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【バブル時代1980年代】に流行った「アッシーくん」「メッシーくん」「ミツグくん」は、男の奴隷化が表面化したトピック。

1.【筆者のコメント】
この記事を書いた「アン・クレシーニ」さんは、「アッシーくん」とかが消えたと残念がってますが、「パパ活」というもっと多額のみつがせる状況になっている。
遥か太古の時代から女性の深層心理には『男を都合の良い奴隷化』したいという願望がありました。一部の女性にとっては一番いい時代だったのかもしれない。
最大の奴隷化は、結婚して浮気封じする事。


■それに気付いた男が非婚を選択する。

★男にとって、結婚のメリットは?

①好きな時にSEX出来る(結婚したら拒否される事も多い)
そりゃそうだ。女側からすれば、生活安全保障の為に結婚したのであって、男を好きで結婚したわけでは無いから、できればSEXは避けたい。
少子化の一因でもある。

②炊事・洗濯・掃除等の家事をやってくれる。実家の様に甘えたい。
家事は分担が当然と女が言うのであれば、結婚するメリットは大きく減少する。よく親が喧嘩していたから、容易に想像がつく。

③子供を産んでくれる。
本能的に子供を残したいとは思わない。今の社会では「浮気」と責められるが、男の本能は「精子をまき散らしたい」事だけ。
親孝行の為、結婚して子供(親にとっての孫)の顔を見せたいと思うだけ。
正直な話、男はそれほど子供が好きではない。女が喜ぶから子供と動物好きを装う男も多いと思う。

★男にとって、結婚のデメリットは?

①稼いだ金の大半を妻と子供に使うハメになるが、その見返りはない。
3億円事件以降給料が銀行振り込みになり大半の家庭ではその銀行カードは妻が所持し、家計を仕切るのは妻。その一環で、夫は小遣い制に移行して夫は企業の奴隷だけでなく家庭の奴隷になった。浮気封じの妻の知恵もあって、標準的な夫の小遣いは3万円。日本国の標準になった。

1968(昭和43)年12月10日、工場従業員のボーナス約3億円の入ったトランク個を輸送中の現金輸送車が東京府中市の府中刑務所近くで、警官に変装し、擬装白バイに乗った男に奪われたもので、現金強奪事件としては最高金額となった。

②実家の支援が受けられにくい
妻にとっての夫の実家は付き合いたくない相手だから、住むところも夫の実家から遠くを選ぶ。姑の嫁いびりは女の本能として妻自身も自分中にある事なのでよく解る。
妻の実家にはしょっちゅう子供を連れて行くのに、夫の実家にはいかない。首都圏が実家の妻の場合、夫の実家が地方の男を選ぶという、結婚の一つの条件にしているケースもある。
夫にとって、親孝行ができないというひけめがある。どうせ孫と遊べないなら、子供作らなくてもいいと思ってしまう。

多くの男女の結婚の前提として、本当に好きな相手とするわけでは無く、世間体とか年令とか親孝行とかの要素が大きい。
かつては、出来る男にとっての結婚は「出世の第一歩」という要素が大きくあって、結婚していない男の信用度が低かった時代があった。しかし、今はそういう傾向も少なくなった、小泉純一郎首相ですら離婚経験者ですから。

③浮気が封じられる
SEXをしたいのは本能=性欲からくるが、晩婚化して30歳半ばになれば性欲も衰える。しかし、違う女に精子をまき散らすのは男の本能だ。
女に持てる男、金のある男からすれば、結婚で浮気を封じられるのはデメリット。男の性欲は、同じ女を相手にするのは意欲が湧かない。
DNAが仕組んだ強い性欲が、必ずしも子供を欲しいわけでは無い。
自然界で多くの動物の子育ては母親だけで行っている。
ある調査によると、婚姻家庭の25%が夫のDNA以外の子供を育てさせられているらしい。しかも、それを夫は気付いていない。昔からあったのだろう。

④夫の自由が無くなる
収入を全額把握され押さえられたら、浮気どころかっさやかな趣味すらできなくなる。その上、家事・育児を共同でやる前提で、妻と子供の為に給与を使っても、感謝すらない。妻の給与の額も知らされず、稼ぎが足りないと一方的に尻を叩かれる。

又、妻の「愚痴」を一方的に聞く事を強要され夫側の愚痴は拒否される。
夫は一方的な愚痴のごみ箱化を強要され反論はもちろん改善指摘などしたら切れられる。
会社の飲み会とかも激減して、会社のストレスのはけ口も無くなり、小遣いも少なく飲みにすらいけない。
行動すべてにケチを付けられ、妻のストレス発散のはけ口となり、時間経過とともに家事育児の時間の比率は多くなる。

上記状況を「奴隷化」と言わずなんというのか?その上、退職後に離婚とかになったら、孤独死一直線。
そんな父親を見ていて、結婚する気になるか?


人間社会では、男の本能に任せていては大量の母親シングルマザーが生まれて来て社会問題化するので、男を家庭に封じ込る事にしたのが、結婚という制度。

女側が、夫婦別姓が良いというなら、結婚という制度を全廃するのが筋というモノ。
夫婦別姓でも、権利だけ金だけ欲しいというのは欲張りなだけ。女性側の姓にする人も増えている事実もある。少子化で女性の実家の家業を継ぐとかのメリットがあればそれも選択肢になるだろう。

結婚して多くの子供を産み育てるなんて事は、性欲に溺れて後先考えられない思慮が足りない超若いカップルしか出来ない事。


一方、現代の様に女性が強くなって、社会進出を進めている中で、結婚という制度に適合しない男が世間から非難されるのはいつまで続けるのだろう?

