その方の目的は何だったの?

拾った漂着ガラス浮き玉に付着のサンゴ骨格とそれの後日談

素敵な拾い物

先日、沖縄の海辺で素敵な物を拾った。
上げ潮に乗って波間にプカプカ揺れる、漂着のガラスの浮き玉。
拾いあげ手にとったその浮き玉には造礁サンゴの一種が付着してた。
ガラス玉に沿って成長していたらしい成長過程が見てとれるそれは綺麗なサンゴの骨格だった。
ただ、打ちあがったときには既にサンゴは死んでおり、白い骨格だけになっていた。
岩等にぶつかって削り取られた痕もないほぼ完品のサンゴの遺骸が、その漂着したガラス玉にくっついていた。

さて、どうすべか?と一瞬考えたものの・・・
自分は漂着したガラス玉を拾ったのだと判断して家に持ち帰った。
その辺に捨てるにはあまりに綺麗な造形であり、
その由来に対し推測空想妄想が止まらなかったから。

どこの海でサンゴ虫がくっついたのか?
日本以外の南洋のどこか?
どんな安定した環境があったのか?
浮き玉自体が固定されてないと綺麗に成長できないし。
どんな事情で流されたのか?固定がはずれた?
骨格だけになってるということは、一度打ちあがって乾燥したのでは?
どの流れに乗って沖縄のこの浜に流れ着いたのか?
などなど、空想が止まらなかった。

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ちょっと現実に戻ろうね。

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