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2023/11/23 本年中をもって質問箱の回答を終了します

noteではいつも気ままにダラダラと文章を書かせてもらっていますが、お読みいただいている方も一定数いらっしゃるようで、どうもありがとうございます。
その中でも割と安定したコンテンツと化しつつある、質問箱の回答シリーズですが、2023年12月31日までにいただいた質問をもちまして、私からの回答を終了したいと思いますので、御報告いたします。


なんぶふじの質問箱の概要

そもそも質問箱とは、というところからおさらいしますと、匿名で質問を送り付けることができるサービスです。
質問を受けた側は、ざっくり言うと、旧Twitterのアカウントなどと連携することで回答を発信できる仕組みですね(本記事を書いている現在では、この説明だと不正確ですが)。

私が質問箱を開設したのは、今から約4年前、2020年2月のことでした。動画作成のリクエストが慢性的に溜まっている状況は当時も変わりなく、なんだか素直じゃない感じで見切り発車したのが、当時の私のツイートから伺えます。

なぜ突如質問箱を始めたのか、当時の心境をはっきりと覚えているわけではないのですが、一つ言えるのは、かねてより私の姿勢として、動画視聴者とのコミュニケーションの門戸が狭かった、ということです。
YouTubeに投稿する動画にもいろいろコメントいただくわけですが、基本的に私がお返事するのは、リクエスト関連のコメントのみ。私は普段から応援歌に関する動画ばかり作っており、私自身の人となりを知ってもらう機会がほとんどありませんでした。
まあ私の活動スタイルであれば、ただただ黒子として動画を作るのに徹するのが本来あるべき姿なのですが、ちょっと色気を出してしまったわけですね。中身は問わないのでいろいろ投げ掛けてもらって、それに対して自由気ままにお返事できれば、私自身の気分転換にもなるかな、くらいの気持ちで始めたということにしておいてください。

そんなこんなで始めた質問箱、別に大層な宣伝をしてきたつもりはないのですが、割と途切れなくいろいろお寄せいただいています。私も選りすぐりせず、原則何に対しても何らかの反応をすることをモットーに対応し続けてきた結果、本記事を書いている時点で、実に1500件以上の質問に回答してきました。
といっても、私に対する質問だけではなく、情報提供だったり、思いつきであろう替え歌をお寄せいただいたり、その内容は多岐にわたるものでした。時には私もさじを投げながら対応していたこともあり、見るに耐えないやり取りも多分に含まれていたかと思いますが、こんな私の質問箱なんかに興味を持っていただいた方がいらっしゃったというふうに受け止めると、ありがたい限りです。

回答を終了することとした理由

というわけで感謝の気持ちも大いにあるのですが、一方で、最近の質問箱は、サービスとしていかがなものか、と思う部分が多々出てきているのも正直なところです。

最初のきっかけになったのは、旧Twitterのアカウント凍結騒動に対して、公式としての見解を何ら示してもらえなかったこと。
詳細は「私のTwitterアカウントが永久凍結された一部始終」をご覧いただきたいのですが、今年の1月から3月にかけて約2か月間、私の旧Twitterアカウントが凍結されるという実害を被っておりまして、直接の原因は未だに不明なものの、アカウントが凍結される前日に質問箱の回答ツイートを連投したことがかなり怪しいのでは、と疑っています。
これに関しては、一番悪いのが旧Twitter運営であることは間違いなく、質問箱側で直接的な解決に導くことができないであろうことは理解に及びます。とはいえ、私に限らずそれなりに多くのアカウントが誤凍結された中、その原因となったかもしれないであろうサービスの運営として、何らかの動きを示せなかったのだろうか、と思います。
結局私は旧Twitterとの連携を中止し、noteに回答をまとめるというスタイルを確立させたわけですが、そもそも利用者側が自衛しないと成り立たないようなサービスとはいかがなものか、と思うわけです。

また、最近になって大きく気持ちが離れた決定打は、質問箱内のページを移り変わる際、しばしば時間拘束形広告を見せられるようになったことです。
とりわけスマートフォン用のページでは、ただでさえベタベタと広告が張られていて、広告の内容的にも気分がよいものではなかったところに、さらに畳みかけるかの如くこの仕打ちです。たかだか数秒とはいえ、閲覧するときのみならず、質問に答えようとするときにも不定期に出現するこの広告は、回答作業においてかなりのフラストレーションになりました。
もちろん、無料でサービスを享受させてもらっている身ですから、ある程度の広告を許容しないといけないのは重々承知していますが、回答する側もそれを見る側も、こんなに耐え忍ぶ思いをしてまで続けるサービスではないだろう、と判断しました。

