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気軽に寄れる憩いの場 ライトサイドカフェ

高円寺には個性派の古着屋や隠れ家的な居酒屋など「ディープ」な店が多くある。
その独特な雰囲気を目当てに高円寺に訪れる人にはたまらないだろうが、住民としては気軽に入れる店が少ないという悩みもある。
そんな悩みに応えるレストランが町内にある。

今年2月に10周年を迎えた「ライトサイドカフェ」は、気軽さを大切にしたカフェレストランである。
「ディープな店が多い中、街に初めて遊びに来られる方などライトな方々が入りやすい店があったら、バラエティ豊かな街になるんじゃないかなと思いました。」
そう話すのは店長の三木伸一さん。飲食業界で20年以上の経験を持ち、エスニックレストランやカフェ、バーなど、様々な形態の店で客をもてなしてきた。
高円寺の物件で店を開くことが決まった際に「この街にどんなお店があればいいか」と考え、「今日を軽く明るく」をモットーにしたレストランにしようと決めたという。
「軽く」も「明るく」も英語でライトと訳すため、店名をライトサイドカフェとした。

ライトサイドカフェは貸切利用もできます。

この「ライト」とは具体的に何なのか。
「野菜とかお魚とかを中心にして、バランスが良い、体が軽くなり気持ちも明るくなるような感じのお店ができればなと思いました。」(三木さん)
筆者が試食したライトサイドカフェプレート(2種盛り¥1,500・3種盛り¥1,800)は、トマトとオリーブのソースがたっぷりとかけられた鯖、しっかり味が染み込んだジューシーなデミグラスハンバーグ、チキンとじゃがいもが相性抜群の自家製キッシュ、彩り豊かなサラダが含まれていた。(内容は定期的に変わります)
セットで玄米ごはんやスープもついていて、多様な味と食感を愉しめて栄養のバランスもある理想のランチだった。
コンビニ飯など偏った食事が最近多い筆者だが、身体へのご褒美として栄養たっぷりのライトサイドカフェプレートをまた食べに来ようと決意した。

紅茶のバスクチーズケーキ

ライトサイドカフェはデザートのケーキもおすすめだ。
特にバスクチーズケーキに力を入れていて、筆者が試食した紅茶のバスクチーズケーキはなめらかな食感とほんのりと上品な紅茶の香りが印象的だった。
店内は白を基調とした内装で植物のグリーンのアクセントが優しい雰囲気を演出している。また、三木さんの好きなアートや旅行などに関する雑誌や本が飾られている。
ケーキや飲み物だけを注文し、読書などをしてゆっくりと過ごすこともできる空間だ。

居心地の良い内装

ディープとは逆を目指したこのカフェだが、筆者はその居心地良さに深くハマりそうだ。

【地域のお店紹介 No. 01】
ライトサイドカフェ
東京都杉並区高円寺南2-20-19-2F
新高円寺駅から徒歩約3分
不定休 11:00 OPEN


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