乃木坂卒業後の『成功するロール・モデル』【生田絵梨花】

乃木坂卒業後1～2年はお祝い的に「お試し出演」させてもらえるが、3年以降評価が固まってくると、製作者側は『どういうポジションで使えるかの固定観念』として固まってしまう。

だから卒業後の２年間が重要だけれどそれを乗り越えているのは誰だろうか。
3年経過卒業生の中で今も少なからず芸能活動しているメンバー：
深川麻衣、西野七瀬、白石麻衣、生駒里奈、桜井玲香、若月佑美、伊藤まりか、山崎怜奈。
市来玲奈、斎藤ちはるは局アナとして成功階段を上っている。

2021年以降に卒業した、堀未央奈、松村沙友里、高山一実は未だ評価が固まらない。
2023年卒業の秋元真夏と齋藤飛鳥はこれから本格的な活動する。

その方々と全く違うロールモデルを選択して、コンテンツ製作者（＝プロデューサー）達からオファーが止まらない存在が生田絵梨花。
その秘密を解き明かします。

１．【疑問】現役メンバーで一番稼いでるのは誰？【乃木坂46・坂道オタク反応集・山下美月・与田祐希】

のぎ切り抜き中　2023/06/25

★現メンバーで1億円／年間　の収入ある人いないでしょう。

山下美月が朝ドラ出演したが、15分で高くても3万円～5万円。半年で700万円が良い処。
現在テレ東でドラマ出演していますが、テレ東は安いので30万円～、1クール300～400万円とかですね。

民放系のドラマでも山下クラスで、30～40万円／本なので、1クール10本で400万円。特にテレ東は安いよね。
1年中40本出演したとしても、山下に入る金は800万円とか・・・ 苦労の割に収入は低い、ドラマ女優。

山下美月のCMギャラは年間高くても1000万円。
乃木坂LLCとの配分もあるので、貰っても6割。

与田の写真集は、個人に2千万円位入っているかも。

★一般論として

女優のギャラで1本100万円超えるのは、高畑充希とか有村架純とか広瀬すずとか・・・。広瀬アリスとか本田翼とかで100万円ギリギリかもしれない。

このクラスのＣＭギャラは、4千万円～5千万円／1年なので、9社と契約している広瀬すずは年間5～6億円稼いでいる。
ドラマは、認知度を上げる為の道具になりつつある。

乃木坂の卒業生及び現役でＣＭギャラが2千万円を超えているのは、いない。白石麻衣は卒業の時期を逸した。事務所の力も無いのはイタイ。

そういう意味では、女優の総合力を図るのは、主演映画だよね。
安定して映画興収が20億円超えて来る長澤まさみが今の一番実力を持っている。

★歴代で年間の収入が一番大きかった乃木坂メンバーは、白石麻衣。

2017年発売の写真集の数千万円のギャラが入ったのは多分2018年。もちろん数年に渡って売れていたので分割されて入ったと思いますが。
同じ年CM女王になって2億円は入ったと思うが、事務所に引かれて1億円位ですかね？

★現役乃木坂メンバーが20才代で数千万円なら割と高額所得だけれど、後数年で卒業でしょう？その後どうするか？
年収数千万円×数年で生涯の生活費は稼げない。

ジャニーズなら、４０才迄２０年間×数千万なら、少なくても数億円の蓄財が出来るのに、女性アイドルは過酷だ。
一度上げてしまった生活レベルは下げられないから、その時に苦しむだろうね。 堀とか和田とか心配になる。

２．エンタメ界で10年・20年に渡って年収1億円以上の収入を稼ぐ方法は？　

１）．一つは、高額CMギャラの一人になる事。

但し、何年続けられるかは不安定。
数年注視してますが、「タレントパワースコア」が３０以上の人にＣＭが集中している様です。スコア３０以上は、認知度スコア70以上が必須です。つまり、ＴＶに出演し続ける事。
その為にドラマに出まくっている。

２）．もう一つの方法は、数万人の固定顧客を持ち且つ維持することに尽きるが、超面倒くさい。

但しその収入については外部の評価に依存しないから強い。

それを30年以上やって来たレジャンドが郷ひろみ。ファンクラブ会員が約3万人いて、コンサートや高額のデナーショーで億円の収入があるでしょう。

★卒業後に、ファンクラブに加入してくれるファンが2万人いるだけで、年間億の金が入る。

音楽的素養があって年間ファンクラブ限定イベントやライブを数本開催するだけで更に1億以上の金が入って来る。

★舞台もできるなら、年間6万席を埋めるだけで6億円の興行収入が確実に入れば、興行主＝製作委員会が放っておかない。

チケットを２万枚以上コンスタントに売れるなら、主役で座長となり60公演×100万円＝6千万円。
実はそんな20才代の女優では皆無なので、超売り手市場。

★収入が安定していると、ＴＶ出演は認知度を高める事を主目的にできるので、ギャラ安く営業できる。

卒業すぐから収入が安定しているとすると、ＴＶドラマ出演は、ファンを増やし認知率を上げる為の出演と考え（事務所的にも）ギャラ金額に拘らず仕事取って来れる。（ここが他の事務所のタレントにはできない？）。

