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2023/02/18 新応援歌がオープン戦前に発表されなくても焦る必要はない

出だしから愚痴になってしまい申し訳ないのですが、Twitterアカウントが永久凍結されたことによる大きな弊害の一つとして、応援歌に関する情報をリアルタイムで収集するのが困難になっていることが挙げられます。
アカウントが永久凍結されると、タイムラインが更新されなくなります。すなわち、私がこれまでフォローしていた方のつぶやきをリアルタイムで追えなくなるわけです。
私がフォローしていたアカウントというのは、応援団の公式アカウントや応援歌に詳しい方のアカウントが多く、自然と応援歌の情報が得られるタイムラインを構築できていただけに、新応援歌の発表で盛り上がるこの時期に、Twitterを利用した情報収集ができないのは痛恨の極みです。


2023年は新応援歌発表の出足が遅い?

とはいえ、永久凍結中もTwitterの検索機能は利用できるので、「新応援歌」を検索ワードに、新応援歌に関する情報が出ていないか確認するのが、最近の私の日課となっています。
それで、暇さえあればせっせと検索しているわけですが、今年のNPB各球団の新応援歌発表状況はというと、2/1に中日応援団から新応援歌の発表があったものの、その後、この記事を書いている今に至るまで、中日以外の11球団の情報が出ていません。
私の検索の仕方が悪いのだろうか、としばしば不安に駆られるのですが、検索結果に目を通す限り、新応援歌に飢えているのは私だけではない様子。

各種報道で目にしている方も多いかとは思いますが、今年は新型コロナウイルス感染症対策の緩和に向けた動きが広まっています。
プロ野球に関しても、現時点ではまだ球団ごとの対応に差が見られるものの、マスク着用の上での声出し応援を解禁する球団もいくつか発表されているところ。
従来の応援スタイルが復活なるかという点にも注目が集まる中で、ここまで新応援歌の情報が出てこないとなると、やきもきする気持ちも確かに理解できます。

私の中での印象だと、中日以外で新応援歌発表の動き出しが早い球団は、ヤクルト、阪神のイメージです。
最近の阪神はそうでもないような気もしますが、一時期は、2/1の球春到来とともに阪神が新応援歌を発表するのが風物詩だった記憶があります。
ヤクルトも、例年2月上旬に新応援歌を発表することが多く、近年では中日とヤクルトの2球団が新応援歌発表のツートップという印象でした。
この他、巨人辺りも2月中には割と新応援歌を情報を出しているイメージ。新応援歌の発表時期は、全体的にセの球団が一歩リードと言ったところでしょうか。

(ちなみに、私はイメージでしか語っていませんが、Twitterを眺めていると、ここ数年の新応援歌発表日を時系列にして並べたツイートも散見されます。きちんとした裏付けのもとに新応援歌の発表時期を予想されていたりして、読んでいるだけで目から鱗)

オープン戦開幕から新応援歌を歌えるのが当然?

2/23にはヤクルト対巨人のカードでオープン戦開幕も控えています。特にヤクルトを応援する側の感情としては、2月上旬には新応援歌が発表されるのが近年の恒例行事だったこともあってか、今年は新応援歌の情報がないままオープン戦開幕を迎えてしまうのか、不安に思う声もちらほらと見かけます。

確かに、球団個々に目を向けると、例年と比べて情報発信が遅れている側面も否定できないとは思うのですが、一方で私が思うのは、新応援歌発表はシーズン開幕までにある程度間に合わせてくれるんだったらそれでいいじゃない、という考えです。
先述のとおり、近年では、オープン戦の開幕前から新応援歌を発表する球団が一定数存在する傾向が見られますが、一方で、オープン戦の途中で新応援歌を発表する球団も依然として存在するのが事実であり、NPB全体のトレンドとしてみると、オープン戦前に新応援歌を発表しないこと自体は、さほど異例と言うほどのことでもないと思います。

そもそも、オープン戦開幕前に新応援歌が発表できるようになったのは、ネット環境が発達し、球場外で応援団が情報を気軽に発信できるようになったのが大きな要因。
各応援団のホームページやらYouTubeやらが今ほど整備されていなかった時代は、オープン戦で応援団とファンが久々に顔を合わせ、そこで新しい応援を練習するのがスタンダードでした。そして、コロナ禍直前においても、こうしたスタイルを継続していた球団は決して少なくなく、一定数存在していました。

オープン戦特有の空気感の中で応援を仕上げていく

私は、オープン戦特有の、チームの勝ち負けだけにとらわれず、選手個々の仕上がりに注目しながら、時には懐かしい応援歌のメロディがスタンドから流れてくる、緩やかな空気が結構好きです。
そんな雰囲気の中、応援団が球場で新応援歌をリアルタイムで発表し、実際に応援団の演奏に乗せて声援を響き渡らせながら、新しい応援を確立していく作業は、その場に居合わせた者でなければわからないような、唯一無二のライブ感があります。

現実問題、オープン戦に足繁く通える野球ファンなど多くはないでしょうから、今のこの時代、ネットで新応援歌の情報を発信していただけるのは、大変ありがたい話です。私もその情報を享受している身ですし、便利な世の中になったものだと思います。
こうした新応援歌の発表スタイルを否定するつもりはなく、むしろ、時代の潮流から言えば、ネット環境を利用した新応援歌の発表は、今後の新しいスタンダードになると考えるのが自然なことだと思います。

一方で、ネットによる新応援歌の情報発信がここまでなかなか見られないからといって、一般のファンがそんなに焦ることもないでしょう。
シーズン開幕まではまだ1か月以上あります。その時全力で応援できるように、オープン戦の期間を使って、少しずつ応援スタイルを仕上げていけばいいじゃないですか。
もし時間が許すのであれば、オープン戦にも足を運んでみてください。運がよければ、新応援歌発表の場に立ち会えるかもしれませんし、それでなくても、懐メロがたくさん聴けるかもしれません。こんな私の長々とした文章にも目を通していただける物好きな方であれば、きっとおもしろい体験がたくさんできるはずですよ。


ちなみにこの記事、約2,700字あるみたいです。要するに、今このタイミングで新応援歌が発表されないことをウダウダ言うなというのを伝えたいだけの記事なのに、よくこんなグダグダ引き延ばせて書けますね。こんな調子で読者の皆様についてきていただけるのでしょうか。

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