ここまでは質問箱のプラットフォームそのものに対する苦言が中心でしたが、私自身を取り巻く環境のほうでもう一つ申し上げるならば、いただいた質問に対してすべて回答するスタイルに限界を感じています。
今年7月の質問箱の回答から、誹謗中傷や、他者を不快にするような投稿が続いた場合、通報対応を取らせていただくこととしました。その後、誹謗中傷に類する内容は体感的にはかなり減り、一定の効果はあったものと思いますが、この時点で、いただいた質問にすべて回答したいという当初のモットーを放棄してしまったわけです。
また、私の質問箱にいただく投稿は、私に対する質問というより、単なる個人の感想では、という内容も一定数ありまして、それに対して私がどう反応すればよいのか、最適解が見出せないものもそれなりにありました。質問される方と私の間の掛け合いをお見せできる貴重な場であるにもかかわらず、私の大喜利スキルが低いせいで、おもしろくもなんともないやり取りをダラダラと続けるのは、見せられる方も興ざめでしょうし、私も私で結構つらいものがあります。

基本的に、私の活動の主戦場は応援歌の動画投稿にあると考えており、その動画作成に時間を割くことすら難儀している中で、今後も惰性で質問箱の回答を続けていくことが、果たして本当に私のやりたいことなのだろうか。
原点に立ち返って、ここまで述べてきた諸々の事情も含めて考えた結果、質問箱の回答については区切りをつけるべきと決断した次第です。

今後の代替サービス活用の可能性

ここまで、私が質問箱の回答をやめるに至った理由を説明させていただきましたが、一方で、私の質問箱には、有益な情報提供をいただく機会が数多くあったのも事実です。
私に対して何らかの情報提供をしたいとなった場合の手段としては、質問箱以外に、YouTubeに投稿している動画のコメント欄であったり、旧TwitterのDMも開放しております。もしくは、noteのコメント欄も活用していただいて構いません。
ただ、YouTubeにしろ旧TwitterのDMにしろnoteのコメントにしろ、完全な匿名で投げかけることはできず、情報提供に二の足を踏んでしまうこともあるでしょう。また、YouTubeですと、動画に関連した情報でないとコメントしづらいでしょうし、旧TwitterのDMは、これは私が完全に悪いのですが、DMいただいているのを見落としてしまい、対応にあたって無用なお時間をいただいてしまった事例がこれまであったのも事実です。

以上を踏まえて、私に対して気軽に情報提供できることを主目的としたサービスを、何らか設けられないかなと考えております。
いただいた内容に対して私がリアクションすることを主目的とはしないので、これまでの質問箱とは違って、私に対する一方的な投げかけとなることがメインになってしまうかとは思いますが、それを承知の上で情報提供や御意見などいただけるのでしたら、私の活動においてそれほどの負担にはならず、むしろ励みになります。
こんな虫のよい条件で私なんかに情報などを投げかけてくれる方がいらっしゃるのかどうかは、実際やってみないとわかりませんし、そもそもそれに適したサービスを見つけられず頓挫してしまう可能性もありますので(実際Instagramを始める構想も立ち消え状態ですし…)、予定は未定程度の話として受け取っていただければ幸いです。


というわけで、これまで私の質問箱を御愛顧いただいた方々には申し訳ございませんが、御理解のほど、よろしくお願いいたします。
また、今年中にいただいた質問へは回答いたしますが、一方で、本記事の投稿を持ちまして、私のアカウント各種で誘導していた質問箱へのリンクは順次削除いたしますので、あわせて御了承ください。

ちなみに、現在考えている代替サービスの第一候補はWaveboxです。正直、今回調べてみるまで私は存じ上げなかったのですが、使い勝手はどんなものなんでしょうね。
web拍手なんかも、そういえば昔流行っていたなあ今も生き残っているんだなあ、とすごく郷愁の念に駆られたのですが、サービスとしては実質更新停止状態のようで、乗り換え先としてはどうなのかな、という感じ。

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