それに加えて、出演するドラマのプロモーションの為の出演（ギャラ無料)を積極的にやってくれて、その上バラエティー番組で沢山の笑いを取れたら、ドラマ担当者は社内のバラエティー担当者に感謝される。
ドラマ担当者は、その女優をキャスティングしない理由が無くなる。

※生田絵梨花レベルの女優をバラエティーに呼ぶと20万円～30万円（1日ロケの場合）。
出演するタレント側に立てば、衣装代＋移動代に加え、（専属で固定費用かもしれないが）「スタイリスト・メイクのスタッフ」等結構金もかかる。
ギャラ無償なら持ち出しとなるので、ドラマギャラの安い人は事務所が受けたがらない。

★一方、ＴＶ局的にも芸能事務所も舞台や映画の儲かる製作者（＝投資家）の１社になりたい

ＴＶ局は、舞台のチケット売れる女優を選んでドラマのキャストを依頼する。
だから舞台の公演期間以外は、ドラマのオファーが目白押しになる。
来年の企画も既にオファーされているだろう。

近頃の番組は、密かに製作委員会になって来ていて、TV局、芸能事務所、出版社、等が入っているので、ドラマ企画段階から座組が出来て来る。
主要芸能事務所、TVドラマ担当者が企画会議する段階で、名前が上がる女優になれるかどうか？
近頃流行りの漫画原作の場合出版社もそれに加わる。
原作のドラマ化の権利を持っている出版社（集英社とか講談社）に受けが良い女優で有れば、TV局も仕事が早くできる。社内企画も通りやすい。

例えば、アミューズが主演と助演数名のドラマをやった「PICU」で、アミューズとTV局が共同で製作する舞台を黒字化できる女優として生田絵梨花が呼ばれている。これをバーターと言う。

芸能事務所的には、ドラマのギャラだけで生きていけないから、製作費の投資を行っていく。知的財産権（IP）の一部が後年にもちゃりんと入って来ると経営が安定する。
音楽業界では、昔のヒット曲が「サブスク」や「カラオケ」の収入でバカにできない固定収入となっている。

★ドラマのキャスティング検討段階で名前が上がりそうな女優の要素をまとめると

・ポジションが確立されていると、その役はこの女優と名が浮かぶ
・番組スタッフに受けが良い事。（顔が浮かぶ割合が高まる）
・ギャラが安くても出演を受ける女優。（他に安定収入がある）
・舞台や映画等の集客力が半端ない事。（TV局の収入の多様化）
・ドラマのバラエティー出演を嫌がらない事。
・その上多くの笑いが取れるならばその人が超有利。
・女優に、演技力が有れば、キャスティングされない訳が無い。

特記しておくと、その役は唯一無二の女優しかいないみたいな個性は別な話。樹木希林とか、片桐はいり等。

結果として、知名度が上がり、ＣＭギャラ金額が上がり、ＣＭ本数も増える。

ＣＭの高額ギャラ女優を直線的に目指すより、結果としてＣＭ出演オファーが増える女優になる道筋は地道で持続しやすい。

３）．乃木坂メンバーは、そんな女優・タレントになれれば、将来は安定。

視聴者及びファンの視点を持って、製作者側の視点を持って乃木坂の数年を過ごせれば、そういう可能性が高まる。
カメラへの視線は「明後日を見る」と言ったのは生田絵梨花ですが名言です。それを理解している山下美月は、卒業後どの事務所に行くのでしょうかね？

現乃木坂メンバーにとって一番難しいのは、
『卒業後もついてきてくれるファンを数万人引きつける事』
握手目当てのロリオタが主流のメンバーは、推し変される事を察知しているだろうが、どうすれば良いかはわからないだろう。

ファンクラブの会員として年会費を払う顧客は、無料のインスタやYouTubeの登録だけしている人々とは全く異なる人達。
何故金払って応援するのか？じっくり悩んでください。
少なくても、今の握手会に通うロリオタに聞いても何も分からないだろうね。

それを実践している人に素直に聞く事をお勧めします。坂道グループいち賢い影山優佳は、生田絵梨花の舞台に行っているので、今後の話をしたのかもしれません。

３．最後に、女優・アーティスト・タレントで成功した５年～１０年後の次の目標は、プロデューサー業ですかね。
それがこれからの芸能界を生き抜く力になります。

TVや実写映画の衰退に対応すべく、芸能事務所がプロデュースするアーティスト、TV番組、映画、舞台が増えて行きますので、それを実現できる有能なプロデューサーが不足します。
一番欲しい才能は、オールラウンダーでコミュニケ力が高い人。
そんな人になれれば成功です。
音楽製作（作曲、作詞、編曲）力、演技力、歌唱力、バラエティー対応力、それに加えてビジュアルや性格の良さがあれば鬼に金棒。

一番重要な事は、ファンが喜びそうなアイデアを思いつける事。

後は、地道だけれど目標達成力。
上記全て揃えば、一生仕事が途切れないでしょう、

※俳優でも歌手でも芸人でも表現者と言う人たちは人前に顔や体を晒している事に充実感を得るので、それで成功した人が裏方・プロデュース業に廻る事は少ない。
まして、両立できる人は皆無。
生田絵梨花だからこそそれを実現して欲しい。彼女なら出来る。

終わり