は、相続人全員が集まって行うイメージがあるかもしれません。

確かに、全員が顔を合わせて協議するのが理想的ですが、実際にはこれが難しい事も多いです。

相続人が遠方に住んでいるとか、面識もないような相手が相続人である事も珍しくないからです。

この為、分割協議は、郵送物や電話等によって話し合いを進めることも可能です。

まとめ

遺産分割協議は、相続人同士の仲が良ければ、比較的スムーズにまとまることもあります。

しかし、権利に関するトラブルになることも少なくありませんので、必ず法律家のチェックを受けながら進めましょう。

特に、協議が難しいケースでは、後の争いを想定した動きをとることが大切ですので、迷わず専門家に頼りましょう。

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