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♯10「乃木坂らしさ」を言語化できないの?  秋元康は「乃木坂らしさ」を追求するなと言うが、それは無責任

妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。

本日2021年5月16日2期生の伊藤淳奈と渡辺みり愛が卒業を発表しました。寂しいですね。
もちろん今現在彼女以外の1期生も2期生も無言の圧力で卒業を迫られているでしょう。
不遇の2期という事が知られる様になって2年位立ちますか?
ビジネスを知らない幼く知性が低いオタクが、1期が悪いと言いますが、1期生の中にも不遇をかこっているメンバーがいます。たかがメンバーに選抜の権力があるわけがない。運営の責任以外にあり得ないですが、それを自ら言いませんね。オタク達は、運営を批判したらチケット等で不利益をこうむるとでも思っているのでしょうか?運営の批判をする人は少ないです。
そのオタク達は、メンバーのセカンドキャリアには全く関心がありません。
その意味でも、このブログを書く意味があると思っています。
「乃木坂らしさ」を言語化できないの 12」で顔や意志の見えない乃木坂46運営スタッフの事を取り上げています。少し早めて公開するつもりです。

テーマ 8:秋元康先生が「乃木坂らしさ」に言及している

秋元康1

秋元康先生は、メンバーが「乃木坂らしさ」について言及するのは意味が無いと言っている。
この人の言っている背景と意味合いを解明しないと、「お前はバカな事をやっている」と謗られそうなので、この章は秋元康先生が「乃木坂らしさ」に言及している意味を解明したいと思います。
そうして、『「乃木坂らしさ」というグループのカラーを無理に当てはめるのは意味が無い』、という勘違いを払拭したいと思います。
私の観点は、乃木坂のビジネスとして、又メンバーの将来として「乃木坂らしさ」というグループの最大の強みを捨て去る必要は無いんじゃないかという事です。


1.秋元康は「乃木坂らしさ」を追求するなと言うが、それは無責任。

★状況説明から
NHK 第249回「今日は一日“乃木坂46”三昧」
• 放送日:2021年1月11日
• 放送時間:12:15 - 21:15(中断18:50 - 19:20)
• 出演:佐藤誠太、乃木坂46(吉田綾乃クリスティーを除く全員)。
• 2021年に誕生10周年を迎える乃木坂46を特集。現役メンバーによるトークとリクエストされた音楽で構成。
• 番組放送中、メンバーと電話でつながり、山崎怜奈とは冠番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)の生放送でのコラボが実現し、鈴木絢音、弓木奈於とは舞台公演(休憩中)の現場との中継、伊藤理々杏とは舞台公演終了後に現場との中継を行った。

運営からすると、2021年1月27日(水)発売 26枚目のシングル『僕は僕を好きになる』新曲発売のプロモーションとして考えているでしょう。

乃木坂ざんまい

★この番組に電話出演した秋元康氏(62)にメンバーから日頃の疑問を聞くという流れに。
その中で3期生の梅澤美波からの質問「3期生はどういう印象でしょうか?」との質問に答えた秋元康先生の発言に「乃木坂らしさ」への言及がありました。

********秋元康の発言***********
「らしさ」とは…シメの雑炊の味
3期生の梅ちゃん(梅澤美波)から「わたしたち3期生のイメージは?」と聞かれると、
「コンサートやライブをやると、反省会で、乃木坂らしさが出てないとか、乃木坂らしさがどう、という話になる。スタッフも“らしさを出せ”と言うけど、らしさって狙ってつくるものではないと思うんですよ。
1期生もいろんなメンバーがいて、それが混ざり合って、最終的に1期生しか出せない色が出て、2期生には2期生の色が、3期生には3期生の色が出てくるんだと思う」そして、鍋にたとえて、こう説明する。

「魚介鍋でも何鍋でも、最後は(シメの)雑炊に向かっていくじゃないかなと思うんです。同じ味の雑炊はできないでしょ。ダシがいっぱい出る場合も、出ない場合もある。グループのらしさってそこだと思う。
3期生はその途中で、化学変化を起こして、どんな味の雑炊ができるかというところじゃないかな」
************************


