【懐古趣味】乃木坂46の「未来の答え」はでたのか？＃１
妄想込みの推測記事です。エンターテイメントとしてとらえてください。
１．このテーマにした理由
１）．きっかけは、運営の質が変わったと感じたからです。
その根拠の一つは、総合プロデユーサーである秋元康は、26thシングル『僕は僕を好きになる』2021年1月27日の人選に関わっていないそうだ。
もう一つは、26thシングル『僕は僕を好きになる』2021年1月27日発売時のネット記事で、「山下美月は乃木坂の未来」というフレーズで盛り上げようとしていたからである。
その記事の大元は、乃木坂運営が発表前に珍しくLINEで選抜発表のティザー動画がアップされ、その最後に「未来が作られる」というメッセージが描かれた。
2020年11月15日の「乃木坂工事中」の番組内で発表された。
発表前に珍しくLINEで選抜発表のティザー動画がアップされ、その最後に「未来が作られる」というメッセージが描かれた。
ティザーの時点でおそらくフロントラインが大幅に世代交代することは予想できたのだが、選抜メンバーをいじることだけで「未来が”作られる”」というのはちょっと甘いんじゃないかと感じてしまった。
乃木坂と同じSonyMusicが韓国JYPエンターテインメントと組んで開催したオーディション「NiZi Project」からNiZiUが誕生し、プレデビュー曲のMV1本で日本だけでなく世界から注目を集めて見せた。オンデマンド配信・地上波テレビ・ネット動画でオーディションの詳細が公開され、人柄と歌、ダンスのパフォーマンスを徹底して磨き上げられる様子が周知され、プレデビュー曲の完成度の高さは新人グループの水準を遥かに超えてきた。
既にTWICE、IZ*ONE、BLACKPINKなどのグループによりK-POPのパフォーマンスの高さが日本のアイドルファンにも浸透してきていて、今までのAKB型のろくにボーカルやダンスレッスンを行わすにすぐに劇場などのステージに出すやり方が通じなくなってきているのではないかと思う。育成のかたちをもっとファンに公開して、明確な成長の姿を見せていくことが必要になるのではないだろうか。
だからこそ、メンバー変更ぐらいでは未来は作られるなんてことはなく、運営の方法論をもとから変え、世代交代していくことが、グループを未来に導くことになる。
２．３期生に歌わせた曲、３曲について
■ 何故攻撃的な曲を歌わせたのか？？
全部の歌詞が、これまでの乃木坂46にはなかった、かなり攻撃的、驚きだ。
今までの曲の歌詞は「自信が無く内省的なタイプの主人公を描いた曲」だったから真反対のＡＫＢの様な攻撃性の高い曲をなぜ歌わせたか？
秋元康は、「強引にでも１期生を追い出して強い３期生にいち早く占領させよう」という当時の社長Ｔ氏の考えを反映した楽曲群を作らせたとしか見えない。
３期生当人達がそう思っていたとは思えないが、当時の社長Ｔ氏の方針だったのは想像がつく。
当時ＡＫＢから多くの攻撃的なオタクが流れてきたのも利用して１期生追い出しキャンペーンを張った。
ＡＫＢのオタク達は、元々グループ内での競争や抗争が日常で、そうやって競わせるのが運営のマネジメントの基本だった。
ＡＫＢグループの総支配人戸賀崎智信は元キャバクラのマネージャーだから、その手法を取り入れた。
それに反して、乃木坂46の１期生は「ほっわ とした雰囲気の仲の良いグループ」を創ったので、それを好ましく思ったオタク達も争う事を好まなかった。
もちろん、それを反映して「自信が無く内省的なタイプの主人公を描いた曲」が主流で、攻撃的な歌詞はほぼなかった。
以下に歌詞をくらべてみましょう。
それにしても、３期生楽曲を2017年３月～１０月に３曲も押し込んだのは大きな意図を感じる。
★三番目の風
17thシングル 『インフルエンサー』2017年3月22日 カップリング
2017年当時の乃木坂は、目標を達成する過程にあって、歌詞にある様な
「道なき道 先へ進まなきゃ夢に近づけない 困難が立ちはだかって逃げ腰になりそうなそんな試練」
はなかった。2015年には紅白に出演して、2016年にはCD100万枚達成したし、この年の年末には、東京ドームコンサートもやって、レコ大取ってどんな試練があると言うのだ？
あるとしたら「1期生を乗り越えろ」という試練なら納得だ！！
「三番目の風」歌詞
作詞：秋元康
作曲：丸谷マナブ
センター：大園桃子
WOW…
ああ 目の前には鬱蒼とした森が (森が) 広がってる
ああ 道なき道 先へ進まなきゃ夢に近づけない
困難が (困難が) 立ちはだかって逃げ腰になりそうな
そんな試練に
誰か味方はいるか?