多様化を認めろという時代性を押し出すなら、非婚化・結婚したくない男が30%も存在してい事を認めて欲しいし、しかもその優先順位は高いだろう。



2.バブル時代が生んだ”3兄弟”「アッシーくん」「メッシーくん」「ミツグくん」を英語で言うと?【アンちゃんの死語の世界】

アン・クレシーニ  2023-06-08


★「アッシーくん」の誕生と語源

1980年代後半〜1990年代前半はバブル時代でした。多くの人が経済的に恵まれていたので、マイカーを持つことが一般的でした。そして、高級車を所有していた人は、その車を自慢していました。

その豊かな時代の中で「アッシーくん」が生まれたのです。アッシーくんとは、女性の「足」になる男性。つまり、移動に困っている女性から電話がかかってきたら、アッシーくんは迷うことなく自分の車を出して、その女性を迎えに行きます。女性も、最終電車に乗り遅れたらタクシーではなくアッシーくんに電話します。

このアッシーくんですが、彼氏ではありません。アッシーくんはその女性のことが好きかもしれませんが、付き合っていないケースが多いし、お互いに好きになる可能性もほとんどない言えるでしょう。アッシーくんは、女性を喜ばせるため、いつでもどこにでも飛んでいくバブル時代の男性なんです。


★アッシーくん以外にも、女性のために何かをする男性を表すバブル用語があります。

◎メッシーくん:「飯」から来た単語です。女性にご飯を奢る男性を差します。アッシーくんと同様に時間とお金の余裕があり、知り合いの女性にご飯を奢ることだけで満足する人です。

ミツグくん:ブランド品や高級な物を女性のために買う人です。ミツグくんも恋愛関係ではないことが多いです。

キープくん:女性が本命男性との恋愛がうまく行かないとき、予備の彼氏としてキープされている男性のこと。女性にキープくんへの恋愛感情は恐らくないし、結婚するつもりもないけれど、次の人が現れるまで彼氏としての場所を「キープする」役割です。居酒屋やスナックでお酒を「ボトルキープする」から生まれたそうです。

アッシーくんやメッシーくんなどは基本的に、都合よくもてあそばれています。相手の女性には恋愛の感情はなく、ただ彼らの車やお金を使いたいだけなのです。


★「もてあそぶ」を英語で言うと?

では、この「もてあそぶ」、英語でなんて言えばいいでしょうか?
play with someone’s emotions(〔人〕の気持ちをもてあそぶ)
lead someone on(〔人〕に気を持たせる[妙な期待を抱かせる])

アッシーくんたちは、利用されていることももてあそばれていることも分かっているけれど、それでも女性と付き合いたいし、もしかしたら、女性の気持ちが変わるかもしれないと期待をしているのかもしれません。


★3兄弟を表すイマドキ若者言葉のsimp

アッシーくん・メッシーくん・ミツグくん兄弟を、英語でsimpと言ってもいいと思います。simpは若者言葉で、まさにアッシーくんたちを表しているんです。

Urban Dictionaryでの定義は次の通り。

Someone who does way too much for a person they like
好きな人のために、いろいろやりすぎる人

ほとんどの場合、男性を表す言葉です。好きな人を喜ばせるために物を買ったり、親切なことをしたりする人で、どうしても好きな人に注目されたいのです。インスタやTikTokでよく使われていて、侮辱の意味でも使われているし、冗談っぽく使われている時も多いです。

You are being such a simp!(名詞)やYou are so simping on her!(動詞)のように、simpは、主に周りから言われる言葉です。

似たような表現には、You are so whipped.があります。これは、片思いの相手や彼女、奥さんなどのことが好きすぎて、その人のために何でもするし、その女性からコントロールされても平気ということを表現しています。自分に自由がなくなる場合もありますが、その人のことについてしか考えられない状態です。日本語に「尻に敷かれる」という表現がありますが、それと同じような意味です。


★まとめ

日本のバブル時代に生まれた独特な表現は、なかなか英語に訳しにくいことに気付きました。ぴったり当てはまる英単語がないとき、今日みたいに説明したほうがずっと分かりやすいと思います。

お金の余裕が山ほどあったバブル時代に、アッシーくん・メッシーくん・ミツグくんの“3兄弟”は誕生しました。しかし、今の時代はその余裕がないので、当然消えてしまいました。

言葉が消えてしまう理由はたくさんあります。似たような単語が出てきたり、社会が変わって使う場面がなくなったりすることが多いでしょう。「○○くん兄弟」は社会の変化のせいで消えたと言ってもいいと思います。

“3兄弟”の再登場はなくてもよいけれど、バブル時代のように、経済的に豊かな国になってほしいなあ・・・。


アンちゃんことアン・クレシーニさんの連載「今よみがえる 死語の世界」第7回。今回は、バブル時代に生まれた「アッシーくん」を取り上げます。同時に生まれた「メッシーくん」「ミツグくん」も一緒に、英語ではなんと表現するのか見ていきましょう。

アン・クレシーニ
アメリカ生まれ。福岡県宗像市に住み、北九州市立大学で和製英語と外来語について研究している。著書に『アンちゃんの日本が好きすぎてたまらんバイ!』(合同会社リボンシップ)。自身で発見した日本の面白いことを、博多弁と英語でつづるブログ「アンちゃんから見るニッポン」が人気。Facebookページも更新中!

終わり

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