20150523 広島4-2新潟

サッカーはミスのスポーツだ。


新潟は1失点目、コーナーキックから塩谷にやられた。大野が塩谷のマークを離してしまった。実は同じような失点は山形戦もあたったし、甲府戦にもあった。同じようなことが続いている。おなじようなミスからやられている。


ミスを無くす練習は難しいらしい。確かに、ミスを無くす練習なんで想像できないし、やっても意味がないものに思える。でも、監督にできることはチームの戦力を見極め、同じようなミスが起こらないようにマネジメントすることだ。選手は急に変われない。身長が急に伸びるわけでもない。

少し記憶を戻して仙台戦を振りかえる。1失点目は小林のクリアミスからだった。ミスは起こるものだからしょうがない。問題はミスの後に見方がリカバーできるかどうかだ。助け合う精神。


今の新潟に足りないものはミスが起こらないサッカーをすることではなく、ミスが起こってもリカバーしあうメンタルではないか。もっと言えば、リカバー可能なシステムなのではないか。今の選手の適性をみて、一つのミスがすぐにピンチとなるマンマークは適性なのか?


次は残留を争う直接対決甲府戦。サッカーはミスのスポーツ。でも、ミスをマネジメントすることはできる。それが監督の仕事だと、僕は思う。監督の仕事は試合が終わった後にミスが起こりましたと言うことではない。


攻撃でリスクを冒すというのもミスを違った方向から見たもの。今の新潟には攻守にミスを恐れているのではないか。リスクを冒そう。ミスが起こったらリカバーしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?