2020アルビレックス新潟 〜トータルフットボールを目指して〜

2020オリンピックイヤーに始まるJ2リーグ。アルビレックス新潟は新監督アルベルト・プッチを招き、新たなシーズンに挑む。

サッカーにおいて、オフシーズンの楽しみは妄想である。選手コメント、監督コメントなどから、今週末から始まるシーズンの前に、現時点のアルビレックス新潟のサッカー像を妄想してみる。

■目指すサッカー像

「ボールを大事に。切り替えを速く」アルベルト監督が発するコメントはバルサイズムそのものである。監督はかなり高い要求を選手に求めている。チャレンジの途中でうまく行かないことは勿論ある。その中で、どれだけチャレンジできるか。
監督は、就任時にJ1昇格を口に出していない。つまり、結果を求めない。スタイルを継続することが成功への道だと、経験上わかっているのだろう。
1試合1試合の積み重ねで、何が出来て、何が出来ないかを見ることが、今シーズンの楽しみの一つになるのではないか。そこで、今年のサッカーを局面別分析風に妄想する。

■攻撃

・ボールを持って主導権を握る
・SBはサイドに張る
・IHはハーフレーンに位置取り、ボールを引き出す動き
・CBからのビルドアップはパススピードを求める。素早い展開が攻撃スペースを作る
・サイドをエグって、グラインダーのクロス
・ショートパスを多用

■攻撃→守備


・即時奪回志向の高い、素早いプレッシャー
・ボールサイドに人数をかけて、ボールを囲い込む
・切り替えを大事に
・次の攻撃に繋げる守備を

■守備


・コンパクトな陣形
・フォワードから連携した守備
・ペナルティエリアを人で埋めるようなことはしない

■守備→攻撃


・切り替えで数的優位をつくる
・縦へのスピード感を大事に
・フォワードは裏を狙う

■take the ball,pass the ball


バルセロナの歴史はアヤックスのトータルフットボールを由来としている。攻守が一体となり、ショートパスを主体にボールを大事にするサッカーだ。そのイズムを受け継いだ新潟。

ここ数シーズンの監督交代を繰り返すシーズンを抜けて、しっかりとしたスタイルが展開されそうな今年。
ワクワクするサッカーが展開されることを望む。

※この記事はフィクションです。
※私はアンチバルサです。

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