2.筆者の解釈

■ 秋元康の発言は大人の発言

ビジネス的にいろいろ気遣った発言だという前提は忘れてはいけない。
それと、秋元康は職業上組織のマネジメントを行った事はない事を忘れてはならない。総合Pといっても企画に関してだけで、グループのどろどろした現場でマネジメントはできない。

★仮に、秋元が言っている事を肯定するとしたら
素材が悪くその組み合わせが悪ければシメの雑炊は不味くなる事もある、決して結果おいしくなるとは言っていない事を注目したい。
もっとストレートに言うと、「君らは白石麻衣や生田絵梨花にはなれないよ」と言っているのだと理解した方が良い。白石と生田が乃木坂らしさを作ったと、佐久間Pとの会談で言っていた事を思い出してほしい。

★秋元康は、どうしようという考えを持たない方が良いと考えている人。
放送作家時代から個人の企画力の限界を意識していた人だから、作家の組み合わせで乗り切るというタイプなので、プロデューサーというポジションに収まったのは分かる。
彼のビジネスのリスクヘッジとして、沢山のグループを企画して、どれか一つが上手く行けばそれに乗るというスタイル。成功率は3~4割と思っていそうだよね。
無責任は放送作家時代からなので今更そういう生き方を変えられない。


★メンバーにとっては死活問題

タレントパワーランキングアイドル

しかし、メンバー側から考えてそのグループに人生を賭けざるを得ない立場なので、彼の言葉を信じたからと言って上手く行くわけでは無い事を認識すべきだ。
メンバーが聞きたいのは、3期生のそれぞれの色が出て「グループとして今より売れていくか?衰退するか?」という難しい事を知りたいのではない。「そのままでいいよ!なるがままだよ!」って言われても、乃木坂内での自分のポジションが高まるか?という不安は払拭できないわな。
まして、個人のタレントとして卒業後に生きていけるかどうかは全く言っていないでしょう。

■ 秋元康は、乃木坂に興味を失ったか?

又はピークすぎて力入れてもリターンが少ないと踏んでいる様だ。
その証拠に、秋元康は、乃木坂46LLCの半分の株を持っているノースリバーの株を(株)キーホルダー社に売り払っている。

しかも、今活動の軸足をTV番組の企画に移しつつある。七瀬の「あなたの番です」もその一つだが、日本TVの「MUSIC BLOOD」はいろんな意味で注目番組である。(※1)
今ドラマが絶好調のTBSと 田辺エージェンシーと組んだ、『TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日」に入れ込んでいる。田辺エージェンシーは秋元康の奥さんである高井麻巳子が所属していた事務所。(※2)
なんかあるよね~~

(※1):ひっそりと企画協力:秋元康となっており、SHOWROOM株式会社のスマートフォンでの視聴に特化したプロクオリティバーティカルシアターアプリ「smash.」を使っている。秋元康とSHOWROOM株式会社の関係は深いんだろうな?
(※2):有吉弘行(太田プロダクション)と夏目三久(田辺エージェンシー)が紆余曲折あって結婚したばかり。秋元康が猿岩石(有吉の元コンビ名)に詞を提供した。

高井麻衣子11

■ アイドルは芸能界で生き残れる?

おニャン子55人の中で、今まで生き残ってTVに出ている人って国生さゆりと工藤静香だけれど、工藤静香は木村拓哉と結婚して彼の力を借りて生き返った人だから、実質長く生きてこれたのは国生さゆりただ一人。
事務所に所属して小さな仕事をしている人は何人かいるとおもうけれど、普通に顔と名前が思い出せる人はこの二人だという事です。

秋元康と結婚して勝ち組になった高井麻巳子や、音楽プロデューサー後藤次利と結婚した河合その子とか、名倉潤と結婚した渡辺満里奈とか世間的には幸せに暮らしている人もいる。しかし、ヌードに成ったりレースクイーンに成ったりしてもがいた人もいる。
つまり、本来の目標である芸能活動を35年以上できている人は55人の中たった2人、3.6%。
秋元康は、『ど素人集めて芸能人として永く生きていける為の訓練もせずに、若い全盛時代を金に換えただけ』だと分かっているが、立場上ごまかしているだけだよね。

