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2023/05/23 チャンネル登録者数1万人突破後の活動方針について

先日から同じネタを引きずっているようで恐縮ですが、YouTubeのチャンネル登録者数が1万人を突破しました。
何度言っても言い足りないと思うほど、全方面に向けて感謝の気持ちでいっぱいです。いつもありがとうございます。

さて、その記念に投稿した動画の締めで、謝辞を述べました。
テキスト版は「謝辞(寄稿 : 2014年新曲応援歌ベストナイン 再録版)」でもご覧いただけますが、この謝辞の最後の最後で、「今後は私の活動頻度が落ちるでしょう」と予防線を張らせていただきました。
個人的なお話となってしまい恐縮しきりですが、この言葉が意味するところについて、今回は説明したいと思います。

週4本動画投稿のペースを維持することの難しさ

初っ端から自分の苦労自慢をしてしまうみたいで申し訳ないのですが、端的に言えば、今後の私の活動方針を語る上での一番のポイントが、動画投稿のペースを落としたいという点にあります。

私が作る動画は、一つ一つの長さは大したことないというのもあり、一度の動画投稿でまとめて4本アップロードする取り組み自体は、活動初期から行っていました。
一方で、動画投稿を毎週コンスタントに行うようになったのは、私の活動歴を通じて振り返ると割と最近の話で、奇しくもコロナによる応援制限が始まった'20辺りからのことです。
とはいえ、かれこれ3年ほど続けてきた、毎週欠かさず動画を4本投稿するというライフスタイル。正直言ってそろそろ限界かなあと感じています。

応援歌の動画として、まずは極力正しい音程やドラムパターンで作りたいので、音源作成にあたっては、実録動画をそれなりに聴き漁ることになります。
それから、間違った情報や適当なことは書けないので、動画の使用歴も可能な範囲で調べます。歌詞はなるべく正確な表記を心掛けているので、応援団公式の資料を探すことになります。昔の応援歌となると、いつから使われ始めたのかが不明瞭なものが多く、いろいろな年度の中継映像を見比べることもしばしばあります。
1本あたりの長さが1分弱のものが大半で、大した演出もない動画ばかりとはいえ、こうして無駄に労力ばかりかけているので、動画1本あたりの制作時間は、音源作成から動画の形に仕上げるまで、合計で数時間はかかります。これを毎週4本投稿するわけですから、少なくとも半日は動画作成のために時間を割いている計算です。

有限な時間をいかに配分するか

一応リクエストを受けて動画を作っている体とはいえ、私が好きでやっていることなので、動画の作成にかかる労力を苦に感じること自体はあまりありません。
しかし、1日は24時間、1週間は7日。なんだか胡散臭いセミナーみたいな論理展開ですが、有限な時間のすべてを応援歌に捧げることは叶わず、私にも日常送らなければならない生活があって、応援歌のことだけ考えて生きていくことはできません。

私自身、動画投稿を始めてから8年以上の歳月が流れ、身の回りの環境は刻一刻と変化し続けています。
ここで私的な話をあまり詳らかにするつもりはないですが、応援歌が好きだという気持ちは不変である一方、応援歌以外にも、好きなものや大事にしたいものが生まれているのが現状であり、それらにかける時間も大切にしていきたい。そうなると、私が応援歌に対して割り振れる時間というのは、相対的に減っていってしまう。
まあ、もっと時間の使い方を上手にすればいいだけの話といえばそれまでなのですが、それにしても、毎週4本動画投稿を個人的な目標に掲げてきたこの数年は、個人的には相当応援歌に重きを置いてきたつもりであり、ここらで一旦そのバランスを見直したいというのが正直なところです。

コロナ禍の危機感も一旦は過ぎ去って

そもそもこの数年、毎週4本動画投稿をしたいと思ってきたモチベーションの根源は、先日の謝辞の中でも少し触れたとおり、コロナ禍における応援文化消滅の危機に対し、自分なりのやり方で少しでも抗いたかったことにありました。
それが、今シーズンに入って、過去3年間の苦しみがまるで幻だったかのように錯覚してしまうほど、球場に応援歌が流れる風景が当たり前のものとして復活しています。

結局、応援歌にしろ応援文化にしろ、動画サイトでどんなに面白い動画を作ろうがどんなに勉強になる動画を作ろうが、現場である球場で歌い継がれないことには、何も始まらないわけです。
その点、今シーズン始まってからの応援風景を見て、私が抱いていた危機感は、一旦過ぎ去ったものと考えてよさそうだと思えました。今はとにかく、現場で応援を楽しむこと。
また同じ類の感染症の騒ぎが再燃するとも限らないですし、そのような有事の際に、応援歌が真っ先に槍玉にあげられる懸念はありますが、今はせっかく応援ができて応援歌が歌えるのですから、この環境を謳歌しなければ損です。

チャンネル登録者数が節目を迎えた今こそ腰を据えて

以上のような状況の変化もありつつ、この度折よく、チャンネル登録者数1万人突破という節目を迎えることができました。
これにあぐらをかくことはあってはなりませんが、一方でここ数年、見えないものと闘うようにしてわき目もふらずに動画を作り続けてきたのも事実であり、一息ついて体制を立て直すには、このタイミングが好機だと思いました。
現実問題、リクエストを受けている分の音源のストックがちょっとずつ減ってきているのもあります。アウトプットばかり続けていて、どこかのタイミングで完全に息切れしてしまうくらいなら、のらりくらりと続けていきたいなあというのが個人的な思いです。

こう書いてしまうと自己中心的に見えてしまうでしょうが、まずは、リクエストを受けているものも受けていないものも関係なく、自分の中で応援歌の音源をもっともっと作って、自分自身応援歌を楽しめる環境を作りたい。
その上で、リクエストを受けているものの動画を、自分にとって無理のないペースで作っていく。きっとインプットばかりなのも身が持たないでしょうし、動画を作って皆様の反応をいただけることで、私自身大いに刺激を受けられ、今後の活動の励みにつながります。
そんな好循環が、現実のものとしてこれまでもあったから、今もこうして活動が続けられているのです。今後、動画投稿のペースを落とすこととなるでしょうから、今までどおりでなくて、それ相応の反応で構いません。それでも私のことを応援していただける方がいらっしゃるのであれば、引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。


以上、動画投稿のペースを落としたいことを説明するためだけに、今回も回りくどい文章となってしまいました。いつも長々とすみません。
時間は有限なのですから、こんな文章書く暇があったら動画を作れって話ですね。返す言葉もありません。

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