2020明治安田生命J1リーグ第25節名古屋グランパス対鹿島アントラーズ

明治安田生命J1リーグ第25節名古屋対鹿島は2-0で名古屋が勝ちました。

この試合まず大きかったのはやはり先制点に繋がるPKでしょう。和泉としては不運でしたが、妥当な判定ではないかと思いました。かなり早い時間に先制できたことで名古屋としては無理をする必要がなくなり、逆に鹿島は引いた名古屋を崩さなくてはならなくなりました。

鹿島の攻撃で脅威となったのはレオシルバやCBのドリブルでのボール運びや、ファンアラーノからCB前に斜めに入れるグラウンダーのパスです。いずれも危険なエリアに侵入されるプレーでしたが、この後のプレーで鹿島に更に侵入させずに対応できたことが結果的に無失点に繋げることができた要因だと思います。セットプレーなどヒヤリとするシーンもありましたが、(記憶違いがなければ)抜け出しての決定機というシーンはなかったはずです。

鬼門で初のクリーンシート、しかもほぼ狙い通りに試合を進め勝てたことはとても自信になると思います。次節はまた中2日での試合となりますが勢いをもって連勝を伸ばしていきたいと思います。

以下選手評

ランゲラック

クロスへの対応が抜群でチームを救った。ヨネと交錯したシーンでは顎をうったように見えたことがやや気がかり

成瀬

守備での落ち着いた対応が光っていた。

中谷

地上戦での強さ、クロスへの対応で良さを見せていた。

丸山

ロングボールへの対応で力強さを見せていた。ここでやらせなかったことで主導権を掴めたとも思う。

オジェソク

早々に足を痛め途中交代。軽傷を祈りたい。

稲垣

中盤で粘り強く対応していた。

米本

ピッチを幅広く動き効果的に対応していた。

マテウス

不調気味に見えたが最後に決定的な仕事をした。

阿部序盤はミスが目立ったが鹿島が1人少なくなると躍動感を増した。久しぶりにフル出場できた点もよかった。

相馬

プレーに落ち着きが見られ効果的だった。こちらも久しぶりのフル出場。

金崎

体を張って強く戦っていた。

吉田

怪我空けながら持ち味の守備で貢献できていた。

シミッチ

2点目に繋がるプレーも含め久しぶりの出場ながら好プレーを披露していた。