■ 乃木坂46の未来もそうなる可能性の方が高い。

生田絵梨花は生きていける一人と想定されるが、他の人も根性入れて頑張って欲しい。
早々に野球選手と結婚した衛藤美彩は勝ち組?今TVに沢山出演できている西野七瀬は、35年後まで芸能活動しているの?
メンバーは、おニャン子の解散後の長い人生を良く見て考えた方が良いですよ。上手く行かなくなってから一般人として生きていくのも、過去が芸能人ならではの苦悩もあるようだし。
青春の記念のつもりならいいですけれどね。


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■ 話を「乃木坂らしさ」に戻すと

秋元康は「乃木坂らしさって狙ってつくるものではないと思うんですよ。」
と言っているが、言葉を操る職業の総合プロデューサー秋元康なのに逃げているだけだと思う。

狙って作る事が出来ないのは事実だが、「乃木坂らしさ」がグループの競争力として有効だったのはみんな認めているのだから、それを捨てる必要はない。

要はだれも『普遍的な部分だけを抽出して言語化できない』から真髄が伝えられないという一点なのだと思うし、秋元康はその後の責任を取れないから言わないという事でしょう。

「乃木坂らしさの言語化」は簡単ではないが、できない事ではない。
一言で簡潔に伝えようとプロは思うのでしょうが、それだけは無理だと思う。乃木坂は複雑系なので読むほうも大変だと思うけれど、見えてきたものも多いので、未だ続けたいと思っている。
ネットに住み着いている乃木オタは、いつも短い文章で表すのがかっこいいと思っているので、この文章を読み続ける能力も根性もそういう習慣もないので、彼らの反撃を意識しなくていいだけ本気で自由に書ける事は良い事。

★また、秋元康はこうも言っている。
「ポスト白石麻衣はいない。絶対に。白石麻衣は白石麻衣でしかないんだから。また違う人が面白い形で光り輝く」と。

様は今のメンバーで白石に代わる存在も超える存在もいないから、「これからの乃木坂には期待していません」という意味だろう。現状維持でいいよ。
だから、スタッフに任せて責任逃れしようという極めてこすっからい考えだ。

「全員は分からないから!マネージャーの意見を尊重している」って興味を失ったし、時間も無いという事じゃないのか?
もしそのマネージャが無能だったら、結果は悲惨だな!

「自分らしさを出して頑張れ」という極めて大人の発言は、「君らに興味はない」という事。
秋元康は、ドルオタの市場が飽和している事と、流行が終わった事、コロナ禍で握手会は変わらざるを得ない状況で収まっても元には戻れない事を察知している。

26th僕は僕を好きになる

「自由に決めなさい」と言ったから運営は嬉々として山下美月をセンターに持ってきたのに、貰った曲は山下のキャラと全く合わないちぐはぐな曲。
どうせなら、山下の色が最大に生かした楽曲「あざとカワイイ音頭」でも歌わせればよかったかも?
お前がやれと言われて、バカなスタッフは失策を重ねてしまう。
スカートを短くして時代遅れのハイソックスで清楚なJK感を出そうと思ったつもりだろうが、乃木坂オタクのサイレントマジョリティーはそんなこと望んでいない。一部のサンカスヨンカス(多分数千人)に扇動された愚かな所業。スタッフが無能な事がばれた。
楽曲と山下と衣装のちぐはぐさは、発売前に既に「乃木坂まとめ」でも話題にも上らなくなった。

★秋元康は、メンバーへの応援メッセージを送っている。
「もっと自信を持った方が良い。必ずオーデシションの審査員のだれかが推して乃木坂に入った。誰かが1等賞にしているんですよ。
もしも悩んでいる後輩とかが居たら、一番言って欲しいのは、『自分を出した方がいいよ』という事。」

「誰々みたいになる」「誰々の真似をする」とか「ああいう人にならないといけない」っていうのは何もないよ、って伝えた。
秋元氏は「昔一番困ったのが、『私の何が足りないんでしょう』っていう相談。すごく困る」と明かし、「足りない事を探すんじゃないよ、ってこと。
見つかって欲しいなって。ファンの皆様や、マネージャーの皆さんに。心から思いますな」と話した。
その一部のファンやマネージャーが無能な場合どうなるの??