仲間は揃ったか?
重なる木々に太陽のない世界 (世界)
手探りしながら 競い合う枝を払い草を踏む
三番目の風になろう
今までとは違う向きに吹き抜けろ!
まだどこにも見たことない新しい空 切り拓け!
僕たちは恐れてない
希望の使命は
そう 光を作ることさ
自分たちで真っ暗な未来をこじ開けろ!
WOW…
ああ ひっそりと日陰に咲く花の (花の) 名を知らない
ああ でもいつかは 誰かの目にも留(と)まって欲しい
環境に (環境に) 恵まれなくてその不運恨むより
チャンスを待とう
友は信じられるか?
ずっとそばにいるか?
どんな時でも太陽がある宇宙 (宇宙)
遠い願いを邪魔する雲はすぐに追い払え!
三番目の風を起こせ!
経験とか過去のデータ関係ない
観測史上 最大風速 初めての存在になろう
僕たちは挑戦する
一人じゃ無理でも
さあ 力を合わせるんだ
息を吐いて この森全体を吹き飛ばせ!
WOW…
Someday 雨が降る日も来るよ (辛いだろう)
Someday 雪が降るかもしれない (苦しいだろう)
肩寄せて 支え合って一塊(ひとかたまり)になればいい
さあ それでも立ち上がるんだ
三番目の風になろう
今までとは違う向きに吹き抜けろ!
まだどこにも見たことない新しい空 切り拓け!
僕たちは恐れてない
希望の使命は
そう 光を作ることさ
自分たちで真っ暗な未来をこじ開けろ!
WOW…
★思い出ファースト
3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』 2017年5月24日
これは、乃木坂46の事が好きじゃない大園への秋元康からのメッセージですね。大園は３期生の中に置いておいたから乃木坂が嫌いになったのではないかと思っている。キャバクラのキャストとしか思っていない３期生担当マネージャーとよく言い争いしていた。
乃木坂で一番素朴な娘に対して無茶な事を押し付けていたのだと思う。
思い出ファースト 歌詞
作詞：秋元康
作曲：中山聡、足立優
センター：大園桃子
海沿いのボードウォークまで
君が口を利かなくて困ってる
新しいサンダルのせいか
靴擦れ 歩きにくくて
不機嫌モード
近づく波が甘やかす
ここから 僕がおんぶしてあげるよ
思い出ファースト
こんなところで喧嘩しない
思い出ファースト
ロマンティックな時間 過ごしたいんだ
君と ここにいる奇跡
思い出ファースト
いつか 振り向き
最高の夏だったと…
砂浜のタコスのキッチンカー僕がさっき全力で買って来たタバスコをかけすぎたせいかちょっぴり つまんだだけで残してしまう
わがままだけど好きだよ愛とは 何があっても許すこと
切なさファースト君と一緒にいられればいい切なさファースト他のことはすべて目を瞑(つむ)っているんだ僕は それで構わない切なさファースト恋をしている胸キュンの夏にしたい
ラララララ…ラララララ…
思い出ファーストこんなところで喧嘩しない思い出ファーストロマンティックな時間 過ごしたいんだ君と ここにいる奇跡思い出ファーストいつか 振り向き最高の夏だったと…
大切にしたいもの一番目は何だろう？そう何を最優先させるのか？プライオリティー ちゃんと考えなきゃね思い出ファーストそれがMUSTだこの夏の甘い目標
ラララララ…ラララララ…
★僕の衝動
19thシングル『いつかできるから今日できる』 2017年10月11日
少年期の短絡的な激情をぶつけたい？って迷惑防止条例違反だよ。
真夜中 チャイムを鳴らした なんて非常識な男だ 怒った父親に殴られても
痛みに燃えていた 愚かな僕だけど 本気を見せよう こんな不器用な方法