「夢っていうのは、全力て手を伸ばしたその1ミリ先にあるから。みんな頑張て下さい」。


★『週刊プレイボーイ3・4合併号』3期生の5人のコメント。
  2021年01月03日

週プレ3期生1

『乃木坂らしさ"は私たちの中にもある』って、挑戦的なコメントを発したために、ネットで猛攻撃を受ける。

*********  梅澤美波のコメント **********
これから先、どんどん新しいメンバーが入ってくると思うんですけど、それこそ生駒(里奈)さんとか橋本(奈々未)さんとか(桜井)玲香さんとか。乃木坂46をつくってきてくださった先輩の背中を見ている私たちが背負って伝えていかなくちゃいけない。"乃木坂らしさ"ってよく言いますけど、それはもう、私たちの中にもあると思っていたい。その昔から変わらないものを守りつつ、新しいことにチャレンジしていきたいです。怖がらず、真っすぐに」
*********  梅澤美波のコメント **********

ツッコミどころが多くて、どこから行くか?
梅澤が「乃木坂らしさ」を自分らにあるというなら、具体的に「乃木坂らしさ」を言語化しないで「ある」と言えるのかな。
「乃木坂らしさ」が貴重なモノなら、尚更自分で「ある」と言うのは慢心していると思うわ。
コレ、3期担当のスタッフが焦って梅澤に言わしてないか?26thのリリース記事もおかしな文面が多い事が気になっていた。飛鳥と山下を戦友と称していた。過去乃木坂のリリースで戦友なんて使ったことない。乃木坂らしくない表現がバレバレ。
このコメントが、運営に言わされているとしたら、そのスタッフが無能であり、乃木坂らしさを定義してみろと言いたい。それなら「ある」か「ない」かみんな評価しやすい。

もう一つ、「乃木坂らしさ」という文化を創った貢献者二人をわざと抜かしているのか?本当にわかっていないのか?
どちらにしても白石と生田を挙げていないのは大問題。現運営スタッフの悪意を感じる一つ。

乃木坂の象徴いくまい


★処で、秋元康が言う「また違う人が面白い形で光り輝くメンバー」が出現したとして、『乃木坂の衰退を止められる』メンバーなのだろうか?
光り輝くメンバーは、今まで年月を重ねて作って来た『乃木坂ブランド』の力を利用できるのか?それともブランドを棄損するのかもわからない。
衰退しても秋元康の責任じゃないと言っている様なものですな。

■ SONYらしさが8兆円企業を創ったのだから、乃木坂らしさが永続する乃木坂46を創れるはず。
まず「乃木坂らしさ」の言語化こそがその第一歩。


【参考ご意見】
東京とパリで活動するFreelance Humanity-centered Strategist。
ユカ さんが「言語化」する事が大切と言っていますが、
「自分らしさの勘違い」は「言語化」を怠たることで起きる。“言葉集め”を通して知る、本当の自分らしさ|自分らしさの解体新書 Vol.4
https://www.excite.co.jp/news/article/NeutMagazine_2019_09_06_57116/

ユカさん紹介:
人間らしさが個人・社会・環境レベルで宿る生き方を探り、発信し、プロジェクトとして色々形にしています。
“デジタルハーバード”と呼ばれるスウェーデンのビジネススクールで学んだ、「自分を知るツール」|自分らしさの解体新書




続く
★これで終わりではありません。
ここまではメンバーが作って来た「乃木坂らしい文化」について述べてきました。
以降は、極力客観的事実を基に、数値化してマーケティング視点で分析していきます。

「乃木坂らしさ」を言語化できないの 11
    テーマ:SONYグループにとっての乃木坂46
「乃木坂らしさ」を言語化できないの 12
   テーマ :乃木坂46運営スタッフは何のプロなの?
「乃木坂らしさ」を言語化できないの 13
   テーマ11:乃木坂46メンバーのキャリアデザインを描く
   のが乃木坂46の次の成長
   1.総合的にキャリアデザインを描く
「乃木坂らしさ」を言語化できないの 14
    テーマ:構造上からくる「乃木坂らしさ」への影響
     ここからは、運営者側が乃木坂46に対して与えた
     影響について述べてみたい。

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