見せたかったのは 情熱のすべてだ 夜明けまで待ってしまったら
僕の負けだろう 何かが沸騰してる
仮に、こんな事する相手を好きになれる乃木坂メンバーが居るのか？
もっと穏健で、前に出れないままで終わる恋愛をするのが、本来の乃木坂ファン。
つまり、それを好むファンが３期生に憑いてしまった。
当時、穏健な保守本流のファンから、サンキッズとか厄介とか呼ばれて嫌われていたが、それを許したのが社長のＴ氏。
「僕の衝動」 歌詞
作詞：秋元康
作曲：石井伸昂
センター：伊藤理々杏
WOW WOW WOW…
僕はふいに気づいた
誰よりも愛していると…
今すぐ伝えたくなって
君の家まで走る
電話 (LINE) それじゃダメだ (NG)
直接 行かなきゃ無意味だ
君の瞳をじっと見つめ
訴えかけたい
真夜中 チャイムを鳴らした
なんて非常識な男だ
怒った父親に殴られても
痛みに燃えていた
愚かな僕だけど
本気を見せよう
こんな不器用な方法
見せたかったのは
情熱のすべてだ
夜明けまで待ってしまったら
僕の負けだろう
何かが沸騰してる
それが愛だ
君はわかってくれるかい?
WOW WOW WOW…
君は二階の窓辺
心配そうに見てるけど
唇 赤い血が滲む
僕が生きてる証(あかし)
ごめん (Crazy) 許してくれ! (Trouble)
衝動 止められなかった
空が白んで来たけど
後悔してない
一番 大切なことは
愛に正直でいること
答えが欲しいならやるしかない
手を伸ばし傷ついて
確かなものを知る
本気を見せよう
誰に非難されたって
譲れないだろう
シリアスなベクトル
冷静になってしまったら
何かを失う
思い爆発させろ!
それが告白
君は受け取ってくれるか?
Oh!Oh!Oh!…
本気になれるか?
本気を見せよう
こんな不器用な方法
見せたかったのは
情熱のすべてだ
夜明けまで待ってしまったら
僕の負けだろう
何かが沸騰してる
それが愛だ
君はわかってくれるかい?
WOW WOW WOW…
【結果として】
乃木坂46は売り上げが上がったのか？
それどころか、１期生ファンの一部はサンキッズ的な事を嫌っていなくなってしまった。
皆が期待する程の逸材が３期生に育ったのか？？
３期生NO1とサンキッズどもに持ち上げられている山下美月は、あざといキャラが定着したが、乃木坂の王道からは外れてしまった。
Ｔ社長が更迭されて、３期生山下美月に与えたセンター楽曲が
「僕は僕を好きになる」と言う内省的な楽曲。
元に戻しましたから、未来です？って？おかしくないか？
山下美月のキャラには全く合わない楽曲。
衣装も史上最低のレベル。今どきハイソックスなんて誰が履くんだ？
山下美月自身は、需要があってそれがどんなキャラだろうが目立てばうれしい人だろう？彼女は、乃木坂メンバーを演じ続けているのだから。
「女優に成りたいけれど、レプロを首になって乃木坂46に加入した」と正直に言わないから信用おけない。
それとも、レプロと密約があって卒業後は帰るのか？
私の結論として、「僕は僕を好きになる」は、
乃木坂46の未来では無くて
山下美月の未来のための権威付けの１曲、
と言うなら分かるのだがな。
中身はどうでも良くて、卒業した後のプロフィールに書ければいいのだろう。
2022年12月現在、１期生を追い出して３期生の黄金時代は、乃木坂を輝かせているのか？
どう見ても、可もなく不可もなくの乃木坂46、今のままでは男スキャンダル以外で芸能ジャナーナリズムのメジャな話題にはなりようがない。
続く
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